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裃姿の男の子たちが行く古式ゆかしい秋祭り〜古町のまつり2019②(福島県南会津町)

南会津町古町で毎年9月第2土曜日におこなわれる廣瀬神社の祭礼「古町のまつり」②です。今年は9月9日(土)に神事のみとりおこなわれました。

御神輿渡御祭について記した①はコチラをどうぞ↓

廣瀬神社を出発し、金色の稲穂が実る畦道を渡御した御神輿は、通行止めとなった国道401号へ。街中に設置された「御旅所」を目指します。

この祭りの見どころの一つは、鮮やかな短冊が鈴なりになった「立花」や神様に捧げる「榊」、祭りを知らせる「御幡」などの役割に、裃姿の男の子たちがおおぜい参加していること。パンフによると、伝統文化を継承するため、地域の小中学生行列参加サポートをおこなっているようです。

大人と同じ裃姿の男の子たち、かわいらしいです。この子たちが将来祭りの担い手になっていくのでしょうか。

「六尺棒持ち」と太鼓の皆さん、かな?

御神輿を担ぐ人びと。パンフによると「駕與丁(かよてい=神人役者)」と呼ぶそうです。

街中を練り歩く御神輿行列。やっぱり七夕飾りのような立花に注目してしまう。

逆光になってしまいました

またしても少年少女を狙ってしまう。2019年から4年。この子たちも大きくなっただろうなあ。

「御幡」の男の子たち。

深い緑色に立花が鮮やか。

「御幡」と「榊」が続きます。

御神輿が「御旅所」に到着。みんなで力を合わせて…

御旅所の中へ。

しばしの休息。短冊が鈴なりの立花。

おうちへ帰っていくのかな? 裃姿の男の子たち。

行列が進む通路に盛られた浄め砂。午前5時、地域住民の手で盛られます。これを踏んではいけません。実はふみそうになり、怒られました。気をつけないと!

一気に静かになった街中。

残暑厳しい9月。お地蔵様も暑そうです。

廣瀬神社の神域には、こんな立札が…。神事も撮影したい(見たい!)けど、やっぱり神事だし。神事は神秘的なほうが惹かれます(;^_^

街中同様、神輿行列が進んでいった畦道も静かに。

南会津らしい風景。

再び街中へ戻ると、こんな風景が…! 子どもたちが脱ぎ捨てたのかな? 履き慣れないわらじでお疲れさまです。

休憩中のひとコマ。

休憩中のひとコマ。太鼓が気になる男の子。

休憩中の一コマ。通行止めになった道路を駆ける女の子たち。

午前11時30分。そろそろ神輿の御中廻りがはじまる時刻。法螺貝が街中に響き渡るころ…。

「古町のまつり③」に続きます。


わたしが取材したお祭りの記事を集めたマガジンです↓


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