みんなの気候変動SDGsゼミ・ワークショップ

気候変動や持続可能性をみんなでわりと「ガチ」に考え、動き始めるためのゼミ・ワークショップです。since2019 https://www.facebook.com/ourclimatechange.semi/

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最近の記事

#13 なぜ今、地域の「参加力」が必要なのか

この記事は、2020年度札幌市みんなの気候変動SDGsゼミワークショップのふりかえり記事です。 みんなの気候変動SDGsゼミ・ワークショップ www.city.sapporo.jp 札幌市主催「みんなの気候変動SDGsゼミワークショップ」。気候変動対策や持続可能性をどのように実行していくかをみんなで考える場です。 2年目の今年は、新型ウィルス対策のため、すべての回をオンラインで実施。もともと、企業、NPO、学生、専業主婦、自治体職員など多様なメンバーの参加がありましたが、今

    • #12 コミュニティがアクションを起こし続ける力を育む「OST」

      いよいよこのゼミワークショップも最終回になりました。今回のテーマはこうです。 ここに集い、聴き合い、学びあった私たちだから話せる、話したいと思うことはなんだろう。 これまでの道のりをふりかえるこのゼミワークショップは、ウォームアップを含めると計13回行ってきました。新型ウィルス時代のチャレンジとは何か、そもそも持続可能な開発/気候変動とは何か。まちづくり(少子高齢化、人口減少)のメガトレンド。農業・漁業、外来種や野生生物との共生についての複雑な現実。 秋学期SDGsなど

      • #11 社会を変えるアクションの「応援の仕方」を知ろう

        冬学期のテーマは「アクション」。全3回にわたって、「実際にやってみること」を育むことが狙いです。前回は、アクションを生み出しやすくする鍵となる「二本足の自由」と「お呼びかけ分科会」の練習を始めました。 そのやり方は前回の記事にありますのでご覧ください。 今回は、アクションの「応援」がテーマです。 第9回で学んだように、複雑な課題は、多様なセクターの私たちが共にはたらき続けることを必要とします。 ひとり(単一セクター)でできることに限界があり、また、そこには容易な解決策

        • #10 みんなでアクションをはじめる「お呼びかけ分科会」|冬学期スタート

          2021年になってゼミワークショップのあたらしい学期が始まります。 ここから初めて参加される方も多くいらっしゃったことから、まずはこれまでのふりかえりから始めます。 いかがお過ごしでしたかこの1ヶ月で、気候変動やSDGsを意識して、やってみたことをシェアして始めます。 ・スーパーの陳列棚で一番手前にあるものを買うようにしました。赤札のものもできるだけ買いました。 ・漁師さんの話で生産者が困っているとの話を聞き札幌の生産物を買うようになった  ・命を命でない形にしてくれて

        マガジン

        • 開催レポート(2020年度)
          19本
        • アーカイブラジオ版(2020年度)
          1本
        • 開催レポート(2019年度)
          13本
        • みんなの気候変動ゼミ・ワークショップとは?
          2本

        記事

          #09 どうしてクマはまちに来るの?|共に暮らすために知りたい2つのこと

          2019年、2020年に札幌市の住宅街にクマが出没したニュースのことを覚えている方も多いのではないでしょうか。 https://youtu.be/u3Tz71GO2kE 札幌市・佐々木さんのお話 前回の外来種の話に引き続き、「生き物との共生」をしていきます。今回は、クマの話です。札幌市役所でクマ対策を行う佐々木さんにお話を伺いました。 彼女が所属する環境共生担当課では、市民から出没情報があったら、そもそもそれがヒグマなのかという調査を行います。また注意喚起のほか、今回

          #09 どうしてクマはまちに来るの?|共に暮らすために知りたい2つのこと

          #08 人と生き物が共に暮らすということ|外来種から考える

          前回のふりかえり前回は、卵農家さんや漁師さんなどの様子をビデオで見て、「イノチのそばではたらくこと」について皆で考えました。 私たちはスーパーマーケットに並ぶ卵や魚を、つい「商品」として見ますが、それらはもともと命だったもの。 ニワトリの出産シーン、豚や牛肉などが屠殺される様子、漁師が冬の海で命を落とすこともある。そういった生産者=「命を命でないものに変える仕事」によって、私たちの生活は支えられているわけですが、商品棚や自宅のテレビ通販を見るだけでは、なかなか気づきづらい

          #08 人と生き物が共に暮らすということ|外来種から考える

          #07 私たちのイノチの源のそばで働くってどういうこと?②漁業編

          この時期は前回の続きです。 第7回 厚真町の漁師 澤口 研太郎さん編・飼料工場にいた私が漁師になった理由 ・漁師の仕事と、その目からみた環境の変化 ・食品ロスに対して、漁師が持つ感情「すごくもったいない」 ・どんな未来を残したいか こんな問いについて話してみました。 ・動画を見て、自分のハッとしたこと、気持ちがうごいた場面はどこでしたか。なにがあったから、そうなったのでしょうか。ご自身の経験に紐づけて、シェアしてください。 ・これまでの暮らしの中で「すごくもったいない」

          #07 私たちのイノチの源のそばで働くってどういうこと?②漁業編

          #06 私たちのイノチの源のそばで働くってどういうこと?①農業編

          ここまでの復習第五回のゼミで学んだことはこうでした。 ガチで社会を変えたいなら、〇〇を考えよう。 https://note.com/kikohendo/n/n01f3d209584d 〇〇を思い出せますか? そう、「ガチで現実を変えたいなら、仕組みを考えよう」でした。 個人でできる事はどんどん勝手にやればいいですよね。しかし、たとえば「すべての小学校で農業体験」や「サステナブルプロダクトを社会の当たり前にする」というのは、あきらかに、一人では難しい。そこで「仕組みを変える

          #06 私たちのイノチの源のそばで働くってどういうこと?①農業編

          みんなの気候変動SDGsゼミワークショップ第7回までの振り返り

          札幌市主催の「みんなの気候変動SDGsゼミワークショップ」。 絶賛進行中ですが、これまでをストーリーにして振り返ります。 あくまで私(反町きょう)の視点からのまとめであることにご留意ください。ここに記載のあること以外にも様々なことが学ばれています。 まずはウォームアップ第1〜3回はウォームアップでした。多様な私たちが、居心地よくいられるための基礎力づくりです。 そして、4回目から「まちづくり編」がはじまりました。 札幌市の次期総合計画やその背景について学びながら、公

          みんなの気候変動SDGsゼミワークショップ第7回までの振り返り

          #05 超高齢化の幸せな暮らしの土台って、どんなカタチ?|ガチで社会を変えたいなら、〇〇を考えよう。

          前回のふりかえり前回は、「人口減少」をテーマに考えてみました。大量消費・生産・廃棄の経済でいうと、ついなんとなく「ジンコウゲンショウハ、シャカイモンダイ」と、言ってしまいがちな私たちがいるかもしれません。 しかし、よく考えてみると、必ずしも負の側面だけではないことが見えてきました。そのために、前回大切にしたのは、具体的かつ主観的に語ってみること。 人口減少が進むと、どのような人が、どんな顔で、嬉しかったり、嬉しくなかったりするのでしょうか。それが進んだとしても、ずっと大切

          #05 超高齢化の幸せな暮らしの土台って、どんなカタチ?|ガチで社会を変えたいなら、〇〇を考えよう。

          参加者の声でふりかえる「ゼミTV」第3話

          参加者の声で振り返る「札幌市みんなのSDGsTV」。 今回の出演は、Tetsuro Higuchi さんとあべっちさん。「高齢化」やこのゼミを楽しみ方のヒントについて楽しくお話ししました。このゼミの雰囲気や特徴、これから参加する方へのおすすめポイントがお聞きになれます。 ぜひご覧ください。 第2回 第1回■このゼミ・ワークショップについてのお問い合わせ・参加申込 https://www.city.sapporo.jp/kankyo/sdgs/workshop/2020.

          参加者の声でふりかえる「ゼミTV」第3話

          #04 人は減るけど、幸せが増えるまちってどんなまち?

          佐竹さんゼミ誕生!札幌市佐竹さんが科学的な知見や、札幌市役所の取り組みのナゾに答える「佐竹ゼミ」からスタートしました。科学者さんたちが時間をかけて明らかにしてくれたことは、ぜひ知って活かしていきたいですよね。とっくに科学的に明らかにされていることについて、私たちいわゆる一般市民が「う〜ん」と悩んだり、いたずらに悩んだり、恐れたりしませんように。 まちづくりのお話 札幌市まちづくり政策局企画課において、「まちづくり戦略ビジョン(総合計画)(https://www.city.

          #04 人は減るけど、幸せが増えるまちってどんなまち?

          【アーカイブ・ラジオ版】複雑さとはたらくキャパシティビルディング|ゲストは牧原ゆりえさん

          このゼミワークショップの初回の内容に、補足を加えてラジオにしました。 今回の放送は、こんな人にオススメです・決まった答えのない問題をなんとかしたい ・人によって考え方が対立しうる議題をテーブルにあげたい ・シリアスな話し合いをしなくてはならない ・対症療法ではない課題解決のあり方を探りたい 本取組の進行中は不定期で更新します。聞いたよ!もっとこういうのが聞きたいよ!など、ご意見くだされば幸いです。なお、#04は、本編の代表ホストである牧原ゆりえさんに出演いただいております

          【アーカイブ・ラジオ版】複雑さとはたらくキャパシティビルディング|ゲストは牧原ゆりえさん

          #02 SD(持続可能な開発)って、誰のなんのため?

          札幌市みんなの気候変動SDGsゼミ・ワークショップ。第2回目のタイトルは、「SDって誰の、なんのため?」。 まず、皆で心地よく意味ある時間をつくるための過ごし方の確認から始めます。 そして、内容に入っていきます。 今回は、そもそもSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の前提となる「SD」という言葉がどういう願いを持って生まれたのかについて学びました。 SDとは SDGsの「SD」とは、sustainable dev

          #02 SD(持続可能な開発)って、誰のなんのため?

          参加者の声でふりかえる「ゼミTV」がはじまります

          札幌市みんなの気候変動SDGsゼミ・ワークショップ第1回目の振り返りセッションに参加してくださった方の声がショートムービーになりました。 オンラインで、なかなか参加者の声に届かないーのもどかしさも助けてもらえました。 「みんな」でつくる、「みんな」でやるということを、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。 参加者の感想、このゼミの雰囲気や特徴、これから参加する方へのおすすめポイントがお聞きになれます。ぜひご覧ください。 第1回第2回■このゼミ・ワークショップについてのお

          参加者の声でふりかえる「ゼミTV」がはじまります

          札幌市みんなの気候変動SDGsゼミワークショップのアーカイブ【ラジオ版】をはじめます。

          こんにちは、反町恭一郎、きょうちゃんです。 撮影:なおくん@Art of Hosting札幌2019 このゼミ・ワークショップの「ホスト役」ということでやらせてもらっています。プログラムのデザイン、当日の進行、そして、このnoteで取組のアーカイブなどをしております さて、このゼミ・ワークショップなのですが、毎回が内容盛りだくさんでお送りをしているため、 その記録も3000字程度とつい長くなってしまいます。 そのため、今のところこのnoteが届いているのは、「わざわざ

          札幌市みんなの気候変動SDGsゼミワークショップのアーカイブ【ラジオ版】をはじめます。