家電【扇風機】の英単語・雑学|英単語の意外な意味も解説
きむっちです。
扇風機の英単語はある他の意味を持っています。
しかも、別の意味も、見方によっては同じ意味合いにも捉えることができます。
その意外な意味について知りたくないですか。
あなたも一度は聞いたことがあるはずです。
この記事では
家電の扇風機についての
英単語・雑学について紹介していきます。
この記事を読むことで
扇風機の歴史・意外な歴史などを幅広く知ることができますよ。
扇風機の歴史
【扇風機は人力で動かされたことが始まり】
扇風機ができるまではうちわ(団扇)で風を送られていたんですよ。
しかし、このうちわも日常の生活道具になったのは江戸時代のことでした。
少し意外かもしれないですが、
初代の扇風機は人力(じんりき)で動かすことから始まりました。
当時のものは筒にうちわをつけて手回しで風を送っていたので、あまり普及しませんでした。
人が回さないといけないってなると、人が回す労力の方が大変そうですよね。
それなら、自分自身でうちわで扇いだ方がお互いにとって良いわけで汗
【電気扇風機の登場】
19世紀後半になると、
世界で最初に電気を使ったモーターがアメリカで発売されました。
この特徴を利用して、直流による発送電を行っていたトーマス・エジソンは直流モーターの扇風機を発売しました。
後に交流発送電が交流になると、交流のものが主な扇風機となったんですよ。
こうやってみて見ると、エジソンはたいがいの家電に関わっていたんだなって思ってしまいます。
エジソンは成功したものの例の紹介が多いから、
失敗した例をもっと知りたいところです......
【エジソンにちなんで電話のことも解説】
(ブレイクタイム)
ここで、エジソンと言えば電話の発明で有名だと思われている方が多いかもしれないですね。
実は電話は他の人が先に開発されたとされることもあります。
電話のことについても知りたくないですか。
電話の記事はこちら
【日本での電気扇風機の歴史】
日本に電気扇風機が入ってきたのは
1893年のことでした。
翌年の1894年には、芝浦製作所(今の東芝)によって直流エジソン式電動機の頭部に電球をつけた日本初の戦記扇風機を開発しました。
日本で実用的な扇風機が生産されたのは1916年のことでした。
海外の製品と比べて高価だったことから、試行錯誤して安価なものに変わっていったのです。
【交流に対応した扇風機の生産が加速化】
1913年に入ると、
日本でも12インチの交流電気扇風機が発売されました。
それに伴い、大手企業が扇風機を生産することにつながったのです。
さらに1920年には、急行列車の中で直流扇風機を製造することに。
当時は換気のために窓を開けるしかなかった状況が大きく変化することにつながりました。
【エアコンが出ても扇風機の需要は落ちず】
ここで、時間の経過とともにエアコンが流行することになりました。
エアコンが出たことで扇風機の需要が大きく下がりました。
エアコンによって扇風機がなくなることも。
そんな矢先に2011年に東日本大震災が発生しました。
この大震災によって避難場所での換気が必要な状況に変わったのです。
そこで扇風機が新たに送風する出番となりました。
そして、今でも夏の風物詩とも言える家電の代表として愛用されることに繋がっています。
今では首から下げる携帯型の扇風機もあります。
首から下げる扇風機ってヘッドフォンぽいですね。
実はヘッドフォンにも面白い雑学が含まれていますよ。
ヘッドフォンの記事はこちら
扇風機の英単語
扇風機は
英語で”fan"です。
日本語ぽく表すと
「ファン」です。
【fanの語源】
"fan”の語源として
ラテン語”vannus"から始まっています。
この”vannus"というのは
「うちわ(団扇)」のことを指しています。
元々人の力で動かしていたうちわと関連性があっておもしろいですね。
【fanの英英の意味】
ネットの英英辞典では
家電の”fan”は次のように表されています。
a machine with turning blades that is used to cool the air in a room by moving it around
「回転する刃が付いている機械で、周辺に風を起こすことで冷やすことができる」
引用元:fan(ロングマン英英辞典)
fanには意外な意味もある
ここまで
”fan”には「扇風機」の意味があると伝えました。
実は、「扇風機」以外の意味もあります。
よく「アイドルのファン」と聞いたことがありませんか。
この「ファン」が別の意味にあたります。
【アイドルの「ファン」はある単語の略】
ここで、
アイドルの”fan”は次の英単語の略されたものになります。
”fanatic"
名詞:熱狂者、狂信者(可算名詞)
【fanaticの語源】
”fanatic"の語源として、
ラテン語で「霊感を与えられた」のことを指しています。
つまり、アイドルなどをすごく好きになったことから、
アイドルから霊感を与えられたようなイメージになります。
少しスピリチュアル的な意味合いですね。
このような意味にはなるんですが、
ファンが集まると野球などでも選手を扇ぐような勢いで盛り上がりますよね。
実際には「扇風機」と「熱狂者」では語源が違いますが、
こうやって比較してみると似ているようにも捉えられますよね。
最後に
家電の扇風機は
もともと人が動かしていたと思うと、
とんでもない労力だったように振り返ります。
今では
手で持てる携帯用、首からヘッドフォンのようにかける扇風機まで出ているくらいだから、幅広く活躍しているわけです。
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