会わなくなって気付く、その人の存在の大きさ
ここ最近、風邪で体調を悪くしていました。
といっても、熱やのどの痛み、だるさなどもなく、ただ、咳と痰が止まらない状態が続きました。ようやく3週間ほど経過した今、収まってきました。
咳以外は、何ともなかったので、仕事も家でも感染対策をしつつも、普通に生活できていました。よって、何か不自由な生活をしていたわけでもありません。
ただ、仕事帰りのオアシスとなっていた「ヘルストロン」通いを控えたことが、私にとっては、大きな痛手でした。
読んでいる人の中には、「ヘルストロン」をはじめてきくかたもいるとおもいますので、ちょっと、ご紹介。
ヘルストロンとは・・・
白寿生命科学研究所で作られた椅子です。
「家庭用電位治療器」という正式名称。
日本で初めて、厚生労働省に認可された電位治療器。
直接体に電気を流すのではなく、人工的につくり出した高圧電界が体を優しく包み、簡単にいうと「血流をよくする」ことで、体のさまざまな不調を改善する治療器です。
何か不調があると薬を飲んだり、手術をしたりしますが、副作用も懸念されます。
しかし、ヘルストロンは、「血流をよくする」ことで、新陳代謝をよくしたり、自己治癒力を高めたりする手助けをするものなので、基本的に副作用がありません。
店長さんが紹介していた事例では、時に「真っ黒い便が出た!」「おしっこの色が濃くなった」と言う人もいるそうですが、それは副作用ではなく、これまで便秘でおなかにたまっていた便が腸の働きがよくなって外に出たから。また、新陳代謝の改善で体の老廃物がおしっこに混ざったからだそうです。
手足の冷えや痛みがやわらぐのも、体の隅々まで血液が流れることで、新陳代謝が良くなり、老廃物を運んでくれるから。
長期的にヘルストロンを活用すると、頭痛や肩こり、不眠症、花粉症など慢性的な不調を改善する効果が期待できるそうです。
で、私も知人の紹介で、半信半疑ではありつつも無料体験(1回20分間、体験できる)に参加。行く前は注射のように痛いのかなと思っていましたが、全然、痛みはなし!また、電気が流れると聞いていたので、ビリッと来るのかなと思ってましたが、こちらも全くなし!
では・・・何か特別なことをするのかと思っていたら、ただ、一定時間(無料体験は20分)ずっと座っているだけでした。時間になったら、椅子から降りるだけ。まあ、座っているだけでは退屈するからだと思いますが、その間は、店長さんがいろいろとヘルストロンの効果や健康に関するアドバイス、実際に、ヘルストロンで、どう体調が良くなったかの体験談などなどを、漫談のように話してくれていました。くすっと笑いながらあっという間に時間となりました。
実際に、次のようなことを実感しました。
・その日の寝つきが良くなった
・ぐっすりと眠れる感覚があった(夜中に起きることがなかった)
・体のだるい感じが和らいだ
・お通じの状態が良くなった。
20分間であっても、続けて、毎日のように通っていたので、体のあちこちの不調を改善してくれていました。
しかし、風邪をひき、3週間ほど通うことを控えました。
それで、何か体調が悪くなったわけではありません。
何か寂しいというか、気持ち的にもやもやする時間が増えました。
別に、体調のせいではないのにどうして・・・と考えていて、はたと気づきました。
そう、「店長さんの漫談」を聞けなくなったからだ!! と
私は人見知りで、無料体験中は、ずっと黙って座っていることが多かったです。
そして、目をつぶりつつも途切れることなく続く店長さんの話に耳を傾けていました。
毎日のように、通って聞いていたので、店長さんの話、その内容を当たり前の事のように思っていました。しかし、3週間、通わなくなって(話を聞かなくなって)、逆に、その話の内容が、いかに自分を支えてくれていたのかに気づかされました。
店長さん曰く、
「店のノルマは、お客さんの喜んでもらう」
ことだそうです。
毎日のように通う理由の一つが、店長さんの明るさや穏やかさにあったのだと気付きました。
お店には、無料体験に通う人がいっぱいいますが、ヘルストロンを買うよう求められる、勧められることはありません。
むしろ、店長さんは
「ヘルストロンを体験して、どんな良さがあったか、どう体調がよくなったか、周りの人に伝えて、体調不良で困っている人にたくさん来てもらってください~」
と言っています。
商売だから、売れないと困るのではないかなと思っていたら、
「社長の方針は、少しでも健康になる人を増やして、みんなを笑顔にすることです。
ヘルストロンを何台売るかをノルマにしてしまうと、無料体験に来る人に営業ばかりするようになるのは分かっているから、台数ノルマはなしにしています。
かわりに、どれだけお客さんに喜んでもらえるか~つまりは、来店者数が一つの目標にはなっています~」
と言っていました。
商売なので、売れないと成り立たないのですが、私が心配しなくても、無料体験で来て、体調がよくなった人が口コミで宣伝することで、1台100万円ほどしますが、ちゃんと家で使いたいと購入する人は出てくるようです。
また、店で売っている「カルロン(高カルシウム飲料)」「ササロン(熊笹の成分が入った食品)」「アルカロン(海の野菜や海藻成分の入った食品)」という、栄養補助食品をみんなが購入していくので、営業ノルマに追い立てられることもなく、笑顔で商売も続けられるそうです。
今思うと、聞いている人を元気づける、勇気づける、また来たいと思わせる、明るい話、軽やかな話をたくさんしていたんだなと気づきました。そういう話を、意識して提供されていたのだなといまさらながら新しい発見でした。
「失ってみて、そのありがたみ(存在の大きさ)が分かる。」
と言われます。
失ったわけではありませんが、3週間のお休みによって、ヘルストロンの店長さんの存在の大きさを知る機会になりました。
風邪が治った今、店長さんから、次はどんなお話を聞けるかを楽しみに、またお店に行きたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです