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クリエイティブ・プロダクションの経営者。 元コピーライター、ディレクター。 お酒とテニ…

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クリエイティブ・プロダクションの経営者。 元コピーライター、ディレクター。 お酒とテニスが好き。 会社経営していますが、とにかく普通の人です。 昔はそれなりに人の目に止まるよう広告のコピーとか書いていましたが、 自分が思っていたよりも圧倒的に普通でした。

マガジン

  • Series:コンペの勝ち方3つの法則

  • 私が出会ったMONSTER

  • 独立・起業したい人へ

    独立や起業を検討している人に向けて、起業4年間の経験から得た知識などをフィードバックします。 起業支援もしています。

最近の記事

Series コンペの勝ち方 Prologue:残念なコンペ参加者

こんにちは。 突然ですが、私は今までに700回以上の競合コンペに参加してきました。 生涯勝率は75%を超えます。 私は元々コピーライターですから、参加するコンペはグラフィックデザインやWeb制作などの提案コンペです。 大きなものだと1億円程度、小さなものだと100万円程度のコンペに参加してきました。 今では、コンペ勝率を上げたい会社などのコンサルや講演などをしています。 これから、「どうやってコンペに勝てばいいのか?」をシリーズで掲載していこうと思います。 まず

    • 番外編:新興宗教との訣別について

      こんにちは。 今日は番外編です。 ●ホバの証●という新興宗教が出てきます。 面白い話ですが、宗教的な話が大嫌いな方は読まないことをオススメします。 勧誘ではありません。寧ろ批判記事です。 嫌な方は読まないことをオススメします。 突然ですが、私が小学校1年生の時、母が新興宗教に入信した。 ●ホバの証●というニューヨーク発の新興宗教だ。 母の父(私の祖父)は元軍人で、シベリアに抑留され肺をヤラれた。 そのためにずっと働くことができず、酸素吸入器を常時接続していた

      • FILE.03 モンスターライアー「24365」♂

        これはフィクションです。 私が20年のビジネスライフの中で出会ったモンスターな人々を書き残していく。 言うまでもなく、これはフィクションだ。 そういうことにしておいてほしい。 3個体目の妖怪はモンスターライアー「24365」♂。 私が24365と出会ったのは、今から8年前。 24365は、290,000歳(下界年齢29歳)だった。 私は大手代理店から、ITベンチャーの役員として転職した。 そこの社長から入社時にこう言われた。 「君と同レベルの優秀な人間がいる

        • FILE.02 絶倫妖怪「オレハマッスグ」♂

          これはフィクションです。 私が20年のビジネスライフの中で出会ったモンスターな人々を書き残していく。 言うまでもなく、これはフィクションだ。 そういうことにしておいてほしい。 オレハマッスグに出会った時、私は28歳、ヤツは310,000歳(下界年齢31歳)だった。 会社の先輩である。 オレハマッスグは、部長と仲が悪かった。 理由は単純である。 両者ともに自称”モテキャラ”だったからだ。 オレハマッスグは既婚者だった。 同い年の嫁さんがいた。 もちろん部長

        Series コンペの勝ち方 Prologue:残念なコンペ参加者

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        • Series:コンペの勝ち方3つの法則
          1本
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          4本
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          FILE1. 妖怪「ナンデワタシダケ」♀

          これはフィクションです。 私が20年のビジネスライフの中で出会ったモンスターな人々を書き残していく。 言うまでもなく、これはフィクションだ。 そういうことにしておいてほしい。 記念すべき1つめの個体は妖怪「ナンデワタシダケ」♀だ。 この個体と出会ったのは今から14年前。 ナンデワタシダケが250,000歳(下界の25歳相当?)の時だ。 ナンデワタシダケは下界で大学に通い、大手生命保険に就職したらしい。 堅実な妖怪だった。 が、営業ノルマに嫌気が差し、速攻で退

          FILE1. 妖怪「ナンデワタシダケ」♀

          起業家きどりの愚か者に出資した件

          ご無沙汰しております。 先週、とんでもないことがあったので、 怒りに任せて冷静に、備忘録として記します。 2年前。創業2年目の弊社に派遣スタッフ候補として面接に来た若者(A)がいました。 なかなか利発そうなAでしたが、 どことなく威圧的というか、プライドが高そうな雰囲気を醸し出していました。 実力的にはまぁ、経験がないのでそんなもんでしょうという感じです。 結局Aを雇うことはありませんでしたが、 それから1年後、若者の仲間(B)が面白いサービスを始めるというこ

          起業家きどりの愚か者に出資した件

          理想と現実の間で。

          こんにちは。 忙しくて、すぐにサボってしまいますが、最近若者と話す機会があったので書きます。 これは一部の若者の主張でしかないですが、 メディアではあたかもメインストリームのように報道されているので、 気を悪くする人もいるかもしれません。 最近、フリーランスだったり起業だったりが若者の間でまるで正義であるかのように流行しています。 それを見たり聞いたりする度に、おじさんたちの間で話すことがあります。 「いい時代が終わったね」 と。 フリーランス、起業。 い

          理想と現実の間で。

          保育園落ちた日本死ね!問題の不都合な真実。

          こんにちは。 今回は起業とは直接的に関係ない話です。 去年、これで流行語になり、政権交代を狙った中年女性議員が不倫問題でやらかしたニュースを見て思い出したので書きます。 突然ですが、みなさんは貧困状態にある人々への税金投入による救済をどう考えますか? こういう話をするとだいたい炎上します。 反対側には反対側の、賛成側には賛成側の主張があり、 それは常に正反対に近いからです。 すこし遠いところから書きます。 会社に入社したり、退職したりするときに、 私は必ず同

          保育園落ちた日本死ね!問題の不都合な真実。

          ふたりの社長 ふたつの会社 ふたつの未来。ベンチャーに行くなら社長の性格を見極めよう。

          こんにちは。 お盆休みで期間が空きました。 言い訳ですが・・・。 今日は私が知っている二人の社長とその会社について書きます。 起業する人に向けたマガジンですが、 ●自分の性格を知り経営戦略を立てるため ●起業前にベンチャーに修行に行く人のため の記事です。 今回の最も大事なポイントは 「将来、自分がどのようにしたいか」 を若いうちに考えておくということです。 私の知り合いに二人の社長がいます。 Aさん 中規模Web制作会社でディレクターをし、 ネッ

          ふたりの社長 ふたつの会社 ふたつの未来。ベンチャーに行くなら社長の性格を見極めよう。

          子育て中に出会ったバッドルッキングレディとグッドルッキングレディの話

           こんにちは。 今日は番外編をw こんな私ですが、現在絶賛子育て中です。 8ヶ月の男の子です。 子育てをしてみて初めて見えることがたくさんあります。 今日はつい最近の出来事を書きます。 刺激的なタイトルですが、すみません。 子育てをしていて、家の中では嫌な思いはほとんどしません。 おむつの中に大量の○んちが発見された時くらいです。 しかし、一歩外に出るととても嫌な思いをします。 先日、会社の旅行でとある島に息子くんを連れて行きました。 旅の途中、いろんな

          子育て中に出会ったバッドルッキングレディとグッドルッキングレディの話

          私が会社を辞めた理由 Part.3

          私が会社を辞めた理由。 いよいよ最後の会社です。 その会社は、私が2回目に退職した会社で働いていた時の取引先。 いわゆるITベンチャーでした。 私は2社目の会社で退職を決意してから、取引先に影響が出ないように、 引き継ぎも含めて諸々連絡をしており、 このITベンチャーの営業担当者にも、 退職を伝えました。 翌日、その営業担当者から連絡があり、 「社長が入社してほしいと言っている」 とのこと。 翌週には社長が来て、面談をしました。 その段階で社長としては

          私が会社を辞めた理由 Part.3

          私が会社を辞めた理由 Part2

             こんにちは。 今日は私の2回目の退職について書きます。 今日もできるだけ面白おかしく書きます。 私は28歳の時に重度のうつ病から転職しました。 最初の会社はそこそこのブラックだったので・・・。 で、2社目はメディアを核に多核展開している代理店の クリエイティブディレクターとして配属されました。 私は、前職でコピーライターとして大きな仕事を してきた経験があり、そのあたりを高く評価されていたようで、 社長のおぼえもよく、入社前から噂の人となっていたよう

          私が会社を辞めた理由 Part2

          私が会社を辞めた時 Part1

           こんにちは。 私は、起業するまでに会社を3回辞めています。 1回目は28歳の時。 2回目は34歳の時。 3回目は39歳の時。 我ながら、それぞれの退職はかなりユニークなケースだと思うので、 3回シリーズで書いていきます。 できるだけユニークに書いていますが、 すべて実話で、気分を悪くされる方もいるかと思いますが、 肩の力を抜いて読んでくれたら嬉しいです。 個人特定されるとまずい内容も含みますので、 若干のフェイクが入りますことをご了承ください。 まず

          私が会社を辞めた時 Part1

          ブラック社員がやってきた話

          こんにちは。 今日は少し力を抜いて、ブラック社員の話をします。 みなさんがもし起業して、社員を雇う未来があるならば、 どこかで必ずブラック社員と出会います。 その時のために参考になればいいなと思います。 ブラック企業がニュースやネットを騒がす今の時代ですが、 ブラック社員は確実に存在しています。 ブラック企業は退職することで難を逃れることができますが、 企業は社員がたとえブラックであっても、簡単に解雇できません。 その上、ブラックな社員ですから、解雇なんてし

          ブラック社員がやってきた話

          起業するときのお金の話

             こんにちは。 今日は、これから起業する人にとって一番大きな課題、お金の話です。 お金も潤沢にあって、顧客もたくさんあってという状況で 起業できる人は少ないでしょう。 でも、今の手持ちがそこまでなくても起業はできます。 今日の要点 ●まずは資金を計算してみよう →資金次第でスタートアップ方法は変わる ●最初の資金計画をしっかりと立てよう →お金がなくなると悲惨です ●利用できる融資などを探そう →リスク軽減できる方法が必ずある  私は、父親が大企

          起業するときのお金の話

          独立起業して、一番最初に失敗したこと

           私は2014年に独立・起業しました。 私の場合、新卒の頃からずっとやってきた業界でそのまま独立・起業したので、ネットワークや人脈はそれほど苦労していません。 今日は、独立・起業してから、速攻で失敗した体験談をご紹介します。 要点は下記です。 ●起業して、それがうまくいきそうだと、いろんな人が寄ってくる  →その中で要注意な人がいて、そういう人ほど気付きにくい ●資金や取引先のトラブルよりも、そういう人との間に発生するストレスが最もきつい  →会社をたたもうかな

          独立起業して、一番最初に失敗したこと