「適塩」をおすすめするわけ。
いよいよ来月からだいこんの受け入れが始まるということで、この時期にはたくさん使うため、お塩の販売元とそのメーカーさんが数量の取りまとめのために来られました。
ちなみに私のところでは、だいこんの漬け込みには海水を2~3年かけて天日のみで乾燥させたメキシコ産の天日塩を使用しています。
塩本来のNaclという成分の他に人間にとって必要なミネラルを多種類含んだ塩です。日本の気候ではある一部地域のみしかできない製法です。
形は大粒ですが、水にとても馴染みやすく大根などが漬かりやすいし、また、塩そのものに旨みを持ってて、美味しいのでずっとこの塩を使っています。
現代、低塩や無塩という商品が多くなり、塩のメーカーさんもどんどんたくさん売る、ということがとても難しくなっているようです。
そこで塩屋さんたちが塩の良さを実感するために始めたのが、
ぬか漬け
お二人とももう4年以上のベテランぬか漬け名人です。
ぬか漬けは野菜のカサを減らしつつ、生野菜のように酵素などの栄養もそのまま摂取できる素晴らしい料理方法のひとつだとか、旬の野菜を味わえて嬉しいとか、つい、塩以外のぬか漬け談議で盛り上がりました。
その時の話を
「初めてぬか漬け始めたい人に聞いてもらいたいですね。」
という話も出ました。
塩の大切さ、ぬか漬けの良さ、を改めて同志と語りあった幸せな時間でした。
また機会があればそうした機会を設けたいです。
では、また明日、会いましょう♪