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自分で選択して生きる~主体的に生きることが幸福度の差になる 

 たとえ、「健康にいい」「スキルアップにつながる」「人間関係がうまくいく」という方法や行動指針であったとしても、
 
 早起きしなければいけない
 運動しないといけない
 月に10冊本を読まないと力は付かない
 いつでも笑顔でいなければ、うまくいかないよ
 
と言われて(自分を叱咤激励して)、何か取り組んでも、効果は「0」ではありませんでしたが、「疲れる」気持ちもありました。状況が改善されることはありましたが、単純に「しあわせ」と感じにくかったこともたしかです。
 
 どうしてでしょうか?
 特に「よいこと」「正しい」とされることをしているのに・・・。
 
 はたと気づいたのは、私にとっての「ヨーグルト問題」からでした。
 特に健康に関する内容で、エビデンス(根拠、証拠)が示されるときがあります。とくに、〇%に効果があったという形で、主張の根拠として示されることがあります。

 しかし、あくまでそれは「平均」の話です。100人が100人、全員にいい効果があったわけではなく、ある程度の人に効果があったということになります。なので、ひょっとしたら、100人中10人には効果がなかった、逆に副作用があったとして、その10人に自分が入っているかもしれません。
 
 実際、私自身は、「ヨーグルトが体(腸)にいい」と聞いて、ずっと食べ続けていました。しかし、冷たいヨーグルトを大量に摂取して、下痢ばかりしていました。

 やはり、自分に合った量や食べ方があります。何でも、やみくもに、自分の体の個性、特徴を無視して食べればいいわけでもありません。
 今では、食べる量を減らしたり、食後に食べたりすることで、胃腸を冷やさないようにするなどの工夫をして、下痢になることはなくなりました。私にとっての心地よさが増しました。
 
 自分が、疲れて、幸せを感じにくかったのは、他人に言われたことや他人の価値観に沿ったりするなど、「(みんなにとって」いいですよ」と言われるまわりの情報や価値観に流されていたからでした。

そして、日々の行動を「自分で選ぶ」ことができていなかったからでした。

 なので、行動の文末が「~しなければならない」「~しないといけない」になっていました。
 
 これは、「勉強しなさい」と言われると勉強したくなるのと似ています。
 「自分が勉強したい」という気持ちで動くのではなく、させられる、他人の価値観を押し付けられることへの違和感、不愉快さ、抵抗が生まれるからだと思います。
 
 同じ行動でも、「早起きしなければいけない」を「早起きしよう」に変えたらどうでしょう。
 「笑顔でい続けないといけない」を「笑顔で過ごしていこう」にしたらどうでしょう。
 
 同じ行動でも、随分と気持ちが変わると思います。
 幸福度に圧倒的な「差」が生まれます。
 
 そのもとになっているのは

自分にとって、一番心地よいと思うこと、ものを「自分で選んでいる」かどうかです。

 世の中には、インターネットの中には、あらゆる情報があふれています。
 でも、すべて自分にとってプラスになる情報ばかりではありません。
 鵜呑みにして、「みんながそうしているから自分も」という気持ちで日々を過ごしてしまうと、楽しさや豊かさを失う要因にもなります。他人の価値観に合わせた生き方になっていくからです。 

日々、今、自分が行っていることは、自分が選択している事か、自分にとって心地よい事かを考えながら、確かめながら過ごすと、主体的に生きられますし、人生そのものが豊かになりそうです。


 
いかがでしょうか?
 
 
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
 
 
 

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