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9月2日:「見えない」自分と戦う。地元の人たちのおかげで拝める、バトゥール山頂からの景色と子どもたちの自然体験<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
バリ島にはハイキングやトレイルコースがたくさんある。その中でも、もっとも親しみがあるトレイルが、Mt Batur(バトゥール山)だろう。
ウブドから1時間、チャングーエリアからは2時間くらいにあり、初めてバリ島に来た観光客にも、訪問する候補としてあがってくる観光地、キンタマーニ高原にある。美しい湖との山の絶景を見ながらの食事が有名で、観光に行ったことがある人も多いはず。
標高は1,717 mだ
8月17日:インドネシアの建国記念日。町中にあふれる素朴な多幸感は「手づくり」によってつくられている<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
この日は、1945年にインドネシアがオランダから独立宣をした日。バリ島でも、インドネシアの国旗がそこらじゅうに掲げられ、学校では国旗の掲揚式典が行われる。
インドネシアの国旗は、赤と白が半分半分。赤は勇気、白は純潔。とても潔くシンプルで、パキッと気持ちがいい国旗だ。
この日は、そこらじゅうで、お祭りや運動会のようなイベントが開催される。人々は、赤と白の服やバリヒンドゥーの伝統衣装を着て、子ども
8月13日:どろぼうに入られたくなかったら、○○に中指を立てよう<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
バリ島の夜。真っ暗な中、夜空を見上げると満点の星空・・・なんていうのは幻想で、わたしが住むチャングーというエリアは夜でも騒がしく、明かりは煌々とついている。
そして夜空には・・・
たくさんの凧(光ってる!)とドローン。
これが現実である。
ドローンの規制がないのか、あっても守らないのか、バリ島では昼間でも夜でもドローンが飛びまくっている。
そして、このドローンは、どろぼうが家の調査に使って
8月10日:願いは現実よりも真実なり<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
「願えば叶う」と言いますが。
それ、ほんまかいな?と思っているあなた。
侮ることなかれ。
バリでは、大いにありえる。
なぜなら、バリの人は、思いや願い、気といったものを「神聖なもの」として信じているから。
例えば。
大事な日には、天気を操るマンクー(僧侶)にお願いして、晴れるように願ったり。
例えば。
交通事故に遭ったら、道からもらってしまった怨念のような悪い気を追い祓うため、その場所でお参
3月25日:バリの人は世界一の子煩悩?!生後8ヶ月の次男をバリ島に連れていって気づいたこと<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
わたしがバリ島に移り住んだのは、長男が6歳、次男が生後8ヶ月。次男はハイハイ真っ只中。旦那くんはお仕事の関係で日本にひとり。いわゆる、母子移住だ。
これだけ聞いたら、「ワンオペで赤子を連れて移住?!おかんパワフルすぎへんか!?」と思うかもしれないが、実はそんなことない。今日はこのからくりについて書く。
さて。バリ島のレストランに赤ちゃんとお母さんが二人で入ったら、何がおこるだろうか。まず、店中
3月21日:バリ島での運転が辛くなくなったのは、ある法則に気づいたから<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
今日は、バリ島での運転について語ろうと思う。一言でいうならば、バリ島での運転は「カオス」だ。日本と同じ右車線だけど、全然日本とは違う。「マリオカート」のようだよ、とわたしはよく例えるけど、正直、「マリオカート」よりも全然ひどい。
例をあげてみよう。
などなど。
まだまだあるが、長くなってきたので、もうやめておく。バリ島で運転したことがある人には「あ〜あるある。」と思ってもらえたと思う。運転し
3月10日:おおみそか。これほどオゴオゴがバリの人に大切にされる理由を考えてみた<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
今日は、バリ島の大晦日だ。バリ島の新年「ニュピ」を明日に控え、バリの人たちはいろんな意味で佳境を迎えている。
「いろんな意味」とは。
「トリ・ヒタ・カラナ」というバリ島の哲学は、このニュピにも色濃く現れる。「神と人」「人と人」「人と自然」の調和を重視することで、人々は幸せに過ごし喜びを感じることができるという考えだ。ニュピを迎えることで、バリは「神と人」「人と人」「人と自然」の3つの軸でリセッ
3月2日:大統領や警察よりも強い!?でも、よそものもちゃんと助けてくれる合理的な村社会<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
バリ島の自治は、バンジャールという村単位でおこなわれる。既婚男性がメンバーとなって、お寺や道を管理したり、村の宗教行事をとりしきったり、揉め事の仲裁などを行うのだ。
バリヒンドゥー教の宗教儀式は、とにかくたくさんある。さらに、都度やることがたんまりある。バンジャールのメンバーの家族は、儀式のたびに、総出で準備や儀式をおこなう。オゴオゴ(大晦日に担ぐ悪魔のおみこし)の制作も、1ヶ月くらいかけて、バ
3月5日:祈るようにジャムウを飲む。そして、つくる。<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
インドネシアには、漢方のようなものがある。ナチュラルな食材でつくられた健康ドリンク「ジャムウ」だ。
バリの人もジャムウを日常的に飲んでいる。ローカルが集うデンパサールには、わたしにはまったく買い方がわからない、ローカル向けジャムウ屋さんがあるし、道すがらでは、自転車でジャムウを売っている女性がいる。
ジャムウは、症状別に処方される。一番有名なジャムウは、クニット・アッサム(Kunyit Asa
9月21日:プレゼントは〇〇縛り!あげる方ももらう方もハッピーなお誕生日会<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
今日は、次男のお誕生日だ。5歳になった。バリ島で迎える4回目のバースデイ。今年は、幼稚園のお友達ファミリーを呼んで、自宅でお誕生日会を開いてみた。
「風船やプラスチックの飾りって、なんかもったいないよね」と普段から話していたので、デコレーションは、ココナッツの葉っぱやマリーゴールドでおうちをいっぱいにしてもらった。
そして、おまちかねのプレゼント。これも、できるだけゴミを出さないように、「セカ
3月6日:おばあちゃんから孫へ。100年受け継がれて完成したボカシオイル<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
蚊に噛まれた!
やけどした!
おしりがおむつでかぶれた!
マッサージしたい!
こういうとき、バリの人は「ボカシをぬっときなさい」と言う。
ボカシとは、BOKASHI OILのこと。200種以上の香草とココナッツ オイルをEM技術で発酵させた、オイルタイプのジャムウ。自然成分100%だ。
値段もお手頃で、小さいサイズは数百円で買える。
ボカシって日本の言葉に似てない?って思ったら、どうやらル
3月8日:新年に向けて、とにかくお清め。水に流すことで「今」にフォーカスできるのだ<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
今日はどこも道がとても混んでいた。というのも、今日は『メラスティ』と呼ばれる、バリヒンドゥー教にとって大事な儀式の日だからだ。
バリ島の新年にあたる『ニュピ』の3日前に『メラスティ』はくる。新年を迎える前に、水の力の恩恵に祈りを捧げよう、という日だ。
この日、村総出で、村の寺院に鎮座しているご神体やバロン、ランダといった神様の獅子舞を海で清める。
エネルギーが満ちた時、人は器を超えた存在にな
3月4日:女性は強くて、美しい。天然スクラブ&サウナ「ボレ」<バリ島が教えてくれた365個の幸せ>
マッサージやスパが人気のバリ島で、意外と観光客に知られていないのが、ボレ( Boreh)という全身スクラブ&サウナ。お米とスパイスのペーストを全身に塗って、薪サウナに入るのだ。
材料は、ウコン、ショウガ、ガランガル、赤米、コリアンダー、クローブなど。角質が完全に生まれ変わる。ペーストがお肌に馴染んでプルプルになる。体がぽかぽか温まる。控えめに言って、最高だ。
このボレ、バリの女性たちに、何世代