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ハリーポッターの衝撃、再び。【きさらぎ書店】

子供の頃、ハリーポッターシリーズやダレン・シャンシリーズを夢中になって読んだことはありますか?
物語に没頭し、気がつけばもう夕方、そんな思い出がある人に朗報です。

もう一度、あの感覚が味わえる本に出会いました。

大人になると「時間がない」「集中できない」「他にやりたいことがある」と、本に没頭する時間が減るか、またはなくなってしまいますよね。

何時間も本に向き合って、一冊の本を読み切る体力や熱量もすり減っている。気がつけば積読ばかり増えていって、ついスマホを見て余暇を過ごしてしまう。

私もまたそのうちの一人でした。
今日までは。

気がついたら4時間本を一度も手放さずに、読み切ってしまった。まるで子供のころ、ハリーポッターやダレン・シャンを夢中で読んでいた時みたいに。

今回紹介するのは「イクサガミ」シリーズ。
あなたもあの頃の読書への熱量を取り戻してみませんか?

明治11年。深夜の京都、天龍寺。

「武技ニ優レタル者」に「金十万円ヲ得ル機会」を与えるとの怪文書によって、腕に覚えがある292人が集められた。

告げられたのは、〈こどく〉という名の「遊び」の開始と、七つの奇妙な掟。点数を集めながら、東海道を辿って東京を目指せという。

各自に配られた木札は、1枚につき1点を意味する。点数を稼ぐ手段は、ただ一つ――。

「奪い合うのです! その手段は問いません!」

剣客・嵯峨愁二郎は、命懸けの戦いに巻き込まれた12歳の少女・双葉を守りながら道を進むも、強敵たちが立ちはだかる――。

今村翔吾「イクサガミ」特設サイト|講談社文庫

【読まない理由を述べよ】

Q・時代小説って、ほとんど読まないんだよね

A・読まないからこそ、読むべき!

昔、ハリーポッターやダレン・シャンに夢中になったのは「知らない」からこそだと思うのです。今では「魔法の世界」も「吸血鬼のダークファンタジー」もありふれたものになっていますが、子供の頃は初めて出会う世界で、全てが新鮮な経験だったはず。

私もこれまで時代小説は、夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズくらいしか読んだことがない(それを時代小説として認識しているレベル)のですが、だからこそ時代小説に対する抗体がなく、強い熱におかされているのだと思います。

知らないからこそ「ああ、そういうパターンね」がないので、読んだことがない人ほど読むべき。絶対楽しいです。

Q・シリーズ3作もあるんでしょ?そんなに時間取れないし……

スマホを捨てなさい。
いや、捨てなくていいけど別の部屋に置きましょう。

先日iPhoneを水没させて、結局無事ではあったのですが半日スマホから離れた生活を送りました。結果、意味がわからないほど余暇時間が増えました。

私たちはスマホに時間を奪われすぎています。
さぁ、この記事を読むのをやめて書店へ走ろうじゃないか。

おおっと、そういえばここも書店だった。ならば下記リンクから購入ページへ飛ぶといいよ。電子書籍ならすぐ読めるからね。

Q・本は肌に合う合わないがあるから、手に取って試し読みしてから決めたいんだよね

このリンクから読めるから読むといいよ。

Q・でもさ――

A・もうええでしょう


【購入はこちらから】

【それでも時間がないというのであれば】

耳で聴く読書をオススメします。
私も使っていましたが、本は活字派なので合わなかったです。

無料体験として1ヶ月使えるので、視覚より聴覚優位だよ、という人は体験してみてもいいかも。

ただし無料体験は自動更新なので、使わないのであれば期日までに退会するのを忘れないようにね!

ちなみにイクサガミ1,2巻はオーディブル登録で無料だそうなので、まあ騙されたと思って通勤の合間や料理しながら聴いてみて。
面白さは保証します。

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如月伊澄
少しだけでもあなたの時間を楽しいものにできたのであれば、幸いです。 ぜひ、応援お願いいたします。