あるメンターの教え⑦~自分を笑い飛ばすと人生が変わる~健康と能力開発につながる話
私が親しくしている方から聞いた話です。
実際にご自身が会われた、あるメンター?の教えについてです。
「この教えはあまりに一般常識とはかけ離れている内容が多いため、仲が良い人にも言わずにいた。でも、自分だけのものにしておくのはもったいないと思えてきたので・・・たぶん、頑張っているのにうまくいかない人、空回りしてしまっている人の生き方のヒントにはなると思います(自分がそうでしたので)」
とことわりつつの話でした。
確かに、「え、本当に・・・」「う~ん」と考えさせられ、信じられないと思える内容も多々ありました。しかし、「そう考えると生きやすくなるかも」「人生が充実してくるかも」と思える内容も多々ありました。
また、実際、その教えを知って生き方をかえられたその方は、現在、作詞作曲もしますし、YouTubeに歌をアップしています。自分で(仲間と)塾(勉強会)を立ち上げられていますし、最近、本まで出版したり、と大活躍しています。その方自身が大きく変わられた、「うまく歯車がかみ合い始めた」様子でしたので、説得力はありました。
とはいえ、私とその方とは別の人間なので、100%当てはまるわけではないと思います。よって、ここでは私が共感できた、腑に落ちた部分について紹介します。
*スピリチュアル系な話が苦手な方はスルーしてください。
*あくまで一つの見方、考え方です。それがすべて「正しい」「事実(真実)」と言うことではありません。
1 魂の成長は「幅を広げること」
科学的には証明されていないので、いきなり、「あやしい」話かもしれませんが、人間には「魂がある」と言う前提で話が進みました。
そして、魂の目的は何か?ズバリ一言でいえば
成長すること。
そして、
(魂の)幅を広げること
になります。
さらに面白いのが、魂は生まれ変わるので「人生の前半(40歳くらいまで)」は、過去世の影響を受けるのだそうです。なので、過去世でストイックな生き方をしていた人は、やはり、その影響を受けて、ストイックに頑張る生き方をしがち。逆に、人のために奉仕する生き方を過去世でしていた人は、やはり、職業などは違うにしても、人に関わり、支える仕事に就きやすいそうです。
しかし、今世で、過去世と同じような生き方をしていると、魂的には「全く成長にならない」です。過去世で行ってきたこと、卒業した生き方を、今世で繰り返しても、成長がない~魂の幅が広がりません。だから、過去生とは別の考え方、生き方が求められます。
なので、ストイックな生き方(過去世)だった人は、「楽しむ」ことを積極的に取り入れたり、「~すべき思考」になりやすいので、「ゆるく(ゆるす)」生き方を意識したりすると、「魂の幅」が広がり、なおかつ、現実世界(自分の人生)が、うまく流れていきます。
あるいは、人を癒す生き方(過去世)だった人は、今世は、自分を大事にするという意味で、「自分を主張して」「アグレッシブ」な生き方を意識して、行動につなげていくと、魂の成長につながります。
2 「笑い」や「ユーモア」が学びを深める
特に、頑張りすぎる人、成長することに楽しさを感じられない人にとって、何が必要かについて、次のような話がありました。
「笑い」「ユーモア」です。
笑いこそ命。笑いとはアートです。
アートは個性が大切になります。誰かのコピーやものまねでは盗作になってしまいます。そこにはオリジナルなアイデアが必要になります。そして、そこで、個性と言うものを学べます。
特に頑張りすぎてうまくいかな人は、歌やダンス、漫画などがおすすめです。歌やダンスは笑い(笑顔)を生み出すからです。
また、自分が経験したことを笑いのネタにかえてみてください。それを積み重ねていくと、これから起こる事象のとらえ方自体が変わっていくと思います。
そして、笑いを大切にすることで、物事の受け止め方が変わり、人生が変わっていきます。
たしかに、
自分自身を笑い飛ばすことで、細かなことに気を取られず、新たな自分をどんどんと成長させていけます。それは、笑うことで「ゆるむ」「解放される」からです。
特にマイナスな経験からこわばってしまった自分、マイナスなエネルギーが密着したところに隙間を作ってくれます。その隙間があるから(できるから)、新しいエネルギーが入ってこられるようになり、新しい機会(経験)がやってきます。
なので、たとえ失敗した経験でも、とちったことでもいいので、そんな自分を「かわいいやつ」と言って、自分を認め、笑い飛ばすぐらいがちょうどいいみたいです。
3 笑うことで健康になり、能力アップ!
笑うこと自体、健康に良いとされています。「笑う門には福来る」と言われるぐらいです。実際、筑波大学の村上和雄先生(遺伝子工学の世界的権威)は「笑いがDNAのスイッチをONにできることを実験で証明」しています。実験例は次の通りです。
糖尿病患者に対して昼食後の40分間に、1日目は医学部教授による「糖尿病に関するおかたい講義」を、2日目は鈴々舎馬風さんの「おもしろ落語」を、それぞれ聞いてもらいます。終了した後に採血をして血糖値を測定。それぞれを比較しました。
その結果、笑うことで食後の血糖値上昇が抑えられた人が多く、さらに、23個のDNAの働きが笑いによってオンになっていることが分かったそうです。
また、小林正観さん(旅行作家、心理学者、教育学者、社会学者)は、次のようにも言っています。
おもしろくて笑うのは当然の事。誰でもできます。
しかし、これはまだ初級者の段階。
そして、つまらなくても笑うのは中級車の段階です。
最後に、オチが分からなくてもう笑うのが、笑いの上級者の段階です。
正観さんの講演会参加者に何で笑っていたか聞くと「私もよく分からなかったんですが、とりあえず笑ってみました」と言う答えが返って来たそうです(笑)。
これが笑いの上級者なのだなあと思いました。
笑わない人、冷たい目で見ている人ほど、痛みの中枢が敏感になってしまいます。
笑って、温かい雰囲気を作ることは、免疫力アップとも関係が深いようです。
さらに、最近はスポーツ医学が発達してきて、どうすると力を発揮できるかの研究も進んできています。
その中の一つが「笑顔でリラックスすると力が出る」です。
かつて、オリンピックで9個も金メダルを取ったカール・ルイスという陸上選手がいました。彼はものすごく不器用で、スタートが苦手だったとか。そんな彼をマン・ツー・マンでコーチしたのはトム・ペリツ。彼がカール・ルイスに伝えたのは
50メートルを過ぎたら、笑え
ということ。そのおかげか、カール・ルイスはスタートではいつも最後に立ち上がるほど反応が遅いのは変わらなかったのに、50m過ぎからの加速がすごくて、いつでも最終的にトップでゴールしたそうです。
人の体、筋肉は緊張して「頑張ろう」とすると委縮します。硬直してしまいます。しかし、笑うと体中の筋肉が柔らかくなり、すごい能力を発揮できます。
このことから考えても、指導者、社長など人の上に立つ人、「長」が付く人は、選手や部下を育てるのに、怒鳴ったり、怒ったり、威張ったりしてはいけないことが分かります。緊張させて、逆に委縮させ、能力を低下させてしまします。
実際、正観さんもあるプロ野球選手に相談を受け、
「代打で起用されると、何とか打たなくてはいけないと思うでしょう。そう思った瞬間に緊張してしまい、それでバットが振れなくなります。バッターボックスに入ったら笑いなさい」
とアドバイスしたそうです。そして、その翌々日の試合で大活躍したとか。
リラックス、さらには笑いが能力を発揮、開花させるカギになりそうです。
私自身は、片頭痛の発作を定期的に起こします。
今振り返ると、発作が起こる半年前ぐらいから、ストレスを抱え、怒りや不平不満で気持ちがいっぱいいっぱいになり、「笑う」回数が減っていたなと感じます。
まずは、朝起きたら、鏡の前で口角を上げてにっこりすることからスタート、習慣にしていきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです