JW311 船出前
【丹波平定編】エピソード18 船出前
第十代天皇、崇神天皇(すじんてんのう)の御世。
丹波(たにわ)の豪族、陸耳御笠(くがみみのみかさ)(以下、みかさ)は討ち取られた。
平定を終えた、彦坐王(ひこいます・のきみ)(以下、イマス)は、戦勝報告のため、出雲(いずも)に向かうと言う。
そんな中、加佐(かさ)の住人、サムとジェフがやって来たのであった。
サム「皇子(みこ)! 『みかさ』はんを討ち取ったとのことで、お祝い申し上げますぅ。」
ジェフ「ホンマに、長い戦いやったなぁ。」
イマス「おお! サム! ジェフ! 寿(ことほ)ぎに来てくれたのか?」
サム「そうですぅ。わてらも、なんやかんや、戦いに加わりましたからなぁ。」
ジェフ「それに、皇子に伝えておきたいことも有りまして・・・。」
イマス「伝えておきたいこと? なんじゃ?」
サム「エピソード303で紹介された、『鳴生(なりう)』って覚えてはりますか?」
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