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本当の悩みは考えても見つからない

お客様の悩みを深掘りしよう。
奥深くにある悩みを見つけよう。
なぜ?を数回やって深掘りしよう。

など、聞くことが多いと思います。

ビジネスをしていたらお客様の悩みを見つけ、それを解決することで喜ばれ、お金という対価を私達は頂いています。

でも、

お客様の悩みを深掘りして、見つけ出すのが苦手な人もいます。

それはなぜか?

僕なりの考えの答えを先に言うと…

お客様の悩みを深掘りする前に

"自分自身の深い悩みが言語化できていない"
ことが原因です。

自分自身に向き合い、悩みを深掘りすることができていないからお客様の悩みを深掘りするができていない。

まずは、頭の中のモヤモヤを言語化することが大事です。

それができるようになって、ようやくお客様の悩みの深掘りもできるようになります。

今回のテーマは【悩みの言語化】です。

うまく言葉にできない

うまく言葉にできないのは、頭の中のモヤモヤした部分を言語化できてないことが多いです。

モヤモヤしている部分とは?

それは、頭の中の「曖昧なイメージや感覚」です。

言いたいことはあるけど、うまく言語にできない。そんなもどかしさを感じている状況こそ、
言語化に苦しんでいるときです。

たとえば、
クルマの持つ魅力を1分で話してみて。と質問しれたら何個答えられますか?

・色が可愛い
・家族で乗れる
・デザインがいい
・荷物がたくさん積める
・世代によって変化している

など、クルマに対して、何となくぼんやりとしたイメージがあるけど、言葉にするのは難しいかったと感じませんか?

身の回りの生活をしていて、ほぼ毎日、クルマという乗り物を目にしているはずです。

道を歩けば車が見かけたりします。
テレビをつけたらクルマのCMもあります。
クルマに乗って通勤している人もいます。

なのにクルマの魅力を質問されたら、パッパッと答えられるのは、案外難しかったりします。

なぜ、答えられるのが難しいのか?

そこには理由があります。

私達が普段感じていることや思っていることが、頭の中でキチンと言語化されてないからです。

あなたの思いや意見が頭の中で「モヤモヤしている状態」のまま放置しているので、急な質問に対してとっさに言葉が出てこない。

それはつまり、「内容=何を言うか」が分からなくなっている状態にあるからです。

うまく言葉にできないのは、相手に伝える前準備としての「内容」がモヤモヤしていから言葉にできない。

簡単に言うと、言語化できてない状況です。

じぁ!どうしたら言語化ができるようになるのか?を解き明かしていきます。

無意識に感じている違和感

人は、なぜ言語化が苦手なのか?
その本質的な原因を探るために飲み会を例に考えてみます。

会社の飲み会のときに、
「〇〇さんは、最近ビールを飲むことありますか?」

すると周りにいる人達も話に参加します。

「僕はほぼ毎日、家で飲んでますよ。お風呂上がりに」
「私は家では、ビール飲まないかな。外では飲んだりします。」
「私の場合、ビール自体をあまり飲まないですね」

などなど、各自が自由にビール事情を話し始めます。

そこで急に会社の上司から、

「〇〇さんは、なんで最近の若い人たちはビールを飲まないと思う?」

と質問されたら、あなたならどう答えますか?

普段から言語化が自然とできているとパッと答えることができます。

逆に、

パッと答えが浮かび上がらなかったら、言語化力を伸ばすチャンスがあります!

ここで言いたいのは、ビールを飲むか飲まないかはあまり大事なことではありません。

ビールを飲む人の意見も、飲まない人の意見もどちらも大切な意見だからです。

ここで大事なポイントは、あなたがビールを飲む飲まないに関わらず、普段からビールに対して「必ず何かを感じているはずだ」ということです。

ビールが大好きなら、なぜビールを飲みたいと思っているのか?

・どんな瞬間にビールを思い出すのか?
・一口目に飲んだ瞬間に何を思うのか?
・仕事後に飲むビールの贅沢感とは?

他にも、ビールに関してたくさんの何かを感じているはずです。

逆に

あなたが普段からビールを飲まないとしたら。

・そもそも、なぜビールに惹かれないのか?
・どんなキッカケでビールを飲まなくなったのか?
・飲み会での周りがビールを飲んでいる姿を見てどう感じているのか?

などなど、ビールに対するさまざまな思いを抱えているはずです。

この例えは、ビールに限った話ではないです。
いろんな日常にある場面で必ず、あなたにとっての違和感がそこにあるはずです。

こういった日常の中でも、人は「何かを感じているのに、その解像度が低すぎて自分でも気づいていない」だけです。

日常の中で無意識の気づき、違和感、疑問をいちいち言語化しません。

それは、めんどくさいし、疲れるし、大変だからです。

でも、そこにある違和感に"気がつく"だけで言語化できるようになるかは50%は決まると言っても過言ではないです。

ガッツリと考えると疲れるので、軽めにやるとしたらビールを飲むお店で見かける人をみて、

・若者はビールよりも酎ハイが好きなんだな
・乾杯する行為は今でもやっているんだな
・会社では飲まないけど、友達の席では飲むんだな

と、こうやってひとつひとつを言語化してみると、自分が一瞬見かけるだけで、たくさんのことを感じていたことに気がつくはずです。

それを言語化することで、自分が感じていたことを理解できるようになります。

無意識を「意識下」にもってくるのには?

頭の中で感じていることを深掘りしていく方法だと人は75%も明日になったら忘れて無意識になってしまいます。

僕的に1番効果的な方法は、もしかしたら非効率だなと思われるかもしれません。

しかし、このやり方は2分で終わります。

それが「とりかえず1行書いてみる」という行為です。

その1行から、次の1行へ感じていることを書き出していく。

制限時間を作ることで、考えなくていい時間を作り本当にモヤモヤしている部分に着目できる。

というのも、私自身が体験し身をもって書く大切さを理解できたからです。

効率が求められている時代、一見無駄に思えるその時間の中にこそ、言語化が自然と磨かれていくヒントが隠されています。

最後まで読んでいただきありがとございます。
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