メダカ旅行記【象牙と石の彫刻美術館~ジュエルピア~】
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どうもメダカです初めましての方は初めまして。
今回は静岡県伊東市にある象牙と石の彫刻美術館~ジュエルピア~に行ってきました。
象牙と石の美術館~ジュエルピア~
行った事ありますか?
伊豆高原にあるこの美術館は象牙彫刻120点を中心に、世界最大の宝石屏風や翡翠彫刻などの、貴重な東洋美術工芸品を見ることが出来ます。
主に中国の職人が作った工芸品は一言で言えば【変態的な芸術品!】
なんて失礼な事を!と思うかもしれませんが見ればわかります。
あまりに精密な仕事っぷりに、出る感想は「作った奴、頭おかしいだろ」です。
展示品
細かい事はいいんで実際見て行きましょう。
見ればわかります。
象牙
まずは象牙ゾーンです。
象牙を切り出し、究極にまで精密な細工が施された作品を見ることができます。
象牙は1990年にワシントン条約により、取引が禁止された為もはや新しい物を作る事は不可能なので希少性の意味から見ても、レアな作品群です。
一番手前の象牙で、2m/50kgという巨大なサイズです。
そしてジュエルピアに来たら絶対にこれだけは見ておきましょう。
これなんだか分かりますか?もちろん象牙です。
この異常に細かい細工が施された球体は、象牙多層球と呼ばれよく見ると50層にも分かれており、すべての層が独立して動きます。
中国の象牙職人が父親と息子二代もしくは祖父・息子・孫の三代に渡り、約50年かけて完成させる頭のおかしい至宝です。
こちらももちろんすべて象牙。
これらの作品の製作工程を聞いて最初に思うのは、すごいと言うより「あたまおかしい・・・」でした。
完成まじかで失敗したらどうするんでしょうね?
数ある作品の中でも、作りこみが異常だったのがこれ娯楽昇平
幅165cm 重さ270kgとう巨大な、・・・巨大な・・・
巨大な何なんでしょうねこれは?
しかもこれ電動式で、真ん中の観覧車動くんですよ。
感性違うな~中国人
その他も異常な作りこみの象牙の数々。
この花ももちろん象牙。
まるで本物かのようにやわらかで、触ったら花弁が落ちてしまいそう。
屏風
続いて屏風ゾーンです。
この屏風は西遊記の物語を再現したもので約50mにもおよぶ超大作なんですが、
この屏風何で描いてるか分かりますか?
これ全部、天然石と象牙で出来ているんです。
ここは玄奘三蔵と悟空一行が旅に出る最初のシーンですね。
これらも瑪瑙・象牙・翡翠などありとあらゆる天然石で作られています。
旅に出る前の悟空と部下たちの酒席のシーンですね。
これももちろんすべて天然石と象牙。
このバカ面した猿ももちろん石で出来ています。
館内には西遊記だけでなく、楊貴妃の一生を描いた屏風もありますが、紹介しきれないのでぜひご自身の目で確認してください。
食べ物
言うまでもなくこちらの果物も全部天然石で作られています。
この大きさでこれだけ綺麗な部分だけ、削り出すとなるとかなり大きな原石が必要になると思いますが、さすが中国ですね、巨大な国土ゆえに無限のリソースを持っています。
満漢全席も石で再現しちゃってます。
正面だけでなく後ろから見ても完璧に作りこまれています。
全方向から確認が出来るのでぜひ実際に見てください。
桃の木だってもちろん石
葉っぱの部分は翡翠だそうです。
ヒスイ
続いて翡翠ゾーンです。
ちょっと引きで撮ってるのでわかりづらいかもしれませんが、アホみたいに細かい細工が施されています。
なぜ金魚を翡翠で作る?
なぜ船を翡翠で作る。
帆の部分も薄い翡翠で再現されています。
鎖は一つの翡翠から削り出しで、チェーンにしています。
絵画
石や象牙だけでなく絵もあります。
この幅2m近くある絵は何で描かれているか分かりますか?
絵にしては妙な光沢感がありますよね?
ちょっとアップで見てみましょう。
これ全部刺繍なんです、絹の糸で縫い込まれた超巨大な刺繍なんです。
なんでこんな物を作ろうという発想が生まれるんでしょうね?
まとめ
いかがだったでしょうか?
中国人って意味わかんないですよね。
ちょっと前までは中国製と言えば粗悪品の代名詞でありましたが、最近はすっかり日本の技術を超えてしまいました。
しかし更に過去にさかのぼれば、意味の分からない超絶技巧と異常に金をかけた品々。
隣の国でありながら最も理解できず、謎の多い国民ですね。
(良くも悪くも)
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