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小学生のうちに読んでおきたいおすすめの本50選|低学年、中学年、高学年別にご紹介
小学生のうちに読んでおきたいおすすめの本を50選ご紹介します。
本には、冒険心や感受性を育むストーリー、心温まる友情の物語など、成長に役立つテーマが詰まっています。親子で楽しむ時間や、子どもたち自身の成長のためにぴったり!子供たちの人生をより豊かにしてくれること間違いなしの本ばかりです。素敵な本との出会いを楽しんでくださいね。
冬休みの読書感想文にもおすすめですよ!
■小学生のうちに読んでおきたいおすすめの本【1、2年生向け16選】
『100万回生きたねこ』佐野 洋子(著)
100万年も しなない ねこが いました。
100万回も しんで,100万回も 生きたのです。
りっぱな とらねこでした。
100万人の 人が, そのねこを かわいがり, 100万人の 人が, そのねこが しんだとき なきました。
ねこは, 1回も なきませんでした。
読むたびにちがう気持ちになる、りっぱなとらねこの、ふしぎな物語。
『あおい目のこねこ 』エゴン・マチーセン (著, イラスト), せた ていじ (翻訳)
青い目の元気なこねこは、ねずみのくにをみつけにでかけます。途中、さまざまな困難にあっても、前向きに進んでいくこねこは、同じく、ねずみのくにを探す黄色い目の5匹のねこたちに出会い、一緒に暮らすことにします。ある日、犬に襲われた黄色い目のねこたちを助けようとしたこねこは、急に吠えた声に驚いた拍子に犬の背にとび乗ってしまいます。犬は背中に青い目のこねこをのせたまま駆け出し、そして行きついたところは……。
『エルマーのぼうけん』ルース・スタイルス・ガネット (著), ルース・クリスマン・ガネット (イラスト), わたなべ しげお (翻訳)
年取ったのらねこからどうぶつ島に囚われているりゅうの子どもの話を聞いたエルマーは、りゅうの子どもを助ける冒険の旅に出発します。どうぶつ島ではライオン、トラ、サイなど恐ろしい動物たちが待ちうけていました。エルマーは、知恵と勇気で出発前にリュックにつめた輪ゴムやチューインガム、歯ブラシをつかって、次々と動物たちをやりこめていきます。エルマーはりゅうの子どもを助け出すことができるのでしょうか?
『きえた犬のえ ぼくはめいたんてい』マージョリー・ワインマン シャーマット (著), マーク シーモント (イラスト), 光吉 夏弥 (翻訳)
名探偵のネートのなかよし、アニーが黄色でかいた犬の絵がどこかに見えなくなりました。ネートの見事な謎ときが始まります。
『ながいながいペンギンの話』いぬい とみこ (著), 大友 康夫 (イラスト)
南極大陸をふき荒れる,その冬最後の雪嵐のなかでペンギンのたまごが2つかえりました.ルルとキキ兄弟は生まれたばかりだというのに元気いっぱい.両親のるすにこっそり家をぬけだして….楽天的で冒険好きな活力にあふれる主人公たちは,1957年の刊行以来,日本の幼年文学の代表として,幼い読者に受け入れられてきました.
『もりのへなそうる』わたなべ しげお (著), やまわき ゆりこ (イラスト)
てつたくん、みつやくんの兄弟は、食いしん坊で臆病、でもとてもやさしいへんな怪獣「へなそうる」と森の中で出会って、時のたつのも忘れて遊びます。楽しいさし絵がいっぱいです。
『ふたりはともだち』アーノルド・ローベル (著), 三木 卓 (翻訳)
仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。
『たんたのたんけん』中川李枝子 (著), 山脇百合子 (イラスト)
愛されて50周年のロングセラー幼年童話が、
色あざやかな改訂版になりました
読んであげるなら4・5歳~。
自分で読むなら小学校低学年~。
絵本から物語へのステップアップにぴったりの、夢いっぱいの幼年童話。発刊50周年を記念して、美しく、読みやすく生まれ変わった改訂版です。
著者は、「ぐりとぐら」でおなじみの中川李枝子さん・山脇百合子さんです。
~あらすじ~
たんたの誕生日に、どこからかふしぎな地図がまいこみました。矢印や△印の書いてある、たんけん地図のようです。さっそく、たんたはたんけんに出発。すると、どこからか、ひょうの子があらわれて……。くりのきまちに住む男の子“たんた"と、個性豊かな動物たちがくりひろげるゆかいな物語。
『スーホの白い馬』大塚 勇三 (著), 赤羽 末吉 (イラスト)
昔、モンゴルの草原にスーホという少年がいました。ある日、道ばたに倒れていた生まれたばかりの白い子馬を世話し、大事に育てましたが……。馬と少年スーホの哀切な物語と、モンゴルに伝わる楽器「馬頭琴」の由来が描かれ、感情を揺さぶられるでしょう。横長の画面を生かし、モンゴルの大平原を舞台に雄大に描ききったこの絵本は、国際的評価を受けています。
『大きい1年生と小さな2年生』古田 足日 (著), 中山 正美 (イラスト)
からだは大きいのに泣き虫の1年生のまさやと、からだは小さくてもしっかりしている2年生のあきよ。ふたりの友情と自立の物語。
『あらしのよるに』木村 裕一 (著), あべ 弘士 (著)
あらしのよるに、たったひとり、みしらぬところでだれかにであえたら、ほっとしますよね。でも、そのだれかさんが、こわーいあいてだったら……。きみならどうするかな? 産経児童出版文化賞JR賞/講談社出版文化賞絵本賞
あらしのよるに、たったひとり、みしらぬところでだれかにであえたら、ほっとしますよね。でも、そのだれかさんが、こわーいあいてだったら……。きみならどうするかな?
ヤギとオオカミのおはなしは以下続編として『あるはれたひに』『くものきれまに』『きりのなかで』『どしゃぶりのひに』と刊行されています。
産経児童出版文化賞JR賞/講談社出版文化賞絵本賞
『おおきな きが ほしい』村上勉 (著)
「ぼく、おおきな 木が ほしいなあ。」
かおるが考えた大きな木には、りすや小鳥がすんでいます。とちゅうには、ホットケーキを焼けるようなコンロがついた小さな小屋があり、上のほうには、遠くの山まで見えるすてきな見晴らし台もあります。春、夏、秋、冬、この木の上で、どんなふうにすごそうかな? 男の子のどこまでもふくらむ想像を読者もいっしょに楽しめる、夢いっぱいの絵本。
『ふらいぱんじいさん』神沢 利子 (著), 堀内 誠一 (イラスト)
旅に出たフライパンのおじいさん。嵐にあったり、ジャングルでヒョウにであったり、冒険がいっぱい。
『ももいろのきりん』中川 李枝子 (著), 中川 宗弥 (イラスト)
るるこは、お母さんから部屋いっぱいになるぐらい大きな桃色の紙をもらいました。るるこは大喜び。さっそく、のりとハサミとクレヨンで大きなキリンを作りはじめました。できあがった桃色のキリンに、るるこは、「キリカ」と名前をつけました。ところが、雨がふってきてキリカの首は、濡れてきれいな桃色がはげてしまいます。キリカの首を再び桃色にぬりなおすため、るるこはキリカに乗って「クレヨン山」にむかいます。
『ちいさいモモちゃん』松谷 みよ子 (著), 菊池 貞雄 (イラスト)
元気でかわいくて、おしゃまな女の子モモちゃんには、子ねこのプーやコウちゃんという友だちがいます。モモちゃんは、夢の中でライオンと遊んだり、電車に乗って空を飛んだり、水ぼうそうになったりして、ママを心配させたりします。誕生から3歳になるまでのモモちゃんの日常生活を軽妙にスケッチした成長童話の名作シリーズ第1作。
『としょかんライオン』ミシェル ヌードセン (著), ケビン ホークス (イラスト), 福本 友美子 (翻訳)
■図書館というところは決まりを守りさえすれば誰でも入れるところです。・・・例えそれがライオンでも?そんな事ってあるのでしょうか。■
いつも静かな図書館に、大きなライオンがやってきて、みんな大あわて。でもお行儀のいいライオンは、すぐにみんなと仲良しに。ところがある日、ライオンはある事件を起こしてしまって…。もちろん決まりは守らなくてはいけないけれど、時には特別なことだってあるんだよ、と静かに語りかけてくれます。2回目にお話を読むときは、カバーをはずして、表紙の裏の絵から読んでみてください。裏表紙のところまで物語が続いています。
■小学生のうちに読んでおきたいおすすめの本【3、4年生向け16選】
『十五少年漂流記』ジュール ベルヌ (著), 金 斗鉉 (イラスト), 那須 辰造 (翻訳)
あれくるう南半球の海上で、1そうの船がさまよっていた。乗船者は15人の少年だけ!――漂着したのは名も知れぬ無人島だった。なにもない島の中で、知恵を出しあって生きぬかなければならなかった。――感情の対立や助けあう心を、少年たちの共同生活を通してえがく、胸ときめかせる長編冒険小説。
『大どろぼうホッツェンプロッツ』
おばあさんが大切にしていたコーヒーひきが、大どろぼうホッツェンプロッツにぬすまれた! 孫のカスパールと友だちのゼッペルはホッツェンプロッツを追いますが……勇敢な少年たちと天下の大どろぼうの知恵くらべがはじまります。 スリルとユーモアいっぱいの大冒険物語。50年以上読みつがれるミリオンセラーです。小学校中学年から。
『チョコレート戦争』大石 真 (著), 北田 卓史 (イラスト)
有名なケーキやさんのウィンドウガラスが割れて、いあわせた明と光一が犯人にされてしまう。そこで子どもたちは立ちあがった…。
『魔女の宅急便』角野 栄子 (著), 林 明子 (イラスト)
ひとり立ちした魔女の子キキが、あ新しい町ではじめた商売は? 相棒の黒猫ジジと喜び悲しみを共にしながら、町の人たちに受け入れられるようになるまでの1年をさわやかに描いた物語。
『ドリトル先生アフリカゆき』ヒュー・ロフティング (著), 井伏 鱒二 (翻訳)
「沼のほとりのパドルビー」に住む名医ドリトル先生は,オウムのポリネシアから動物語を習い,世界中の動物たちから敬愛されています.ある日アフリカのサルの国から,ひどい疫病が流行しているから救ってほしいという訴えを受けた先生は,犬のジップたちをひきつれて冒険の航海に出発します.ドリトル先生物語の第1作目.
『エーミールと探偵たち 』エーリヒ・ケストナー (著), ヴァルター・トリアー (イラスト), 池田 香代子 (翻訳)
おばあちゃんをたずねる途中の列車で,大切なお金を盗られてしまったエーミール.ベルリンの街を舞台に,少年たちが知恵をあわせて犯人をつかまえる大騒動がくりひろげられます.
『きまぐれロボット 』星 新一 (著), あらゐ けいいち (イラスト)
時をこえて読みつがれる、星新一ショートショート決定版
料理、かたづけ、へやそうじ、退屈すれば話し相手に。なんでもできるロボットを連れて島の別荘に出かけたエヌ氏。だがロボットはしだいにおかしな行動を……。博士のフシギな発明、発見がさまざまな騒動を巻き起こす
『くまの子ウーフ』神沢 利子 (著), 井上 洋介 (イラスト)
「くまの子ウーフ」の物語は、1969年の刊行以来、小学校の教科書をはじめ、さまざまな形で読み継がれてきたロングセラーです。
卵を割ると、必ず卵が出てくることに感心し、自分が何でできているか真剣に考えるウーフ。子どもたちはウーフとともに考え、発見の喜びに目を輝かせてきました。また、命のふしぎと生きることの本質をあざやかに描いた物語は、幅広い層の読者の共感を集めてきました。
時代を経てますます輝きを増すウーフの世界をたっぷり味わえる「くまの子ウーフの童話集」を、コンパクトなサイズにリニューアルしてお届けします。
本書には、「さかなにはなぜしたがない」「ウーフはおしっこでできてるか」「くま一ぴきぶんはねずみ百ぴきぶんか」など全9編を収録。
『注文の多い料理店』宮沢 賢治 (著), たちもと みちこ (イラスト)
人気画家たちもとみちこが描く、宮沢賢治の傑作童話集!!
「注文の多い料理店」「セロひきのゴーシュ」「雪渡り」「やまなし」「オツベルと象」「なめとこ山の熊」「どんぐりと山ねこ」など代表作による決定版。あまんきみこ解説、人気画家たちもとみちこの素敵な挿絵!
『小さなスプーンおばさん』アルフ・プリョイセン (著), 大塚 勇三 (翻訳), ビョールン・ベルイ (イラスト)
ある朝、目がさめたら、いきなり茶さじくらいに縮んでしまうスプーンおばさん。気丈なおばさんは少しもあわてず、てきぱきと困難をきり抜けていく。気のやさしいご亭主との静かな暮らしのなかでおこる珍事件を明るくユーモラスに描いた物語。
『手ぶくろを買いに』新美 南吉 (著), 黒井 健 (イラスト)
冬のある日、初めての雪を見た子狐はおおはしゃぎ。やわらかい雪のうえをかけていたらすっかり手が冷えてしまいました。
「お母ちゃん、お手々が冷たい、お手々がちんちんする。」
そこで母狐は、人間の町で、子狐に毛糸の手袋を買ってあげようと思います。子狐の片手を人の手にかえ、銅貨をにぎらせて、「かならず人間の手の方を差し出すんだよ」とよくよくいいきかせます。
トントン。
「このお手々にちょうどいい手袋ください」
ところが、子狐はお店でつい、狐の手のほうを出してしまったのです。子狐は無事に手袋を買えるのでしょうか。
母親の子を思う気持ち、子狐の緊張感が文章からあふれるように伝わる新美南吉の名作を、黒井健が情感豊かな絵で表現したロングセラー絵本。
『長くつ下のピッピ』アストリッド・リンドグレーン (著), 桜井 誠 (イラスト), 大塚 勇三 (翻訳)
「あしながおじさん」にヒントを得て,作者リンドグレーンの小さい娘が,「ねえ,長くつ下のピッピって女の子のお話を作って」と母に頼んだ.そこで生れたのがこの世界一つよい少女の物語だった.自由ほんぽうに生きるピッピに,子どもは自分の夢の理想像を発見し,大人は愛さずにはいられない野育ちの永遠な少女を見出す.
『車のいろは空のいろ白いぼうし』あまん きみこ (著), 北田 卓史 (イラスト)
空いろのタクシーは、ずっと走り続けていました。
心やさしい運転手の松井さんとふしぎなお客さん、そして、あなたの物語。
1968年の刊行以来、50年以上読み継がれるロングセラー「車のいろは 空のいろ」シリーズ。黒井健の挿画による新装版。
タクシー運転手の松井さんと、ふしぎなお客さんたちとの出会いをあたたかく描きます。
『はれときどきぶた』矢玉 四郎 (著, イラスト)
大人気のベストセラー童話。
毎日日記をつけている則安君は、ある日お母さんに日記を盗み読みされてしまいます。則安君は、お母さんをおどろかそうと、でたらめなことを日記に書くことに。
「お母さんがえんぴつをてんぷらに」 「金魚がへやをとびまわる」…。
ところが、書いたことがすべて現実に!
ある日「はれ、ときどきぶたがふるでしょう」とでたらめなことを日記に書いたら……。
日記に書いたありえない話が本当に起こってしまう!?という、奇想天外なユーモアあふれる人気童話。
シリーズ10作で400万部を超え、現在でも版を重ね、アニメ化もされるなど、幅広い世代に親しまれている童話。
『くまのパティントン』マイケル・ボンド (著), ペギー・フォートナム (イラスト), 松岡 享子 (翻訳)
一度読み始めたらやめられない、おかしなおかしなクマのパディントンのお話の第1冊目。ブラウン夫妻がパディントン駅で見つけた子ぐまが、夫妻にひきとられ縦横無尽に活躍します。
『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル (著), 脇 明子 (翻訳)
おおあわての白ウサギを追いかけてアリスが穴に飛びこむと,奇妙で不思議な冒険がはじまります.オックスフォードの数学者が創り出した,ユーモアに満ちたイギリス児童文学の古典.
■小学生のうちに読んでおきたいおすすめの本【5、6年生向け18選】
『ゲド戦記 | 影との戦い』アーシュラ・K.ル=グウィン (著), 清水 真砂子 (著)
大魔法使いオジオンに,才能を見出された少年ゲド.自分に並はずれた能力がそなわっていることを知ると,魔法の力にさらに磨きをかけようと,魔法の学院に入る.得意になった彼は禁じられた呪文を唱え,自らの〈影〉を呼び出してしまい,〈影〉との果てしない戦いに引き込まれていくことになる.大賢人ゲドの若き日の物語.
『トムは真夜中の庭で』フィリパ・ピアス (著), スーザン・アインツィヒ (イラスト), 高杉 一郎 (翻訳)
知り合いの家にあずけられて、友だちもなく退屈しきっていたトムは、真夜中に古時計が13も時を打つのをきき、昼間はなかったはずの庭園に誘い出されて、ヴィクトリア時代のふしぎな少女ハティと友だちになります。「時間」という抽象的な問題と取り組みながら、理屈っぽさを全く感じさせない、カーネギー賞受賞の傑作です。
『ナルニア国物語』C・S・ルイス (著), 小澤 身和子 (翻訳)
「指輪物語」「ゲド戦記」に並ぶ世界三大ファンタジーが、新訳でよみがえる!
古い屋敷を探検していた四人きょうだいの末っ子ルーシーは衣装だんすから別世界ナルニアに迷い込む。そこは白い魔女が支配する常冬の国だった。「人間の世界から来た四人の王と女王により魔女は滅ぼされる」という伝説のためルーシーらは追われる身となるが――。ナルニアは光を取り戻すことができるのか。美しい挿画と読みやすい新訳で堪能するファンタジーの最高峰。いま冒険の扉が開かれる。
『モモ: 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語』ミヒャエル・エンデ (著, イラスト), 大島 かおり (翻訳)
時間どろぼうと,ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語.人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う,エンデの名作.
『霧のむこうのふしぎな町 』柏葉 幸子 (著), 杉田 比呂美 (イラスト)
心躍る夏休み。6年生のリナは1人で旅に出た。霧の谷の森を抜け、霧が晴れた後、赤やクリーム色の洋館が立ち並ぶ、きれいでどこか風変わりな町が現れた。リナが出会った、めちゃくちゃ通りに住んでいる、へんてこりんな人々との交流が、みずみずしく描かれる。『千と千尋の神隠し』に影響を与えた、ファンタジー永遠の名作。
『飛ぶ教室』エーリヒ ケストナー (著), 池田 香代子 (翻訳)
ボクサー志望のマッツ,貧しくも秀才のマルティン,臆病なウーリ,詩人ジョニー,クールなゼバスティアーン.生いたちも性格もまったくちがう少年たちはそれぞれに,悩み,悲しみ,そしてあこがれを抱いています.寄宿学校でくり広げられる,涙と笑いがつまったクリスマスの物語.新訳.
『バッテリー』あさの あつこ (著), 佐藤 真紀子 (イラスト)
大人も子どもも夢中になる名作「バッテリー」が、つばさ文庫に登場!!
中学入学直前の春休み、父の転勤で岡山県の山間の町に引っ越してきた原田巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ切っている巧の前に、同級生の永倉豪が現れる。巧とバッテリーを組むことを強く望む豪だったが…!?
『チョコレート工場の秘密』
チャーリーが住んでいる町に、世界で一番大きくて有名ですが、ナゾの多いチョコレート工場があります。 そのチョコレート工場に、世界中からたった5人の子どもたちが招待されることに。貧しいチャーリーも幸運なことにそのメンバーに選ばれ、しだいに工場のナゾが解き明かされていくというストーリー。 チョコレート工場の秘密とは何か、ドキドキ・ワクワク、ちょっと恐いところもあって、どんどん引き込まれていく奇想天外な物語です。 あなたもこの「チョコレート工場」に足を踏み入れてみませんか?
『ハリー・ポッターと賢者の石』J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳)
意地悪な親せきの家の物置部屋に住む、やせた男の子、ハリー・ポッター。おじとおば、いとこにいじめられ、誕生日なんて今までも、これからも、誰にも祝ってもらえない……はずだったがーー。「ハリー、おまえは魔法使いだ」。11歳の誕生日の夜、見知らぬ大男がハリーを迎えにくる。世界が夢中になった、友情と勇気の冒険物語はここから始まる! 日本上陸25周年「ハリー・ポッター」シリーズ1
『君たちはどう生きるか』吉野源三郎 (著)
おかげさまで65万部突破!
原作小説から読むか? 漫画から読むか?
あなたはどちらですか?
字も大きい、現代仮名遣いで、
原作が一番読みやすい新装版!
池上彰さんも子供時代に感動!
日本を代表する歴史的名著が、
漫画化と同時に読みやすい新装版で刊行!
漫画版と同じ羽賀翔一さんの挿絵入り
「ヒューマニズムに根差した良い本は、
時代を超えて人々の心をつかむのです」
(ジャーナリスト/池上彰さん)
1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
今回前書きを書いてくださった池上さんも、
小学生時代に、父親から渡された当初は
読もうとしなかったのですが、気がつくと夢中になって
どんどん読み進んでいたと言います。
人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに
自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん
多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う
主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、数多くの生き方の指針となる言葉が示されています。
活字も大きくなった読みやすい新装版で、
ぜひ、色褪せない名作の面白さを堪能してください。
《全国学校図書館協議会選定図書》
『大きな森の小さな家 ―インガルス一家の物語』ローラ インガルス ワイルダー (著), ガース ウィリアムズ (イラスト), 恩地 三保子 (翻訳)
百年前の北米の森と草原を舞台に、少女ローラとその一家の開拓生活を描いた大河物語の一冊目。確かな生活の持つ迫力が読む者の胸に迫ってきます。
『銀河鉄道の夜 』宮沢 賢治 (著), ヤスダ スズヒト (イラスト)
日本を代表する名作! 小学生のうちに読んでおきたい宮沢賢治の傑作物語集
ジョバンニは、カンパネルラと銀河鉄道の旅へ! タイトルの「銀河鉄道の夜」の他、「グスコーブドリの伝記」「雨ニモマケズ」「ふたごの星」「よだかの星」を収録。宮沢賢治の傑作を集めた童話集。
『クローディアの秘密』E.L.カニグズバーグ (著), 松永 ふみ子 (翻訳)
少女クローディアは,弟をさそって家出をします.ゆくさきはニューヨークのメトロポリタン美術館.2人は,ミケランジェロ作とされる天使の像にひきつけられ,その謎を解こうとします.
『星の王子さま 』サン・テグジュペリ (著), 管 啓次郎 (翻訳)
本当の「王子」に出会える、新訳決定版!!
砂漠のまっただ中に不時着した飛行士の前に現れた不思議な金髪の少年。少年の話から、彼の存在の神秘が次第に明らかに……生きる意味を問いかける永遠の名作、斬新な新訳で登場。
『二十四の瞳 』壷井 栄 (著), 武田 美穂 (イラスト)
先生は子どもたちがだいすき。子どもたちは先生がだ~いすき!
涙と笑いがいっぱいの、永遠の名作
昭和3年春。みさきの分教場に、若い女の先生が洋服を着て、新しい自転車に乗ってきた。新米のおなご先生をいじめようと待ちぶせていた子どもたちも、びっくり!先生が受けもった1年生12人の瞳は、希望と不安でかがやいていた――。瀬戸内海の小さな島を舞台に、先生と教え子たちとの心温まる生き方をえがいた名作。
『海底二万マイル』ジュール・ヴェルヌ (著), 山本 知子 (翻訳), 黒イ森 (イラスト)
1866年、世界中の海で、怪物の目撃があいついでいた。アロナクス教授は正体をあばくため、助手とともに軍艦に乗り込む。それが、未知なる冒険のはじまりになるとも知らずに―――。 ジュール・ヴェルヌによるスリルとロマンあふれる名作の、新訳版。読みやすい文章に加え、物語のあらすじページや冒険の世界地図、ノーチラス号の図解、作品のコラムがついており、物語の世界へ入りこみやすい作りです。大人気イラストレーター・黒イ森による、うつくしい挿絵も20点以上収録! 大人も子どもも夢中になること間違いなしの1冊です。
『若草物語 』
わたしたちは、わたしたちらしく生きたい――。四姉妹の愛と絆を描いた永遠の名作。新訳決定版!
マーチ家の四姉妹、メグ、ジョー、ベス、エイミーに、出征した父から手紙が届いた。勇気をもっておのれの内なる敵と戦い、美しい心を持ちなさい――。厳しくも優しい母親に見守られ、喧嘩と失敗を繰り返しながら成長していく姉妹。父危篤の報が届くと、父のもとに向かう切符代を用立てるため、次女ジョーは自慢の長い髪を切って売るのだが……。すべての女性を励まし続け、永遠に瑞々しい名作。
『精霊の守り人』上橋 菜穂子 (著)
わたしはね、骨の髄から、戦うことが好きなんだよ。
精霊の卵を宿す皇子チャグムを託され、命をかけて皇子を守る女用心棒バルサの活躍を描く物語。著者は2014年国際アンデルセン賞作家賞受賞。
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。
まとめ|小学生のうちに読んでおきたいおすすめの本50選|低学年、中学年、高学年別にご紹介
冒険心を刺激する『エルマーの冒険』や、感受性を育む『手ぶくろを買いに』、友情を描いた『ふたりはともだち』など、どれも子どもの心を豊かにする作品ばかりです。
物語の世界に浸りながら、子どもたちが成長していくのを感じられるはずです。親子で共有する読書時間は、かけがえのない思い出となることでしょう。
お子さんと一緒に新しい本との出会いを楽しんでみてくださいね。