Kikko_yy

南米ブラジル🇧🇷サンパウロ在住、30年。趣味は健康のためにと始めたウォーキングと音楽鑑賞…

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南米ブラジル🇧🇷サンパウロ在住、30年。趣味は健康のためにと始めたウォーキングと音楽鑑賞。 NY在住のジャズピアニスト、大江千里さんのSenri Jazzに癒される毎日です🎶🎹👓 note/アイスム#うちのカレーにて受賞。

マガジン

  • エッセイ

    呟き以外のエッセイをこちらに。

  • 大切な家族との別れ

    2024年6月に急逝した夫の話を少しずつ。

  • 公園でのウォーキング

    ウォーキング中に見た四季折々の風景を写真に収めました。

  • note公式マガジンに入れていただいた記事です。

    note公式マガジンにピックアップされた記事たちです。

  • 大江千里さん

    エッセイ、ライブレポート、大江屋レシピ、曲紹介など。(この写真は2018年、夏のNYセントラルパークにて。)

最近の記事

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大江千里さんの富ジャズライブに行って来ました〜NY旅行記

 私は日本から遠く離れた南半球の国ブラジル、サンパウロ市に住んでいます。海外居住歴24年。特別なことがない限り2年に一回のペースで里帰りを果たして来ました。今年は前回の帰国から丁度2年目。帰国出来る事はこの上なく幸せな反面、「準備が面倒」と言う気持ちも働いて、帰国予定の7月を1ヶ月後に控えても重い腰を上げることが出来ずにいました。  そんなある日、思いがけない朗報が入りました。いつもは6月中旬から月末いっぱいの2週間は中学生の息子の定期試験です。しかし今年はサッカーのW杯の

    • 不穏な日曜日

       今日もいつも通り終日仕事です。平日の疲れもあってか、出掛けに家族とちょっと揉め事。感謝の気持ちを忘れてはいけないと改めて思いました。  ある朝、鳥たちが可愛く囀っていたので動画を撮ってみました。(姿は見えませんが。)全力で鳴いているのはどの鳥なのか分かりません。うっすらと「ほー、ほー」と鳴いているのはこちらではスズメよりもお馴染みの鳥、ツグミ(sabiá サビアー)です。一部の方にはシェア済みですがもう一度。  夫がいたら真っ先に知らせたでしょうが、鳥にはあまり関心がな

      • ホッとする日曜日

         仕事を始めてから、土日や祝日がお休みだという感覚がすっかり無くなりました。職場では閉館日である月曜日と、月に一度の日曜日だけは皆平等に休むことが出来ます。  私の場合は特例ということで、オーナーの方との最初の面接の時に「他の学生さんたちとは違ってあなたはmature(ポルトガル語ではmaduraと言います。彼女は言葉を選んでいますが、要するに年寄りということですね)だから、隔週毎の日曜日に休んで良いということにします。でも周りの子達から『なんであなただけ特別?』と言われて

        • 引っ越ししました

           急なことで準備期間が1ヶ月というドタバタではありましたが、先週の木、金曜日で無事に引っ越しをしました。  1年前はパッキングもお任せの移動でしたが、今回は経費削減で(周りの方々を巻き込みながら)自力で荷造り。ものが多くてなかなか大変でした。自分達だけではどうしようもなかったことでしょう。。手伝ってくださった皆様に心より感謝。  ヘッダー写真は今の住処からの眺めです。アパートの5階からの眺めで見えるはビルばかり。オマケに隣りの敷地はアパート建設中か朝から爆音が響いています

        • 固定された記事

        大江千里さんの富ジャズライブに行って来ました〜NY旅行記

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        • 大切な家族との別れ
          14本
        • エッセイ
          140本
        • 公園でのウォーキング
          48本
        • note公式マガジンに入れていただいた記事です。
          35本
        • 大江千里さん
          48本
        • ビーツに纏わるお話、レシピ。備忘録。
          54本

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          嵐よ無事に過ぎ去って。。

          嵐よ無事に過ぎ去って。。

          やっと来た私の週末

           本日は月曜日。日本の世間一般的にはお盆休みが終わってまたいつもの日常が戻り、気持ちも新たに頑張ろうという日ではなかっただろうか。  私が始めたばかりの仕事は、土日も祝日もない。施設が休館になる月曜日が唯一のお休みなのだ。私は先週の土日に特別に休みを頂いたので、この土日はいつもより長い勤務時間でそのコンペンセーションをする。  そして今日は待ちに待った月曜日。近所ではアパート建設か工事があって、その爆音で小鳥たちの声もかき消されている。静かな普通の週末とは明らかに勝手が違

          やっと来た私の週末

          いつもとは違うブラジルの父の日

           先週もなかなか目まぐるしい1週間でした。アルバイト的な仕事を始めて、4日間の試用期間を無事に終え、火曜日から本格的に仕事に就くことになりました。  学生さんなど若者たちと一緒に日本の文化を紹介、主に日本から輸入されてきた商品を販売する仕事です。言語はポルトガル語ですが、日本語話者の店員も必要なのだとか。なかなか前途多難な滑り出しでした。この先はどうなるでしょうか。不安でなりませんがもうやるしかない、そんな感じです。  仕事は基本的にいわゆる週末の休みはありません。でも今

          いつもとは違うブラジルの父の日

          邂逅と断捨離と。

           色々な情報が右耳から入って左耳から抜けて行くような日々。。ちょっとしたことをしようにも、重い腰がなかなか上がりません。  こんな時でも食べなければならないから、金曜日は朝市の買い出しに行ってきました。その後娘と銀行での用事を済ませることになっていたので、いつもより早く家を出ました。  夫が旅立ってから、渡伯以来ずっと馴染みがあったあの朝市(バナナ屋のおじさんがいる)には行っていません。ここは今住んでいるアパートの前の通りに立つ朝市です。(距離的には彼方よりずっと近いです

          邂逅と断捨離と。

          考え過ぎない日々の有り難さ

          足が向かなくなった公園への道  あの日からもうひと月以上が経ったと云うのに、最近は近所の公園でウォーキングをする機会がめっきり減ってしまいました。公園の行き帰りで、いつも隣に居てくれていたひとのことをやはり思わずにはいられないからです。  公園に行く頻度は減りましたが、地下鉄の2、3駅くらいならなるべく歩くようにしています。いつも通り周りには気をつけて、余計なことは考えずに出来る限り早足で。特に歯科医院、例の県人会(最近またご縁がありました)までの往復の一万歩弱は、まさに

          考え過ぎない日々の有り難さ

          先日noteで公開した日本祭りの記事を、伯国邦字紙のブラジル日報さんの紙面に掲載していただきました。 https://www.brasilnippou.com/2024/240725-41colonia.html こちらでもたくさんの皆様に読んでいただき感謝いたします。ありがとうございました。

          先日noteで公開した日本祭りの記事を、伯国邦字紙のブラジル日報さんの紙面に掲載していただきました。 https://www.brasilnippou.com/2024/240725-41colonia.html こちらでもたくさんの皆様に読んでいただき感謝いたします。ありがとうございました。

          いつもの日本祭りでの新たな経験〜第25回サンパウロ日本祭り〜

           毎年冬のサンパウロの恒例のイベントである、日本祭りが開催されました。(7/10〜12)2年前の様子はこちら  子供たちは例年のように訪れる予定にしていたこのお祭り、正直私は今年はもういいか、と思っていました。一緒に歩く人ももう居なくなってしまったし。。そんな気力もとても湧いてこなかったのです。  でも、石川県人会勤めだった友人から「県人会のスタンドで提供する商品を作るボランティアの数が足りない」と云う話を聞いて、会場に行かずとも県人会での調理でそのお役に立てるのなら、と

          いつもの日本祭りでの新たな経験〜第25回サンパウロ日本祭り〜

          日曜日の昼下がり、子供達のそれぞれの恋人たちも集まってランチを用意してくれました。 買った物もあるけれど、圧力鍋を使いフェジョン(豆)を煮てくれました。 七夕ということで短冊を用意、それぞれが願いを書きました。 私の願いは健康と幸福そして会いたい、あなたに。(自分用の記録です。)

          日曜日の昼下がり、子供達のそれぞれの恋人たちも集まってランチを用意してくれました。 買った物もあるけれど、圧力鍋を使いフェジョン(豆)を煮てくれました。 七夕ということで短冊を用意、それぞれが願いを書きました。 私の願いは健康と幸福そして会いたい、あなたに。(自分用の記録です。)

          それでも日々はめぐる〜悲哀の仕事〜

          あれから10日ほどの日々が流れました。まだまだ終わらない手続きなどあり混乱の最中にいることに変わりはありません。でも、家族それぞれが現実を何とか受け止めて、周りの方々に助けられながら新しい生活に適応しようと必死に努力しているところです。  子供たちが思いのほか気丈でしっかりしていることに、ダメダメな母はとても救われています。あの日から始まった、娘とのリビングでの「合宿生活」も一昨日で終了しました。母の我儘で、娘の安眠を奪い続けるわけにもいきませんものね。。 ***  ブ

          それでも日々はめぐる〜悲哀の仕事〜

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          七日目の追悼のミサ(Missa de sétimo dia)

          七日目の追悼のミサ(Missa de sétimo dia)

          ピンクのイッペーの花が咲く頃〜世界で一番大切な人との哀しい別れ

           街のあちこちにイッペーのピンクのぽんぽんの花を見かける頃、30年連れ添ったあなたとの、哀しい別れを思い出してしまいそうです。  昨日今日と怒涛のような2日間を過ごして、これまでのことが夢であったらいいと何度思ったでしょうか。移動の車窓から眺めた景色もいつもとなんら変わりはないのに、こんなことって。  これから先も、20年、30年と当たり前のようにずっと一緒に居られるのだろうと思っていました。でもあなたはいつもそうであったように、先陣を切って先をスタスタスタ歩いて決して後

          ピンクのイッペーの花が咲く頃〜世界で一番大切な人との哀しい別れ

          皮から手作りの不恰好な餃子〜レシピで作ってみた〜

           最後に餃子を口にしたのはいつだっけ?思い起こそうとしてもそれが出来なかった。  今までの30年間で、サンパウロで餃子をいただくとしたら、私にはこの二択しかなかった。 ⒈東洋人街のスーパーで、焼くだけになっている出来合いの餃子(お好みで中身が牛肉、豚肉、野菜がある)を手に入れて家で焼いて食べる。 2.同じく東洋人街のラーメン屋さんで、サイドメニューとして餃子を頼む。  手作りなんてとんでもない。皮が近所では手に入らないこともあるけれど、具を用意してそれを皮に乗せて一つ

          皮から手作りの不恰好な餃子〜レシピで作ってみた〜