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菌活カフェ「菌曜日」7月REPORT

菌活カフェ「菌曜日」とは
ジビエとどぶろくの農家民宿「ねこのひたいの宿 山王ちぐら」で毎月第4金曜日に開催する、糀や発酵に関するワークショップやランチ、カフェなどの定員制イベントです。
「手前味噌」という言葉がありますが、手づくりする塩糀や醤油糀などの発酵調味料はお手軽ながら“自家製”の醍醐味を味わえるのが一番の魅力です。
育てて楽し、使って美味し、からだにも良し!!!なら取り入れないことはありません。
発酵調味料が「お手軽」な最大のポイントは「菌」のちからを借りているから。麹菌のはたらきを上手に活かしてこそ、食べもの本来の深い味わいを引き出せます。
とはいってもいざ実践するとレシピに載っていない素朴なギモンも出てきます。ちょっとしたコツや使い方、美味しいものできたよ報告、お悩み相談、失敗談などざっくばらんに交流できて息抜きにもなる ♪( ´▽`) そんな場にしていきたいです。

第1回REPORT 
7月{菌活ランチの会}鹿肉の糀カレー、水キムチ、甘酒ラッシー

鹿肉の糀カレー、フルーツいっぱいの水キムチは
お子さまでも食べやすい味です

第1回菌活カフェ「菌曜日」は7月24日、27日の2回開催させていただきました。お越しくださったみなさま、ありがとうございます!
当日は鹿肉の糀カレーを卓上でつくり、水キムチや甘酒ラッシーとともに味わっていただきました。
カレーには井原市内で捕獲した鹿のモモ肉を使いました。鹿は春先から新芽や若葉を食べて夏に旬を迎えます。高タンパク低カロリーでなめらかな肉質と赤身の濃い旨味が持ち味です。
にんにく塩糀で一晩漬け込み、野菜とスパイスで炒めて甘酒で煮込みます。
市販のカレールーを使わないグルテンフリーで、糀がもつ酵素のちからによって消化がとても良いのが特徴です。
今回は日を変えて2回開催しましたが、2回目にプチトマトを加えてみたら酸味が足されて鹿肉との相性もよかったです。

韓国料理の定番「水キムチ」は漬け汁で短い時間漬ける乳酸菌たっぷりのキムチです。
発酵スターターとして「リンゴ+米の研ぎ汁+塩+砂糖」、「リンゴ+甘酒+水+塩糀」の2種類で作り分けました。出来上がりは後者の方が和のお漬物っぽくなる、りんごの変色が防げるという結果でした。

リンゴ以外に漬けた具材はパイン、キウイ、トマト、キューリ、パプリカ、クコ、新生姜。夏のビタミンカラーは元気が湧いてきますね。素材や漬ける時間によって味がダイレクトに変わるのも楽しい水キムチ。お汁にも栄養がたっぷり溶け込んで、なんとも言えない甘酸っぱさがからだを潤してくれます。

そしてカレーといえばラッシー! スパイス料理との相性抜群です。
糀甘酒とヨーグルトの天然の甘みと酸味が爽やかな飲み心地を楽しめます。夏バテ予防や疲労回復にもってこいの甘酒です。夏場はヨーグルトや豆乳で割ったり、レモンを搾るととっても飲みやすくなります。

参加されたみなさんは食や料理にとっても関心をお持ちでした。“菌活”を通して楽しい時間や情報を共有し、人や地域のご縁がつながる場でありたいなと改めて実感しました。
お気軽にご参加いただければ嬉しいです!これからもどうぞよろしくお願いします。


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