オススメの社寺⑧ 永平寺
永平寺
山号 吉祥山
宗派 曹洞宗 大本山
本尊 釈迦如来、弥勒仏、阿弥陀如来
創建 寛元二年(1244年)
開山 道元禅師
禅宗寺院で、「修行僧 雲水が修行する禅道場」ですから、一般的なお寺に参拝するとのはちょっと違った趣があります。修行僧の日常の修行に欠かすことのできない七堂伽藍を回廊で巡るようになっています。
通用門
山門は特別な意味を持ち、一般の参拝者はもちろん、僧侶も通常はこちらから出入りします。
吉祥閣
各種受付、ご朱印、売店などがあります。
傘松閣
僧堂
仏殿
七堂伽藍の中心に位置し、向かって右に阿弥陀仏、中央には曹洞宗の本尊であるお釈迦様(釈迦牟尼仏)、左に弥勒仏が祀られています。
中雀門
仏殿から見る中雀門(手前)。重なっていますが、奥に見えるのは山門。
回廊
すべての伽藍は回廊で結ばれています。
承陽殿
道元禅師を奉斎する御真廟。
法堂
七堂伽藍の一番奥に位置し、朝課(朝のおつとめ)など各種法要が行われる場所。聖観世音菩薩がお祀りされ、階段の左右には阿吽の猊が鎮座します。
大庫院
食事を司る典座寮などがあるところ。正面には韋駄尊天が祀られています。
山門
一般の参拝者はもちろん、修行僧であっても、永平寺に入山するとき(修行をはじめるとき)と、修行を終えたときしかこの門を通ることはできないそうです。
御朱印
所要時間は約1時間でした。
曹洞宗のYoutube
参拝したからといって、悟りが開かれるものではありませんが、お参りして「深呼吸」したような心地よさがありました。修行は無理ですけど、日常生活で「一呼吸置く」ことは忘れずに実践したいと思います。