「キャラ」づけ、「力」づけでポジティブに受け止める
お笑い芸人さんの中には、女優さんと結婚される方も多くいます。
芸人さんは、ある意味、モテるそうです。
でも、どうしてでしょうか?
最近のテレビでは、人の体の事や下ネタは、お笑いのネタとしてはかなり制限がかかっているそうですが、一昔前は、いくらでも「いじり」としてありました。
そんないじりの中で、自分の欠点や弱点すらも、楽しく「笑いにかえる」ことで、相手との距離が縮まります。
むしろ、卑屈にならず、怒らず、受け止めながら周りの人が楽しめるような笑いにかえる・・・ある意味、愛嬌が出るし、別の見方をすれば魅力的。そんな振る舞いができるところがかっこいい、だからモテるみたいです。
このモテるかどうかは別にして、自分の欠点や弱点を苦にするのではなく、ありのままに受け入れ、ネタにできたらメンタル的にも楽になれます。
むしろ、自分の失敗を隠すのではなく、笑いのネタとして披露できたら、それだけで周りの人間関係も滑らかになります。相手も親近感をもってくれると思います。
逆に、周りの人も失敗や欠点を「責める」のではなく、笑って認めてしまえば、互いに楽になります。
実際に、とある社長さんは、社員の欠点や弱点をキャラ付けしているそうです。
空気が読めない人は「空気が読めないキャラ」
話が長い人は「話がいちいち長いキャラ」
一言居士的な人は「一言多いキャラ」
ちょっとしたワンクッションがあるだけで、とんがった気持ちが丸くなりそうな気がします。
そして、いろんなキャラがいるから物語ができる、面白みがあると受け入れやすくなり、イライラせずにいられそうです。
他にも、ちょっと言葉の響きとしては「ネガティブ」なものを感じやすいものでも、最後に「力」とつけると、プラスの意味を不思議と感じられます。
例えば、「老人力」「鈍感力」「失敗力」「怠惰力」「悲観力」等です。
老人力というと、「長老的なイメージ」も出てきて、長く生きた知恵を活かせそうな感じもしてきます。
鈍感力というと、あえて、周り、人の言うことに敏感にならずに、どっしりと我が道を行く強さみたいな感じも出てきます。
失敗力というと、失敗に学ぶ力があるようなイメージ、あるいは、失敗してもめげないメンタルの強さのようなポジティブな意味合いを感じたりします。
人の事は変えられませんが、自分自身の受け止め方や考え方は変えられます。
ちょっとした受け止め方の工夫で、楽しい気持ちを感じられるようにして行けますね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです