悔しき日
旧Twitterを眺めていると「都電遺構」が白鳥橋(文京区・新宿区境)で発見されたとのツイートを確認。
偶然にもその日は水道橋にて用事があったので帰りに寄ってみようと楽しみにしていたのですが、公開時間は午前中と翌日午後の数時間。
自分が白鳥橋に行けるのは夕方、とは言えフェンス越しに見れるだろうと思い高をくくっていました。
後楽園には入らず緑道を歩きます。文京区の都会と自然と歴史が足並み揃えて街を形成している姿が好きです。
途中の小屋には水戸藩徳川家の出土品や資料が展示されていたので見学。ファストフード感覚で眺め白鳥橋へ急ぎます。
安藤坂を左に曲がりしばらく進むと神田川に沿うように首都高5号池袋線が見えてきます。
今日の目的地はこの下にあるのですが……。
ん!?!?
文京区側の横断歩道にはバリケードが張られフェンスにすら近づけない事に気づきました。
僕の0.6の視力では都電遺構をハッキリと捉える事は不可能です。カメラも自宅に置いてきたので頼れるのはiPhone。
かろうじてレールのような線が見えました!
でももっと近くで見たかった悔しい!!
都電、東京市電?いつのものか僕にはわかりませんが、かつて埋め立てたものが大衆から忘れられ、数十年の年月が経過して再び姿を現す。
東京の再開発や工事ではこのような光景をよく目にしますね。凌雲閣の煉瓦や記憶に新しいものといえば高輪築堤。
実は工事等で姿を現した遺構をまだ一度も見れた事がありません。今回こそは!!と息巻いていましたがまた次回以降にお預けとなりました。
最後に神保町のライスカレーまんてんで幸せを補いました。ご馳走様でした!