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JW214 栄光を取り戻せ

【孝元天皇編】エピソード17 栄光を取り戻せ


第八代天皇、孝元天皇(こうげんてんのう)の御世。

時は流れ、紀元前176年、皇紀485年(孝元天皇39)となった。

そんなある日の出雲国(いずも・のくに)で・・・。

地図(出雲)

出雲君(いずも・のきみ)の世毛呂須(よけろす)(以下、ケロロ)のもとに、ある人物がやって来ていた。

中臣梨迹臣(なかとみ・の・なしとみ)(以下、トミー)である。

系図(出雲氏)
系図(中臣氏)

トミー「出雲君・・・。御尊顔(ごそんがん)を拝し奉(たてまつ)り、恐悦至極(きょうえつしごく)に存じ申し上げまする。」

ケロロ「遥々、ヤマトからの来訪、大儀である。して、如何(いかが)致した?」

トミー「今年創建された神社の紹介をするべく、罷(まか)り越しましたる次第。よろしゅう御願い申し上げますぅ。」

ケロロ「そげなことであったか・・・。」

トミー「それでは、早速、紹介に移らせていただきますぅ。」

ケロロ「うむ。どげな神社か、わしも気になるぞ。」

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