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一次創作

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140字SSまとめ(一次創作)

140字SSまとめ(一次創作)

「月々の星々」という140字SS小説コンテストに応募していた。

コンテストの存在を知った6月から8月まで。月ごとのお題にそってSSを書いて、1~3席に入るとまんまる〇さんの活版印刷賞状がもらえるものだった。以前にnoteで記事にしてる通り活版が好きなので、ただただ賞状ほしさに、一次創作も140字も経験がないのに書いてみたのだったが、やってみたら意外とおもしろかった。ひと月の投稿上限が15個で毎回

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140字小説まとめ 冬

140字小説まとめ 冬

星々という140小説のコンテストに投稿している。月ごとにお題の字が決まっていて、上限が5作/月。少し溜まったのでまとめた。(2021/11~2022/2)

11月(お題は書)あー小説書くのしんどい。脳内を直接出力する機械があったらいいのに。誰でも一度は思うことがほんとになって、サンタが箱型の機械をくれた。私の頭の中の壮大なSFも下調べが大変な歴史小説も、箱がすらすら書いてくれる。私が書くよりずっ

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140字小説まとめ 春

140字小説まとめ 春

月々の星々という140字小説コンテストに投稿していて、春の時期の分をまとめておく。

3月(お題は「解」)

卒業式の帰り、もうすぐ春ねと彼女が笑った。雪が解ければ春が来て、彼女は都会に進学する。私は地元就職組だ。最近失恋して髪を短く切った彼女の横顔は清々しく美しい。「帰省したら遊んでね」と言う彼女に曖昧に頷く。雪が解ければ春が来て、私もこの町を捨てる。山に埋めた死体が見つかるその前に。

体は打

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140字小説まとめ 夏

140字小説まとめ 夏

星々という140字小説コンテストに毎月応募している。夏の分がたまったのでまとめて載せます。

6月(お題は流)

雲は流れない。雲を生む気象条件が連続して発生しているだけで、同じ雲ではないんです。昨日、お天気お姉さんがそう笑ったので、僕の人生は輪切りになった。昨日の僕と今の僕は偶然似た姿をしてるけど、実は違う人間なんだ。だから平気。盗られた財布も、今の僕のものじゃない。明日から学校に行ける。

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140字小説(秋)

140字小説(秋)

星々という140字小説コンテストに投稿しているけど、10月と11月はメンタルが終わっており書かなかった。9月の分だけ記録しておく。9月のお題は「実」だった。メンタルが終わっているときの「実」、健全な連想ができないな〜という発見があった。いや逆に健全な連想をしてるからそれと比して我が身を振り返り終わるのか……。「人の不幸を祈るようにだけはなりたくないと願ってきたが」ですね。

https://not

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カナさんの夢の街(小説)

カナさんの夢の街(小説)

一次創作小説です。記憶にある限り生まれて初めて書きました。

……ネネコが眠りにつくと、夢の街の街角に佇んでいた。ネネコの街ではない。職場の先輩のカナさんの街だ。品はあるが気取りのない住宅街の、車道を挟んだ向こうにカナさんがいたので、手を振った。カナさんも手を振って、こちらに近づいてくる。ネネコはひとまず挨拶をした。挨拶は社会人の基本だと教わったので。
「おはようございます」
「おはようございます

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140字小説(2023)

140字小説(2023)

星々コンテストというお題をもらって140字小説を書くコンテストに応募している(してないときもある) 2023年のまとめ。六本木の地名の由来は諸説あるらしいです。

2023春(お題は「明」)

家に棲む明治の女学生の幽霊によると、気になる人がいたらハンカチを落として拾わせ、お礼にお茶に誘い、文通に持ち込むらしい。私は令和の高校生だからそんな遠回しな告白はしない。レトロな便箋を買い筆をとり、力強く「

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