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メガネを通して見た世界

たまぁにメガネ屋さんの前に超音波でメガネをきれいにできるマシンが置いてありますよね。
僕は全く使ったことがないのですけど、すんごい汚れが落ちるそうじゃないですか!
(僕はごくごくたまぁに石鹸でメガネを洗っています)



普段使っているメガネはレンズの部分だけでも、自分で拭き拭きしなきゃいけません。
よく見るとホコリでいっぱいになっていますよね。

でも使えるっちゃ使えるんですよね。別にそこまで埃なんか見えないし、かけている時は気になりませんからね。

試しに、メガネをかけた状態でそのホコリを見てみようと思ってちょっと頑張ってみたのですが、全くピントは合いませんね。むしろちょっと寄り目気味になって気持ち悪くなってきました。おえ。



うーんなるほど…。

自分の周りでも、ごくごく小さなことを“問題視”しようとして躍起になって、まさに「気持ち悪くなって」いることってあるんじゃないかと思ったんですよね。


もちろんですが、そういう時って周りが全く見えていません。

しかし、メガネのホコリなんて、自分にしか見えていないことであって、著しく汚れていない限りはみんなには見えていないものです。


メガネが汚れているからって、モテないとか嫌われているとか、気まずい思いをするとかって、「ない」じゃないですか?そうなんですよ。友人のメガネが汚れているかなんて、自分らが気にするところではないのです。


どっちかって言うと、お好み焼きとかたこ焼きを一緒に食べて、青海苔が女の子の歯に付いていると気まずいとか、「言いにくいなぁ」ってなります。

いや、こんな時ははっきりと言った方がいいのですけどね。
こういう時「自分に変なところがあると、このひとははっきり言ってくれるんだ」と思わせる方が信頼されるんです。

デートが終わった頃に「実はお好み焼き屋さんに行った時からずっと付いていたんだよね笑」なんて言うのは良くありません。
「馬鹿にしてんのかコイツ」と思われるのがオチでしょうね。
自分がドキドキ言いにくいなぁと思っていて黙っているよりも、「みんなに見られて恥ずかしい思いをさせたくない」と守りたい思える方がいいのです。行動できるたくましさがモテるのです。……


いやいや、脱線してしまいました。そんなことはどうでもいいのです。
デートでの話は置いといて…。


まさにそんな時、

「今日会った時からずっとメガネ汚かったんだよね笑」
なんて言われるなんてことはないじゃないですか。



つまり、メガネの汚れなんて誰も“見ていない”んですよね。

物事の問題視している部分、自分が問題だと思っている部分なんて、みんなにとってはどーーーでもよかったりするんです。


いまふと思い出したんですが、これって「木を見て森を見ず」って言葉とほぼほぼ同じですね。汗汗

森の中の一本の木を集中してずっと見ていると森が見えなくなるのと同じように、あるものに一点集中していると物事の全体を見逃してしまいますよ。という言葉です。
もうちょっと一歩二歩下がって、全体を見ることに努めてみようと思います。



今の僕のメガネは尋常でなく汚れているので、そろそろ洗わなきゃ。

メガネばかり見てないで、メガネを通して大きく全体を見ようと思います。



大きく見て小さく考えよう、これからの僕は。

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