月命日
昨日は夫がこの世を去ってから4回目の月命日でした。潜在意識があったのでしょうか。夫が夢に出て来て言葉を残してくれたのだけれど、私の心配が夢に影響を与えていたように思います。明け方に目覚めた時は切ない気持ちでいっぱいに。大好きだった方達に囲まれて、夫が穏やかに過ごせていますように、ただそれだけを切に願っています。
ヘッダー写真は満月の一日前の月(宵待月)です。こちらのアパートに引っ越して初めて撮影しました。今までそんな心の余裕は全く無かったのです。(今でも心に余裕があるとはとても言えませんが。)
満月を待ち侘びても見られないケースもあることから、この日に撮影していました。そして翌日はやはり薄曇り。撮っておいてよかった♡
夫が亡くなった晩もこんな月が出ていました。一晩中眠れず、キッチンに行った時に窓から降り注いでいたあの月あかり。翌日の霊園からの帰り道には、満月がずっと伴走してくれたっけ。どちらの光景も一生忘れることはないでしょう。
本日はいつものように月曜日の閉館日で仕事は休みです。この土日は終日フルに働いて本当に疲労困憊という感じだったので、貴重な休みです。午前中は先週からの続きで銀行に行って来ました。こちらはなんとか落ち着いてホッとひと安心です。
公園近くの銀行だったので公園に行き、その後で日系のスーパーに寄り、前回買って美味しかったお手頃価格のカレールー、日本米を購入しました。夫と通ったベーカリーのビュッフェでまたランチにしようかとも思いましたが、思い直して今日はアパート近くのベーカリーへ。日本米5キロは流石に重くて、もっと先まではとても行かれなかったのです。
しばしまったりと過ごしました。お客様で来られたご高齢の日系人の男性が、ポケットの現金で支払う時に大事なメモを落としたとか、何らかの理由でレジが合わないとか(それは大変なのか分かります)、お店のご主人が電話で「宿題はちゃんとやれよ」としつこく息子さんに念押ししている姿とか。ネットサーフィンと共に人間ウォッチングをしばし楽しみました。
お店を出る時ふとこんなメッセージを目にしました。
本当にたまたまなのだけれど、今の私の心に深く沁み入るメッセージでした。明日からもみなさんにとってハッピーな日々でありますように。。
Antonio Carlos JobimとVinícius de Moraisの名曲、“Chega de Saudade”(邦題は「想い溢れて」英語では「ノー モア ブルース」)。小野リサさんの歌声で。
Chega de Saudadeを夫に「なんと訳す?」と訊いたことがありました。いつもの公園のウォーキング中に。あの林道で。彼の応えは「懐かしがるのはやめにして」でした。まっすぐでいいね。そしてそれは今の私には到底無理なのよ。。