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ぬか床に大根を入れたらたくあん漬けになる?
ある参加しているfacebookグループの投稿で件名のようなスレッドが上がっていました。
たくあん漬けは
農産物ぬか漬け類のうち、干しあげ(天日干しで水分を除くこと。)又は塩押し(塩漬けにより水分を除くこと。)により脱水しただいこんを漬けたものをいう。
と法律で定められていますので、予め天日干しするか、塩漬けして水分を抜いてからぬか漬けしたものになります。
そのため、だいこんを生のままぬか床に入れても正式にはたくあん漬けとは呼ぶことができません。
もちろん、それ以外にも違いがあります。
ぬか床がそれ自体が熟成発酵しているのに対し、たくあん漬けを作る際は乾燥した米ぬかや塩、唐辛子をつかって漬け込み、一緒に熟成発酵をさせます。そのため、数週間から数ヶ月熟成期間を要しますので、脱水をするため、しっかりと重しを載せる必要もあります。
米ぬかは発酵を促す役目をし、塩は脱水、唐辛子は雑菌の発生を抑制する作用があります。
以上のような違いがあり、よく似ているのですがちょっと違うのです。
また、食品添加物や調味料を使わず、米ぬか、塩、唐辛子を使っているぬか床に入れただいこんと数ヶ月熟成発酵したぬか漬け沢庵では食してもらえれば食感や味、風味も全く違うことを感じることができます。
もし、食品添加物や調味料を使っていない沢庵を食べてみたいという方はこちらで販売しています。
では、また明日!