JW297 神様に守られて
【丹波平定編】エピソード4 神様に守られて
第十代天皇、崇神天皇(すじんてんのう)の御世。
丹波道主王(たにわのみちぬし・のきみ)(以下、ミッチー)は、多遅摩(たじま:現在の兵庫県北部)を守るため、神社を創建しようとしていた。
ミッチー「出雲(いずも)の許しも得た。多遅摩の安寧(あんねい)がため、たくさんの神社を建てるぞ!」
するとそこに、黄沼前来日(きぬさき・の・くるひ)(以下、クール)がやって来た。
クール「そげぇなことしとる時かいや? 狂(くるい)の土蜘蛛(つちぐも)は討たんでもええんかいや?」
ミッチー「土蜘蛛とは、元々、山中で暮らしている者たちのことじゃ。己(おのれ)の住処(すみか)に帰った者を、どうこうするつもりはない。」
そんなとき、一人の女人が駆け寄ってきた。
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