文房具【筆箱】の英単語・雑学|エンピツとペンの違いも解説
きむっちです。
「筆箱と言われればどんなものでも筆箱として使えるから、筆箱に歴史なんてあるの?」
このように思う方がいるかもしれませんね。
実は、筆箱にもちゃんと歴史があるんですよ。
意外かもしれないですが、
筆箱の英単語には日本の歴史ともかかわりがあるんですよ。
この記事では、
文房具の【筆箱】について
英単語・雑学を紹介していきます。
この記事を読むことで
筆箱の歴史を深めることができるんですよ。
【この記事を読んでいただく前に】
この記事を読んでいただく前に
エンピツの記事を読んでいただくと
さらに面白く読むことができますよ。
エンピツの記事はこちら
筆の記事はこちら
この記事では漢字の「筆」についても解説していますよ。
筆箱の歴史
筆箱の歴史は意外と浅いんですよ。
なんと、明治時代になってから筆箱が登場しました。
筆箱が使われるようになってから
今から100~130年くらいしかないのは驚きです。
【筆箱はエンピツをまとめるのに使われた】
元々は、筆箱はエンピツをまとめて持ちたいということから使われ始めた道具になるんですよ。
というのも、明治時代にヨーロッパからエンピツを輸入されるようになったからなんですね。
このときにエンピツを木箱に入れたことが筆箱の原型とされています。このときに引き用具専用という考え方が大事になるんですよ。
以下のような筆箱でした。
実は「引き用具専用」という考え方を持ち始めたのは、
日本が最初だと言われているんですよ。
大正時代になると、
木よりもブリキ、「缶ペンケース」が主流になっていきました。
ここで、
ブリキというのは鉄鋼をスズで表面処理した表面処理鋼板になるんですね。
ここで、ブリキというのは熱に弱いって性質があるんですね。
そういったことから、
塩化ビニールや強化アクリルを使うようになり、
強度がある筆箱になることに変化しました。
さらに
プラスチックや革などの多種多様な存在することにつながったんですね。
平成の時代になると
円筒の筆箱や布の筆箱が現れるようになりました。
そして、
今ではたくさんの筆箱が存在していますよ。
筆箱の英単語
筆箱は
英語で”pencil case"です。
日本語ぽく表すと
「ペンシルケース」です。
このような英単語になったのは、
「エンピツを入れるための箱」という意味合いがあります。
”case”には
「包む」という意味があるから、
そう考えたら「エンピツを包むモノ」ということになるわけなんですよ。
つまり、
エンピツを入れることが始まったことからできた英単語なんですね。
このように考えると、
”pencil case”は日本語でできた英単語とも言えますね。
その他に
「筆箱」を次のような英単語で表すこともあります。
ペンだけを入れることもありますよね。
● pen case
● pencase
【pencil caseの英英の意味】
ネットの英英辞典では、
”pencil case"は次のように表されています。
a bag or box to carry pens and pencils in
「ペンやエンピツを持ち運ぶための袋もしくは箱」
引用元:pencil case(ロングマン英英辞典)
”pen”と”pencil"の違い
さっき解説した筆箱の英単語では
”pencil case"と”pen case"の2種類があることを紹介しました。
そうなると、
こんなことが気になりませんか?
「”pencil"と”pen"の違いってなんだろう?」
ここから
”pencil”と”pen"の違いについて語源も含めて紹介していきますね。
① pencil
「黒鉛を芯とする筆記具の総称」
シャーペンの場合には芯をつかっていることから、英単語では”mechanical pencil"と書かれることになるんですよ。
pencilの語源は、もともとラテン語の「”penicillus”ペラシウム(しっぽ)」からできた英単語なんですよ。
② pen
「インクを使って書く先の硬い筆記具の総称」
penの語源はラテン語の「羽根」を意味する”penna"で、
その印欧祖語は「飛ぶ」の”pet-に接尾辞がついたpentaなんですよ。
つまり、
”pencil”と”pen”は用途も違うものになります。
英単語の語源も違って面白いですね。
最後に
日本から生まれた
多くの文房具を詰めることができる筆箱。
今ではいろんな筆箱がありますが、
エンピツを包むことからできた文房具と思うと、日本からできた文房具として誇りを高く感じますよね。
今ではいろいろな筆箱があります。
筆箱も使い方によっては仕事の効率化につなげられることもあるんですよ。
使いやすい筆箱を使って
勉強の効率も取り組んでみてはいかがでしょうか。
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