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私の好きな呼吸法/ナーディーショーダナについて

呼吸法。ヨガをやる際に重要視されていますね。
ヨガでいう呼吸法は単に効果的に酸素を取り入れたり、健康や美容の為にあるわけではありません。

呼吸は心(情緒)と密接な関係にあります。
そんな中でも、私が好きな呼吸法の1つ、ナディーショーダナについて(^^)「片鼻呼吸」とも言われています。


ナーディーショーダナの言葉の意味

"ナーディー"とは?

ナーディーとはプラーナ(生命エネルギー:空間(宇宙)に溢れているエネルギー。古代インド人は私たちが生きていられるのは、食べ物や空気だけでなく、そこには何か神秘的な力が働いているからだと悟っていたそうです。)
の通る「道・管・脈管」のこと。
簡単にいうと「気道」のことです。

呼吸を通して取り入れられたプラーナはナーディーと呼ばれる細いパイプを通って身体中に流れていきます。
(その数は35,000〜72,000本とも)

このナーディーに自由にプラーナを流すことが、ヨガのポーズをとることにあるのですが、このナーディーはとても繊細で詰まりやすいそうです。

この詰まってしまった体の箇所に様々な弊害が生じるとも言われています。

その為、ナーディーはいつも綺麗にしてプラーナを流しやくしてあげることが大切なのです(^^)

"ショーダナ"とは?

そして、ショーダナは「清潔に浄化する」という意味です。
なので「ナーディーショーダナ」とは「プラーナの通り道を清潔に浄化する」という意味ですね♪

ナーディーを詰まらせてしまう原因としては、

・妬みや怒り、欲望など
・ネガティブな気持ち
・不健康な生活
など

と言われています。
こういった気持ちを持ち続けると、身体の中のナーディーが汚れてしまった物でいっぱいになって、エネルギーが流れなくなってしまう、というわけです。

主要なナーディー3つを知る

1.イダ(ida)ナーディー

:左の鼻腔から流れているナーディー
細かくいうと左の鼻からスシュムナー(背骨に沿って流れているナーディー。3にて説明)を交差するようにしながら会陰に通っている。

《イダーの流れが優勢なとき》
右脳の働きが活発。静かな作業に向いているとき。

《シンボル》
陰・月・静・女性・冷たい性質・月の気道

2.ピンガラ(pingala)ナーディー

:右の鼻腔から流れているナーディー
細かくいうと右の鼻からスシュムナーを交差するようにしながら会陰に通っている。

《ピンガラの流れが優勢なとき》
左脳の働きが活発。活動的な作業に向いているとき。

《シンボル》
陽・太陽・動・男性・温かい性質・太陽の気道

3.スシュムナー(susumna)

:脊椎のように身体の中央を通っているナーディー。

上記イダーやピンガラの優劣に偏りがなく、バランスよく呼吸が流れている時は、このスシュムナーが活発になっていて集中力とリラックスのバランスが取れ、瞑想などを効果的に行えます。

ナーディーショーダナの効果

・頭がスッキリする
・眠気が覚める
・やる気/集中力UP
・ストレス緩和
・リラックス効果
・不眠解消
・イライラの鎮静
etc

体と心の陰と陽のバランスを整えることで、自律神経のバランスを整えることにつながっています。
私は即効性を感じやすいです(^^)

片鼻呼吸を実践してみる

片鼻ずつの呼吸をしてみると、イダーかピンガラかどちらが優勢であったり、どちらかが詰まりやすくなっていることに気づくこともあります。
また、この呼吸法は60-90分おきに変化するとも言われています。
では次に実践する時にやりやすいと思う方法をシェアします(^^)

呼吸をするときのポイント

・座りやすい坐法を見つける
・ゆっくりと入る息を鼻腔で感じてみる
・吸い終わり/吐き終わりまで丁寧に見届ける
・眉間に向かって息を吸うイメージ
・リラックスできる風景などを思い浮かべるのも◎
・疲れたり、頭に色々なことが浮かんでしまったら一度両鼻の呼吸に戻したりシャバーサナをとる
etc

いかがでしょうか?
色々と聞き慣れない言葉も出てきますが、ちょっと疲れているなぁ。とかストレスを感じた時などに是非実践をしてみてください(^^)♪

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