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JW248 物部の新星

【崇神即位編】エピソード6 物部の新星


第十代天皇、崇神天皇(すじんてんのう)の御世。

ここは磯城瑞籬宮(しきのみずかき・のみや)。

紀元前94年、皇紀567年(崇神天皇4)2月4日。

崇神天皇こと、御間城入彦五十瓊殖尊(みまきいりひこいにえ・のみこと)(以下、ミマキ)の元に、大臣(おおおみ)がやって来た。

すなわち、物部伊香色雄(もののべ・の・いかがしこお)(以下、ガーシー)である。

系図(物部氏・伊香色雄)

ガーシー「大王(おおきみ)! 今日は、わてら物部一族にとって、特別な日やで。」

ミマキ「特別? 何が特別なのじゃ?」

ガーシー「わての三人の息子が、役職に就いたんですよ。」

ミマキ「そうか・・・。ならば、任命せねばならぬな。」

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