手帳の記録を読み返す~年単位の記録で新しい発見
パソコンやスマホを使うようになって、手帳でスケジュール管理をすることは減ってきました。その代わり、手帳に日々の記録を書くようになりました。
健康記録や食事内容、日々の出来事で印象に残った事、生活や仕事の改善につながることをメモするようになって10年ほどになります。
もちろん、初めから詳しく書いていたわけではありません。
●・×やキーワード的なものだけの簡単なものからのスタートでした。
それでも続けていくと、●・×が例えば、歩いた距離の数値になったり、キーワードが、
「ポテトサラダは、しっかりとじゃがいもの水分を飛ばしてから交ぜるとうまくいきたすい」
「鍋を焦がした場合は、重曹を入れて1日ほど放置してから洗うと焦げが落ちやすかった」
など、気付いたことを文章として残したりするようになりました。
1年、2年の記録だと、読み返してもそれほど発見はありませんでしたが、5年、10年となってくると、自分自身の健康や季節ごとの特徴、いい事、悪いことを含めて、毎年「同じこと」をしている事が見えてきました。
そこから、いろいろと仮説を考えることもできるようになりました。
例えば、2月。次のような記録がありました。
・トイレのドア付近で足の小指をぶつける。
・今日もタンスの角で足の小指をぶつける。
・お風呂で、体を洗っていたら、膝の周りにあざができていることに気づいた。でも、特に何でできたか思い当たることがない・・・
・外から帰って後、目がかゆくなる。
手にも花粉がついているようだ。手を洗わずに、目をこすったりすると、余計にかゆくなる。指先の花粉を洗い落とす必要がある。
・スライサーでキャベツを切る、右手中指の先も一緒に切ってしまう。大量出血!・・・。
・2月~4月は軟便になることが多い。
他の月に比べて、あきらかに怪我や体調不良にかかわる記録が多いことに気づきました。もちろん、他の月に全くないわけではありませんが、2月は突出して多いです。
それで、思い当たったのは「花粉症」です。
薬を飲むにしても、飲まないにしても、頭がぼーっとしやすいですし、花粉症のいろんな症状で、注意が散漫になります。
また、不快な症状に常にストレスも抱えて、目の前の事に集中できなかったりします。
結果、どこかで足をぶつけたり、スライサーで事故を起こしたり。
暴飲暴食になったり。
そういえば、2,3月は食事に関して、「おいしい!」と思う機会が減っていた気がします。
それは、やはり注意が散漫になって味わっていなかったり、鼻詰まりを起こして、味を感じにくくなったりが要因だと気づきました。
要因が分かれば、多少なりとも対策をとれます。
日々の花粉症対策もそうですし、いつも以上に味わう、やっていることに意識を向ける生活を心がけるのもあります。
手帳に記録する前は、そんなことにも気づきもしませんでしたので、分からないまま、体や心に負担をかけ続けていたんだなあと思います。
暑さ、寒さが体に与える影響もあります。
季節ごとに、自分の体や心を軽くする事、心地よい生活が続けられるよう、さらに見直していきたいと思います。
そんな中で、
「体の頃・心の声」を聴く練習になっているのかなあとも感じました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです