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人形作りをなりわいにできるか…?

考えた仕事の案があって、冗談ながらにも考えている。
非常識な事もあるかもしれないが、突飛な考えも現実的に考えてみるとおもしろくて、発想がずっと大きくなるのだ。
ちなみにそれでお金をもらえるかどうか、稼ぐことができるかどうかはとりあえず考えないので具体的な収入のことは考えないことにしよう。


発想は冗談だろ、と言われるかもしれない。しかしそれを実行して「本当のこと」とする作戦を本気で考えるのも、なかなかにおもしろい。
こどもの頃になりたかったような仕事だったり、こんな仕事があったらいいななんて、こどもみたいに考えてみて、それをオトナである自分が現実的に考えて本当のことにしてゆく。
僕達は作られた仕事をこなすだけの生き物ではない。自分で作り出して、自分の都合の良い仕方で働いたって何も悪いことなんかないのだ。


いくつか考えた仕事の案をここに残しておこう。



前回は「高級烏龍茶専門店」について考えていた。高級な茶葉をギャンブル感覚で大量に買うことなどできない。ちょっとでも安価に買いたいし、試飲的な意味でも“お試しで飲んでみたい”と思うのがその心である。実はこれを考えた次の日にお茶屋さんへ行ったのだが、台湾製の高級茶葉が小分けにして売っていた。20gでやはり3000円くらいだった。
中国茶の茶葉はお湯でふやけて茶葉がブワッと開ききるまでしっかりとお茶が出るので何度も何度も飲めるのだが、しかし20gで3000円は日本茶と比べると相当に高いものだ。

そこのお店では、全く僕が考えたのと同じように、その場で飲めたり持ち帰りで飲めたりするお店だった。今はコロナの影響で店内で飲むことはできないそうだ。お持ち帰り用にして台湾烏龍茶を一杯買ってみるとすごく美味しかった。ただ、やはり値段はその辺の喫茶店のコーヒーとなんら変わりはない。

高級な烏龍茶の方が糖質も控えめだし(というかゼロだ)、香りも豊かでカフェインだって少ないだろう(調べてないけど)。健康志向で飲み物を選んだりする必要もないとは思うが、ある意味で喫茶店が多すぎると感じる。

もしかすると、僕達はちょっと休憩するためにどこかで休むために、惰性でコーヒーを飲むようになっていると思うのだ。
コロナが流行りだして、何でもいいからお店で長居できるところを探したり、飲み物が目的でなくて単におしゃべりしたいからとか、座ってパソコン作業がしたいから、待ち合わせまでに座っていられる場所がないからと言って利用する、そんな理由付けでの喫茶店利用ができなくなってきた。

そういう使い方ではなくて、ちゃんと目的に沿ったものや、自分の欲しているのも楽しみたいものをはっきりとチョイスしなくてはいけない時代になってきたのだろう。今までの僕らは、コーヒーを飲むのか紅茶、緑茶、そして中国茶など、いろんなお茶や飲み物に着目して「チョイスできるチャンス」を見逃していたのかもしれない。

皆が多く利用しているのが正義だとか人気店だとか、そんな理由で利用すると、それこそ非常識というか密集するのがタブーとなると、目的のお店に散り散りになっていくようになって、ちゃんと味わいたいものを味わえるようになってきたのだと思うのだ。高いとか安いという話でもなくなってくるのではないかと感じた。



ちょっと前回までの話が長くなったな。


今回はふと家の中にあるものをじっと見て、「これって…家の中にあるってことは、需要がある(欲しい人がいる)ってことだよな…」と思って考えた。


「ぬいぐるみ(人形)」って仕事になるのか?と考えてみた。

僕は人形とかぬいぐるみの世界についてはよく知らないのだが、友人に聞くと、とんでもなく高い人形がこの世の中には出回っていて、趣味の世界が広がっているのだと聞いた。

着せ替え人形だったり、独自の個性的なぬいぐるみだったりと様々だ。



着せ替え人形というと何を思い浮かべるだろうか?

僕は「バービーちゃん」かな。バービーちゃんと言うと着せ替え人形、着せ替え人形と言うとバービー。

だが、ちょっと、待て。着せ替え人形は他にもあるはずだぞ。しかし、何の固定観念でか、世間一般では着せ替え人形をバービーだと言う。


バービーと言うと、おそらく今から50年ほど前に流行ったものだ。僕の母親は偽物のバービーちゃんを買ってもらったんだと、思い出話をしてくれた。名前は「タミーちゃん」だったと言う。偽物をプレゼントされて恥ずかしくてみんなの前で披露することはなかったんだと言っていた。

偽物のバービーちゃんなんてウケるなーと言ってケタケタ笑っていた。僕らは「タミーちゃんってどんなのだったの?」と聞きながらネットで探してみた。
すると、意外にも、タミーちゃんは美人で可愛かったのだ!
そしてプレミアか何かが付いていてとんでもない値段に跳ね上がっていたのだった。……恐るべしタミーちゃん。


それを思い出して思ったのが、たとえパクリだとかB級だとか、ローカル、マイナーなどと言われたとしても、自分がかわいいと思って作り続けてさえいればファンは付くし、自分の作ったものがかわいいと言ってくれる人も絶対に現れるのだろうと感じた。

たとえば僕も靴磨きをしていたりするし、もしかしたら誰かはマッサージとか整体などしているかもしれない。ケーキなどのお菓子を作ったりするかもしれない。
僕の友人はもちろん僕に靴磨きの依頼をしてくれる。僕以外に腕の良い靴磨き職人がいたとしても僕に頼んでくれるだろう。マッサージや整体だって同じだ。友達というのはありがたいもので、いつまで経っても自分のファンでいてくれる。その友達は自分の友達を連れてきてくれたりして、もし自分のファンになったとしたら、継続して自分のところに来てくれるだろう。(たぶん…)



この「ファン」というものは実におもしろいシステムだ。
たとえばその辺によく知らないコーヒー屋さんがあるとしよう。自分の友人がそこのコーヒーよりもちょっと高めの値段で出していたとしても友人の方にコーヒーを飲みに行くだろう。そうなると紛れもなく友人のコーヒーのファンなのである。それに友人のファンでもあるのだ。


それと同じように。
もしもローカルでマイナーな着せ替え人形があったとしても、バービーちゃんよりも手軽で可愛くて、売ってる服も多くて自分でも服をアレンジできたりするなら子どもが遊んでくれる可能性は高いし、それでオシャレを楽しんでくれるならおもしろいだろう。

女の子というのはおもしろいもので、僕の知り合いのお姉さんが遠方から来た友人の女の子に、厚紙で作った着せ替え人形(女の子がよく読んでいる雑誌の付録みたいなものだ)を”自作して”プレゼントしていた。
男の僕からすると、それって嬉しいのか?と謎だったのだが、それを強烈に喜んでいたのにびっくりしたことがある。女の子は小学校低学年くらいだったかな。


具体的な人形の案は出てこないが、簡単でもいいだろう。小さな人形で簡単に服を作って着せかえられるなら、それをおもしろいと思ってくれる人はいくらかいるんじゃないかと考えたのだった。



と、ちょっと考えて…


具体的な人形を考えたところ…ゲームの「どうぶつの森」ってあるじゃない。
あんな感じで動物さんの着せかえを楽しめるのは手軽でかわいいかなと思った。どうだろうかね。着せかえ人形を売るという仕事。


記事を作ってハッとしたが、バービーちゃんよりもリカちゃん人形の方が着せ替え要素は高いのか?なんて思った。いや、ぜんぜんわからん。

気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。