休日の朝の公園で出会った珍獣⁉︎
ブラジルの本日(6/8)はCorpus Christiと言って宗教的な祝日です。今年は木曜日の祝日ということもあり、土曜日との間の金曜日もついでに休みで4連休と云う方も多いと思います。
連休と云っても特別なイベントのない我が家(厳密にいうと私たち夫婦)。朝起きると美しい晴天だったので、いつもの公園にウォーキングに出かけることにしました。ここのところのウォーキングのパターンは:
せっかちな夫は、公園まで(アパートから1.5キロほどの道のり)車で行く。
私は周りの景色を楽しみながら徒歩でゆっくりと公園まで行く。
こんな感じになっております。娘がいれば夫にジョインするのですが(←最近とみに運転が楽しくなってきた人ww)、連日の残業で疲れているのか、今朝は同行せず。二日ほど前の残業は、退社時刻が深夜2時半!にもなっていたので、無理もないのかもしれません。
それぞれが心ゆくまで歩いたら、連絡を取り合って出口で落ち合い、ベーカリーでコーヒーをいただいて帰宅します。これと云って合う趣味もない夫婦なので、唯一のコミュニケーションタイムと言ってもいいでしょう。
夫と別々に公園に到着して、いつものように1人で池の周りを歩いていた時、木の幹を伝って下りている奇妙な生き物を目撃しました。茶色い体。長い尻尾。一瞬「巨大ネズミか!」とも思いましたが、そんな訳はありません。冷静になって良く考えてみたら、この子はここで何度か見たことがあったな、と微かな記憶を辿ることになり。
この小動物の正体はオポッサム。
ブラジルではgambá(ガンバー)と呼ばれています。興味深い記事なので、お時間のある方は是非ご一読を。ガンバーの死んだふり、見てみたい!
ガンバーはカピバラ同様、田舎に行けばさほど珍しい動物でもないと思いますが、住宅エリアの公園ではどうなのでしょう?目撃するたびに疑問が湧いてきます。公園外では流石に見たことはないです。
大きさ的にはタヌキとかアライグマレベル?そんなに大きくもないのですが、ちょっと気性が荒いイメージ。園内に大型の罠が仕掛けられているのを見たことがあり、ガンバーが駆除されているのかも、と想像していました。
このガンバーくん、しばらく草の中をガサガサと歩き回っていましたが、遂に散歩中の犬に見つかって吠えられてしまい......。
いつまでも眺めていても仕方がないので、またウォーキングに戻り、次にこの地点に到達した時にはガンバーくんの姿は見えませんでした。
できることならトラブルを起こすことなく園内で暮らせればいいけれど、それはなかなか難しいのかな。捕獲されてどこか田舎でリリースされる方がガンバーくんの幸いなのだろうか(宮沢賢治風に)。そんなことを考えながら続きの何周かを歩いていました。
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昼食時に帰宅すると、若者2人がそれぞれ出かけるところでした。娘はご近所の大学時代の親友と、息子はガールフレンドと。息子は昼食は家で済ませて。ランチは大江千里さんの大江屋まかないメシ#148 melanzane (ナス)のパスタを食べて出て行きました。(アスパラは無しで。)
今晩は夫婦2人でありもので夕食を済ませる予定です。こんな休日もまた佳きかな。