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ポン先生と日々是授業づくり!

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学習の主体は子どもたち。子らが学ぶことを楽しみ、生涯にわたって学び続けられるような授業を創造しましょう。そのためのヒントとなるような記事をマガジン化しました。いっしょに勉強しまし…
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学ぶ営み

この記事のタイトルの上に示した画像は 私の若かりし日の姿。 実は、あしたは、私の61回目の…

ポン先生
7か月前
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「図解」の自主トレ

私たちは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚によって身の回りの情報をとらえ、それらを統合しなが…

ポン先生
3週間前
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ワザなき教室の打破

先生が求めている「答え」を言えているか? 先生が求めている「答え」を、1対1の問答におい…

ポン先生
3週間前
4

「学び合い」の描き方

先日、市内の中学校に勤務する教職3年目となる先生方が集まり、その代表者が授業者となって皆…

ポン先生
2週間前
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しずかな主体性

山あいにある小さな中学校。 その中学校に、2年目を迎える若い先生が勤務されています。 先…

ポン先生
3週間前
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話したくなる、聞きたくなる

話す力をつける授業は、どうすればよいか。 私の記事「日々、話す稽古」では、指導者としての…

ポン先生
1か月前
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道徳は「問い」4つ。

学級担任をつとめる先生なら、道徳の授業づくりをどのようにすすめればよいか、よりよい道徳の授業にするにはどうすればよいか、を探られていることでしょう。 手元にある読み物教材。えっ、どう使うの‥。1単位時間での完結。慣れない教材研究と「問い」づくり。「考え、議論する」授業とは言うけれど…。そのクラスで一度きり‥。学習としての評価をどうする? 指導者として道徳の授業への向き合い方に、悩みは尽きませんね。 先日も、初任者の先生方がグループごとに道徳の模擬授業に取り組み、授業づくりに

日々、話す稽古!

「話す力」をつけるための国語の授業について、ここまでいろいろとチャレンジしてきました。子…

ポン先生
1か月前
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古文のハードル

中学生になって本格的に学習をスタートさせるのが、古典の学習です。 私の記事『なぜ、古典を…

ポン先生
1か月前
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「種」となる心

やまと歌は、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。 これは、紀貫之の『古今和歌…

ポン先生
1か月前
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生指の機能をもつ授業

タイトルにある「生指」。 「なまゆび」では、ありません。 「生徒指導」のことです。いきなり…

ポン先生
1か月前
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ダダダ、ダーン!

「はっきりしないもの」を、「はっきりさせる」こと。 授業づくりの中で指導者が配慮したい視…

ポン先生
1か月前
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リライトを活かす

向田邦子さんがつづった随筆『字のない葉書』が、令和7年度から使用されるすべての中学校国語…

ポン先生
1か月前
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140字を4文で

私の住む県では、公立高校入試の国語科の試験において、長きにわたって140字の作文が出題されています。グラフや図表が示されたり条件が示されたりする中で、自分の考えを適切に表現する力が試されるのです。 入試問題は、受検生がここまで身につけた力を問うものであるとともに、中学校の指導者が中学校3年間で子らに「つけさせておくべき力」を示しているという側面もあります。よって、国語科の指導者は、140字程度で自分の考えをきちんと書ける子らに育てる必要があるのです。 この記事では、まずは確