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気になるところは、手(心)入れどころ

隙間のない本棚、ところどころに年単位で手にとっていない本がある。ん?買っただけで読んでない本すらあるぞ。

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本棚自体は、そんなに大きくない。せいぜい一列に文庫本の厚さで20冊、それが3段分。

置くスペースを限定して、ものが増えすぎることのないようにしているのだ。

それなのに、嗚呼、それなのに。

日々の生活の中では、人生の全てを使っても読みきれない本が山のように紹介され、それをどんどんAmazonの欲しいものリストに入れる。

で、それを参考にして、ブックオフや本屋で見かけた時に買う。

一年前、いや、2018年の秋頃に、断捨離時期があって、その時に大量の服や本を一斉に処分した。本当に大量だった。

読んでない本も、たくさんあった。

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その時に、ぼくは誓った筈だ。

読まない本は、買わない。

そうだったろう、その筈だったろう。

本屋にふらりと寄って、欲しい本を手にして、よし読んだろーと思って、レジにてお会計を済ませ、本棚に入るまでは。

食べ物と同じで、本にも「旬」がある。

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人には興味関心の波があるから。

何かを知りたい、学びたい、世界に浸りたい…という気持ちには、それ相応の賞味期限があって、その期限内に味わわないと、風味は薄れてしまう。本棚のラインアップ推移を見ていて、本当にそうなんだなぁと思う。

今回は、ブックオフに持って行き物理的に目の前から消える本と、メルカリで売る本とがある。すでに絶版になってしまった希少本などを古本屋などで見かけると、つい買ってしまうので、そういうものはメルカリに出す。

やっぱり、じぶんの好きなものを愛でてくれそうな人の手に渡っていくのは嬉しい。

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断捨離第二弾は、こんな感じで緩めのスタートを切った。

日頃の暮らしの目線の中に、何か引っかかりや気になるところがあるなら、そこは今一度見つめ直してもいい部分。

クローゼット、本棚、食器棚、引き出しの中など、じぶんの心がざわついたその瞬間を見逃さずに、手入れをしていきたいものです。

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