「離乳食がツライ…疲れた」とき、海外のやり方を知り、食卓に笑顔が戻った話
こんにちは^^
小林ふみこ(臨床心理士・マインドフルネス)です。
前回の記事にコメントをいただきました!
ありがとうございます。一方通行でない双方向のやりとり嬉しいです。ちなみに、前回の記事はこちら。
こちらのコメントを読んで、離乳食について思い出したんです。
今日の記事の目的:
離乳食が進まず、心も体もおつかれのママさんが
海外の離乳食について知り、日本の正解からちょっと離れて少しでも心が軽くなったらいいなと思って書いています。
(わたしは、海外に住んだ経験などなく英語も話せません)
これが絶対!とかでなく、海外などにも目を向けて視野を広げてみる。親子にちょうどいい選択ができることを願っています。
◉日本のTHE離乳食に疲れていた心理士
・お出汁。
・10倍がゆ。
・できるだけ薄味で。
・子どもの舌は小さい頃に作られる。
・ネットにある輝かしいキュートなレシピ。
がんばっても、あんまり食べない。
だけど、がんばらないのも罪悪感な日々でした。
◉鉄分って不足するんじゃないの??
私は心身のバランスを崩してから
ちょっとだけ分子栄養学を取り入れています。
「うつぬけご飯」などを参考に、ゆるくタンパク質や鉄をとるようにしています。
砂糖の量を減らして、おやつをプロテインバーにしたり、鉄サプリを飲んだりしたら、急に泣きたくなることがなくなったこともあり
「血糖値が乱高下したり、鉄欠乏だったりするとこころも安定しない」を体感しました。赤ちゃんも同様では??
10倍がゆ+野菜をちょびっと足していくごとにミルクを減らしたら…
赤ちゃんも鉄分やたんぱく質が足りなくなるんじゃないの?そんな疑問もあり、海外の離乳食を調べ始めました。
◉イギリスやカナダの離乳食
やっぱり!
鉄分補給が大事らしい。
初期から、ボーンスープ!?油とかたんぱく質とか、ありなんだ!!?ボーンスープだったら、大人のスープにもなるし一石二鳥じゃん!
こうして、私が必要と感じる栄養素と作りやすさからボーンスープが主となりました。これが私たち家族にはちょうどよかった。
◉BLWの離乳食
イギリスの離乳のすすめ方です。最初から固形物が登場なんて!画期的でした。詳しくはこちら。
赤ちゃんが主導で、食べたいもの、食べる量を選べる。ミルクの量も赤ちゃんが決める。
すすめ方は厳密じゃなくてもいいんだ。
肩の荷が下りました。
◉インドの離乳食
授乳中、ママ自身も辛い物とか食べない方がいい。そんな日本の記事もあるなか、
インドは8か月ごろからスパイスを与えていく。
ヤギ由来の油(ギー)入りのおかゆも。
それぞれの国によって食文化も違うから。これが絶対!なんてないんだなあ。世界の広さを感じました。
◉日本の離乳食のよさ
2024.3にプラムヴィレッジのダルマティーチャーのリトリート@東大に参加したとき、ひとりの僧侶がおっしゃっていました。
日本の食文化に思いをはせてみると、
じっくりとったお出汁を与えたり…
手間暇かけて離乳食を作り…
可愛らしく盛り付ける…
海外でも評価が高い日本食に行きつくのかもしれません。
しかし、
核家族化など大きな変動の中
生きる現代のママには厳しい。
どうか、
日本食の文化継承をママだけにもとめないで。
自治体のみなさん。
離乳食中の母子を招待して【五感でおいしい!日本食ランチ】とか地域の美味しいシェフのランチ、区民センター等でやってあげてください。
(おはし練習中のみんな!あつまれ!とか夏休み!小学生のみんなあつまれ!もいいよね)
◉まとめ
離乳食のすすめ方は、国によって違います。それぞれのやり方で成人していきます。
もし日本のすすめ方が、なんだかフィットしなくて疲れていたら、ぜひ海外のやり方も見てみてください。
あなたの家庭で、ちょうどよい方法を見つけられることを願っています。