JW196 鬼住山鎮撫
【孝霊天皇編】エピソード51 鬼住山鎮撫
第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。
鬼住山(きずみやま)を拠点とする、大牛蟹(おおうしがに)(以下、シガニー)鎮定は、最終局面を迎えようとしていた。
笹の葉が、鬼たちにまとわりつき、身動きが取れない状態となる中、孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊尊(おおやまとねこひこふとに・のみこと)(以下、笹福(ささふく))たちは、総攻撃を仕掛けるのであった。
笹福「皆の衆! 攻めかかれぇぇ!」
一同「おお!」×多数
シガニー「ど・・・どげしたら、ええんだ!?」
鬼たち「ちょっと! お頭(かしら)! 火が! 火が!」×多数
シガニー「どげしただ? 火?」
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