子供の将来の年収は食生活で決まる。でも逆転する方法もある
こんにちは、ジュリアンです!
学校、部活、塾など毎日やることが多すぎて忙しい子供たちの顔は
どんな表情をしていますか?
そしてどんな気持ちか考えたことはありますか?
私からすると子供たちの表情は死んでいるようにしか見えないんですよね。
それが今は中高生だけではなく、小学生もそんな表情をしているなと感じることがあります。
それは東京に住んでいるから余計に感じるんですかね。
お母さん・お父さんとしても、子供が将来自立して働けるようにと思って塾に行かせたり教育に投資する気持ちはよくよく分かります。
私の子供は今年4歳と6歳になりますが、長男が生まれて2歳になるくらいまでは幼児教育本を何冊も買って読み漁り実践していましたし、子供の能力アップの講座をしたこともあります。
そしてあの時の自分のまま、わが子が成長していたら間違いなく塾に入れていたと思います。
でも栄養の勉強をしていく中で、この言葉に出会って考え方が変わりました。
「頭の良い子になってほしいなら、塾よりもまず食に投資しろ」
普通なら頭を良くしようと思ったら、塾に入れたり家庭教師にお願いする方もいると思います。
その結果、頭の良い学校に進学できて、年収の高い会社に入れる可能性があると考えたらその作戦は何も間違っていないと思います。
親としては、
「子供に辛い思いをしてほしくない」
その一心で教育に投資するんですよね。
でも現代の子供たちにその作戦をやろうとすると、結果的にわが子が幸せになれないケースがとても増えています。
私の2年間の転職活動の体験と交えて、仕事と食・栄養がどう関係しているのか。
そしてどんな食生活をしたらいいのかお話させていただきます。
★自己紹介★
食生活が悪い子は仕事でどんな苦労をするのか
食生活が悪いことで仕事にどんな影響が出るのかを考える時のポイントは、
①体力、集中力の低下
②コミュニケーション能力の低下
この二つがあります。
①体力、集中力の低下
まず集中力、体力の低下は学力に一番影響します。
図の赤い線のように食事内容が良くないと低血糖という状態になり、集中力も減るし、疲れやすいし、やる気なくすし、全く良いことありません。
お昼ご飯を食べるとその後眠くなって仕事がはかどらないのはこれが原因なんですよね。
私はご飯食べた後はしょっちゅう眠くなるし、仕事の効率もめちゃくちゃ悪いです。
学力=体力と集中力と言っても過言じゃなありません。
勉強しなくても点数を取れる生まれつきの天才を除いて、
ほとんどの子は勉強→テスト→評価という流れなので、
勉強をしないと成長はできません。
でも勉強するときに、スマホをいじってしまったり、眠くなったり、他のことを考えている、サクサク問題を解けるようじゃないと頭には何も蓄積されないのでテストの点数が上がることはありません。
そして体力がないと長時間椅子に良い姿勢で座ることもできないし、勉強に耐えられないですからね。
仕事も長時間労働やハードワーク耐える事ももちろん難しくなります。
だから体力・集中力は学力に直結して、どんな学校に進学できるかの可能性も変わってきます。
②コミュニケーション能力の低下
食生活が良くないとコミュニケーション能力が低下しやすくなります。
図のように食生活が良くないとか糖質過多や甘いものをよく食べるなどがあると、ネガティブ思考になってしまい人とコミュニケーションを取ることを避けるようになります。
例えば、
「○○さんにこの話したら嫌われてしまうかな?」
とか過度な不安を自分で作り出してしまって、人と話すことを避けようとしてしまうし、
ひどい子になると人と目を合わせて話せないような子もいます。
そうすると学校でも会社でいろんな人とコミュニケーションを取らないといけない場面でうまくいかず、それがストレスになることでまたそれを食で発散しようとしてしまうんですよね。
私もコミュ力は低い方ですが、ホントこれは仕事をしていく上で生きづらくなる一番の原因になります。
栄養不足の子は社会人になってどんな人生を歩むのか
自己紹介の記事にも書かせていただきましたが、
私は小さい頃から甘いものが好きで、お菓子ばかり食べる生活をしていた結果どうなったかというと、
・とにかく体力がない
・メンタルめちゃくちゃ弱くなる
・人とコミュニケーション取るのが苦手
・集中力なさすぎて、勉強も長時間できない
・すぐ体調を悪くする
その結果大人になってからは、
・仕事でも人と関わるのが苦手
・上司に報告しないといけないこともすぐに連絡できず溜め込んで怒られる
・仕事の勉強しようと思っても集中力も体力もないから人の何倍も覚えるまでに時間がかかる
・人間関係の悪さから退職し転職するときも、そのトラウマが大きすぎて仕事探しに時間がかかる
・メンタルも体も弱い自分が選べる仕事は、安い給料の仕事しかない。
そんな心にダメージを負うしかなかった人生です。
これを見て分かる人には共感してもらえるけど、分からない人は1ミリも分からないと思います。
でも今の子供たちだけじゃなくて大人も、
自分と同じようなループに入っている人が多いと感じます。
ただ食生活が悪いからと言ってみんな同じような道をたどるわけではありません。
私が接骨院の頃にみていた社会人の方たちも踏まえて、栄養状態と仕事がどう関係するのかは3パターンに分かれると思います。
①頭が良くて優秀だけど、就職してから挫折するパターン
このタイプは私がサポートしている子もいるのですが、勉強だけできるとか異常に頭の良い子に特に多いパターンです。
こだわりが強かったり、一つのもの極めるのは得意なので、勉強という決まったルールの中で勝負をするとめちゃくちゃ強いです。
でもコミュニケーション能力が低く人も多く、
組織の中では自分の能力を発揮できなかったり、仕事を同時進行できないことで苦労しやすいです。
コミュニケーションがうまく取れないことで、チームでやる作業も報連相が苦手だったり(私めちゃくちゃ苦手でした!)
いろんな仕事を同時にしようとすると、絶対に粗がでてミスを犯してしまう(これも何度もやりました!)
そんな人が職場の人間関係でネガティブな思いをすると、転職の時にそれを避けようとして比較的楽というかストレスの少ない仕事選ぶことになります。
そりゃガッツのある人は、また転職してチャレンジしてみようって思うんですが、
栄養も足りないしメンタルも弱い人は次の職場で求めるのは「チャレンジ」よりも「安心」なんです。
ただその基準で仕事を選ぶと年収は下がりやすくなることも多いと思います。
私も人間関係で嫌な思いをしたので転職活動の時は「絶対に人間関係が良い職場を選ぼう」って考えると、
給料の高いハードワークの会社は避けがちになるんですよね。
そんな人が幸せになるためには、クリエイターとかプログラマーなどの専門職、業務委託、個人事業主という人間関係を選べる選択肢があるなら良いかもしれないけど、結局人との付き合いからは逃れられないから、いろいろと大変な思いはするかなと思います。
社会って一部の人を除いて、結局コミュ力が高い人が収入も上がりやすいんですよね。
これは学校で働く友達が言っていましたが、
「今の子たちは疲れない楽な部活を選ぶ子が増えている」
学校ですらこの状況だから、社会人になってからキツイ仕事は選ぶ可能性は低いでしょうね。
②学力が上がらず、レベルの高い学校や会社に入りにくくなる
なんだかんだ時代が変わっても、会社が人を判断するのは学力が見える出身大学で選ばれやすいし、大学卒じゃないと出来ない仕事もまだまだたくさんあります。
私も採用をしていたので、学力で判断したい気持ちは分かります。
やっぱり人間外れを引きたくんですもん。
私も転職活動時にこんな仕事やってみたいって思ったけど、
資格がない、大学卒業してないことで諦めた仕事はたくさんあります。
大手の不動産や建設業界にいた方の話を聞いても、出身大学で扱いが変わったり出世できるかどうか決まったりするという風習が今でも残っているようです。
だから食生活と学力、年収は強く結びついてしまうんですよね。
③何事もネガティブで就職できず、アルバイト生活から抜け出せない
これ今の若者にめちゃくちゃ増えています。
今は普通の家庭で育っても、小さい頃から何不自由ない生活をしているから、そもそも頑張って働く意味が分からないんです。
そして人に怒られるのが嫌、自分の時間を大事にしたいから残業するとか理解できないし「頑張ってもそんな給料上がらないじゃん!」って思ってしまう。
だから残業が当たり前にあったり休みが少ない正社員という道は、心も体も体力がない子にとっては過酷なので、正社員などにならず年収が上がりにくい。
これは私も凄く共感できる部分が多くて、正社員って給料のわりにめちゃくちゃ働かされるんですよね。
ひとつ仕事を終わっても次々と仕事が舞い込んでくるし、
「これ私の仕事だっけ?」って仕事も気づいたらやらされている。
だったらそんな頑張らなくても、自分が楽しく生きていけるだけのお金を稼げればいいやってなるんですよね。
でもそれが幸せなら私はそれで全然いいとも考えていますが、
それで実家から出られないってなるとそうなってほしくないと思うお母さんお父さんも多いと思います。
塾よりもまず食に投資する
じゃあ塾にお金を払わないでどうするのよってなるんですが、それが食に投資をすることになります。
人生というか「働く」上でまず体が資本です。
それは先ほどの体力面と同じですね。
そもそも学力とかコミュニケーション能力があるかの前に、病気をしてしまっては元も子もないです。
でも今は成人病が生活習慣病と名前が変わるくらい子供も大人と同じような病気になる。
子供の病気と言ってもすぐに生活に支障をきたすことはない頭痛や肩こり腰痛、生理痛、下痢や便秘など軽いものもそれに含まれます。
そんな軽いと思いがちな不調も、5年も10年も放っておけば病気になる確率はめちゃくちゃ上がりますから。
そして脳のパフォーマンスを最大限引き出すには、栄養状態が良くないといけません。
栄養状態の良い子は1時間勉強すればできることを、栄養状態が悪い子は同じことをしても2時間も3時もかかってしまいます。
これは頭が良いとか悪いとかの話ではなく、同じ学力でも集中力があるかないかの差なんですね。
私もご飯を食べた後や特に糖質の多いものを食べた後は全く集中力が上がらないし、スマホをいじってしまい何も前に進まない。
ただ、食に投資すると言って何でもかんでもお金をかければいいという話ではなく、お金を投資する方法と時間を投資する方法があります。
①お金を投資する方法とは
食べる物の質を良くする
②時間を投資する方法とは
冷凍、インスタントを控えて、ズボラ飯にする
①食べる物の質を良くする
これは分かりやすくお金をかける方法で、
・スーパーで買っている野菜を有機野菜にしたり、生協の宅配サービスを利用する
・食材や調味料や加工食品を無添加やオーガニックのものにする
文字だけ見ると、お金もかかるしハードルが高そうに見えますが私は全部にお金をかける必要はないと思っています。
優先順位は使用頻度が多いけど、購入頻度が少ないものから質を上げるのが良いと思います。
その代表が調味料ですね。
調味料は毎日使っても、購入するのは1カ月に1回くらいだと思います。
ただ毎日使うものだから、体に与える影響も大きいです。
だったらそこは質の良いものを買っても家計のダメージは少ないです。
私も毎月家計簿をつけているので、お金に関してはうるさいんですよ。
なので、購入頻度も使用頻度も多い野菜を高いものを買おうと思うとなかなか続けるのが難しいと思います。
逆に、例えばベーキングパウダーとかレモン汁とかにお金をかけてもそんなに使う頻度はないから、そこにお金をかけるなら他のことに使ったほうがいいんじゃないかと考えてます。
なのでまずは調味料から始めるのがおすすめですね。
②冷凍、インスタント食品を控えて、ズボラ飯を作る
お金をかけるのが難しいという方は、少し手間はかかってしまいますが子供の調子も良くなって効果の高いこちらの方法がおすすめです。
市販の冷凍食品やお惣菜系、どのスーパーでも買えるような食品は基本的に食品添加物や人工甘味料が多く入っています。
そんな食品には製造の段階で食材の栄養素は抜けているため、食べてもほとんど意味がないしむしろ体に悪いです。
だったら野菜も質の良いものじゃないかもしれないけど、
ざっくり切ってレンジでチンしてドレッシングをかけるだけとか、
炒めて醤油などで味付けするだけなど、
入っている野菜の種類は少なくても適当に作ったズボラ飯の方が、余計な添加物も入らないし100倍健康的です。
もうねぇ料理本に載っていたり、インスタ映えするような料理なんて作らなくていいんです。
余裕があるならそれでもいいんですから、今のお母さんお父さんはそんな余裕のない方が多いですから。
そんな小さな事かもしれないですけど、これだけで子供の集中力や体力・学力も上がるし、人間関係で余計な苦しみ味わう確率がかなり減らせます。
ちなみに私の長男は基本納豆ごはんしか食べてませんが、頭も良く体力もあるので何を摂るかよりも何を摂らないかの方が大事かなと実感しています
↓
食に投資するのと同じくらい大事なこと
ここまで話を聞くと、じゃあ子供にやってみようって考えますが、
子供にどうなってほしいと考える前に、まずはお母さん・お父さん自身が実践することの方が大事です。
こんな話をすると子供にはちゃんとご飯を作っても、自分のことは後回しにしてコンビニ弁当やチェーン店での外食でご飯を済ませてしまうお母さん・お父さんも多いです。
そうすると、お母さんお父さんが心身ともに元気になれず子供とも良い関係を作れないことで、子供の成長を妨げてしまうことがあります。
それに、栄養に気をつけなさいって言ってる親が栄養に気を付けてなかったら子供は不信感を持ってしまいますからね。
だからまずは親が実践することが大事なんです。
そしてこれが出来れば、
塾や予備校に余計なお金をかけなくていいし
子供も塾に行かない分の余裕ができた時間でゆっくり過ごせるし
家族と過ごせる時間も増える
これだけエコでメリットしかないことはないですよ!
もし子供の将来が心配な方は、小さなことでも大丈夫ですので
お気軽にご相談ください。
それでは。
保護者、教育関係者向けに優しい言葉だけで講義をしています↓
また、子供やお母さん・お父さんの心・体の不調など気になることがありましたら、公式LINEよりお気軽にご質問ください。
これまでの人生でたくさんの人の心に触れてきました。 まだまだ経験不足な所はありますが、noteを通してこれからもっとたくさんの人の心に触れ、そのパワーで1人でも多くの人を幸せになってもらえればと思います。