野菜【もやし】の英単語・漢字・特徴の紹介
「野菜のもやしって漢字があるの?」や「野菜のもやしに英単語があるの?」と思われたことはありませんか。
この記事では、野菜のもやしに関する英単語・漢字・特徴などを紹介していきます。
もやしに関する情報
もやしは豆類や穀類の種子を人工的に発芽させた野菜になります。このときに太陽の光を避ける必要があるので日光を遮断して芽を出させる必要があるんですよ。
もやしは中国やミャンマーなどが原産とされる説がありますが、いつ頃から作られていたのかはっきりしていません。
日本では10世紀頃にもやしが育てられていた記録があります。日本で一番古い薬草の本「本草和名(ホンゾウワミョウ)」に「毛也之(もやし)」として紹介されていました。当時は薬用として栽培されていたそうです。
1900年頃になると東京・大阪などの大都市でもやしをつくる栽培がおこなわれ始めました。そして、第二次世界大戦後の1945年以降には日本各地で栽培されるようになったんですよ。
もやしの由来
「もやし」と言われた由来としては、芽がどんどん「萌え出る」様子から付けられました。これはひとつの野菜を表しているわけではなく、豆や種から出てくる新しい芽のことになるんですよ。
もやしの漢字
もやしの漢字は2つあります。
一つ目は「萌やし」です。これは由来そのものにもふくまれているように、萌え出る様子から付けられています。これはわかりやすいですよね。
二つ目は「糵」です。これは読めそうにないですね。実はあまりこの漢字の由来は知られていません。
なので、通常漢字で使う場合は「萌やし」で問題ないんですよ。
もやしの英単語
もやしの英単語は bean sprout です。日本語ぽくかくと「ビーンスプラゥト」になります。
豆から育つことから bean はなんとなくあてはまりそうですね。
一方の sprout はちょっとピンとこないかもしれません。
sprout は「芽、芽が出る」を意味しています。
語源としては"sprutan(飛び出る)”から来ていて、芽を出して一気に成長するって意味合いになります。
the small white stem from a bean seed that is eaten as a vegetable
「野菜として食べられる豆もしくは種から出る小さくて白い幹」
引用元:bean sprout(ロングマン英英辞典)
sprout の語源に近い単語 spring も知ろう
sprout には「飛び出る」って意味があることを説明しましたよね。
sprout になんとなくスペル spring も同じところから来ているんですよ。
springには「急に動く」という意味があります。この意味に近いものとして理科の実験などでよく使うばね(発条)があります。
ばねの細かい特性の説明については省略しますが、ばねを押すと縮んで、話すと一気に元に戻ろうとしますよね。そのような意味からも、springにはsproutと同じように「飛び出る」って意味もあるんですよ。
もやしは栄養価が高い
もやしは見た目が白いからあまり栄養がなさそうなんですが、いろんな栄養が含まれているんですよ。
その中でもアスパラガスに含まれているアスパラギン酸は疲労回復する効果があります。なんでもアスパラガスよりも2倍の量を含んでいると言われているんですよ。
アスパラガスのことも知りたくないですか。アスパラガスでは意外な漢字が使われているんですよ。ぜひ記事を読んでいただけますと嬉しいです。
まとめ
もやしはカロリーも炭水化物も低いから、うまく利用すれば食欲を抑えてダイエットするのにも向いているんですよ。
もやしを食べてばねのように飛び跳ねる元気を付けたいところです。
次回も英単語を元に深堀した記事をアップしたいと思います。