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元気の注入方法

日に日に体力がなくなっていくような気がするこの頃です。

不健康ですと声に出していうほどでもありませんが、確実にストレスが溜まっているのと、仕事の疲れが落ちていないのがなんとなくわかりますね。
その原因は何なのかって考えると、「仕事」が第一に出てくるかと思いきや、実は「食べ物」「酒」なんじゃないかと思います。自分が食べているものや呑んでいるものに疲れていることがあるんじゃないかと思いました。


仕事が終わるとお腹が空いていますし、なんとなくスッキリしたいなぁと思ってお酒が呑みたくなります。
仕事からの帰り道のサラリーマンが電車の中で我慢しきれずチューハイを袋に包みながら呑んでいますよね。

何であんなことするんだろうかと思って過ごしていましたが、あれをしたい気持ちがだんだんわかってきました。
ちょっと前までは、そんなの我慢して家に帰ってから「今日もお疲れ様」と自分に言いながらコップに注いで飲めばいいじゃないかと思っていたんですよね。
だけど、クサクサと帰り道に考えてしまう自分がいるのと、疲れてしまっている体があるのと、水分的な何かを喉に流したい気持ちがあるのと、冷たくてシュワシュワしたもので清涼感を感じたいのと、それにお腹が空いていてちょっと何かをかじりたいのです。おまけにひとりきりだから何だってできるし許されるような気がします。

帰り道くらい“いい気分で帰りたい”のです。


そのまま疲れた気持ちで家に帰ったって、なんだかなぁという感じだし、楽しかったなぁまた行きたいなあ、お腹いっぱいで気持ちいいなあという、居酒屋の帰り道みたいな…あんな気持ちになることをなんとなく望んでいるに違いありません。

だから、100円ローソンとか24時間開いているスーパーとかの光に弱くて、ふらりふらりと寄りついては竹輪と発泡酒とか、メンチカツとレモンチューハイをチャリンと買って食べながら帰りたくなるんですよ。

やったところで「またこんなことのためにお金を使ってしまったなぁ…」と罪悪感に襲われるんですけど…
何もしないで暗い道をとぼとぼ歩いたり、遠くで電車の音を聞きながら住宅街を歩いたり、ちょっとだけ空いている電車内で30代そこそこのサラリーマンの3、4人の呑み帰りの会話を聞きながら溜まっているあんまり開きたくないグループメールを開いてみたり、特に好きでもない話の長い同僚と仕方なく会話しながら一緒に帰ってみたり、手を恋人つなぎしたまま一緒に寝てる若者を見ながらも「きったない靴履いてるなぁ」と思ってみたりして…


そんなそんな帰り道よりも、ひとりで缶チューハイ呑んでる方が幾分かましな気がするんですよね。


だから、気を紛らわすために呑みたくなるのです。

家に帰るともう眠くなってしまっていて、そのままお風呂に入ればいいものの、中途半端に呑んでまだ呑み足りないもんだから冷蔵庫の中身と相談して、湯豆腐なんか食べたりしてね。

そんなこんなしてお風呂に入り、寝る準備をして、またもう少しメールのチェックとか欲しいものをチェックしていたりすると、ほらもう深夜の2時とか3時ですよ。


睡眠で疲れが取れる時間って夜の10時から深夜2時の間だって言うじゃないですか。
「もう疲れ取れないよ」と思いつつも眠りにつくんですよねぇ。


それじゃあ、あんまりです。
そんなことじゃあいけないです。
それではとてもじゃありませんが、お世辞にもいい生活とは言えませんよね。

お酒をちょっとお休みしてみるとか、帰り道に友人とメールとか会話してみるだとか、本を読んでみるだとか、明日の朝に備えて12時には寝るって自分に言い聞かせてみるとか、炭酸水で気を紛らわせてみるだとか、そういうのが必要なんだと感じました。

今、なんとなく右半身が痛いんですよね。
肩こりとかなんとかで背中も痛いような気がしますし、いろんな体の故障が出てきています。


生活を良くしようとして、体が故障するほどに仕事していては本末転倒ですからね。


元気でいることが自分のためになるのです。
元気は消耗品なのです。
元気は溜め込むものなのです。
元気はいざという時のために温存しておくものです。
元気は若さではありません。
元気はおじさんにもあります。


質素な生活をして、週末なんかにちょっとお寿司を握ってもらうくらいがちょうどいいのかもしれませんね。それが元気を保つ秘訣っぽい気がします。今のところはね。



元気回復の研究に没頭だな、これからの僕は。

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二ノ宮金三郎
気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。