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私の仕事-About My Job

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私が書いてきた記事のうち「私の仕事」にまつわる記事をまとめています。
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2024年4月の記事一覧

好きな電話の第一声。

好きな電話の第一声。

「電話」の話がしたい。

26歳のときにいた会社は本社が横浜で、北海道支社と関西支社があった。私は北海道支社の立ち上げに参画したのだけど、毎月1回、出張で横浜本社にいっていた。

北海道支社は人数が5人くらいで、私と同年代はいなかった。代わりにいたのは、36歳の女性上司のパワ原さん(仮名)で、いわゆるマイクロマネジメントをしてくる系の上司。

胃に穴が開くんじゃないかと思うほどに面倒な上司だったが

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ダンプティコーヒーウォーター。

ダンプティコーヒーウォーター。

コーヒーをよく飲むんだけど歯への着色とか気にしない。とにかくコーヒーをよく飲む。休日も飲む。15時くらいまでには飲み終える。優雅なコーヒーブレイクを気取って。

でも、コーヒーはそんなに好きではない。

味はまずいし、空腹のときに何杯も飲むと気持ち悪くなるし、頭が痛くなる。飲みすぎると風邪をひいたときのようなダルさを感じる。

第一、コーヒーにしろお茶にしろ、歴史的に見ればあれは本来、水が不味い国

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相手の名前が思い出せないときに田中角栄になっちゃう人。

相手の名前が思い出せないときに田中角栄になっちゃう人。

稀代の政治家田中角栄はとにかく毎日人に会った。

別に田中角栄だけがたくさんの人に会っていたわけでは当然ないが、とにかく人に会った。

毎日いろんな人に会うわけだから、相手の名前を覚えるのは大変に骨の折れる作業だ。いくら田中角栄が「コンピューター付きブルドーザー」という異名で呼ばれようが、脳の記憶のキャパシティは私たちと同じはず。

あるとき角栄は、久しぶりに会った知り合いに「あ! 田中角栄さん!

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チャレンジ&カバーというサッカーの概念。

チャレンジ&カバーというサッカーの概念。

チャレンジ&カバーという言葉は、日本でサッカーをやっていた方であればだれでも聞いたことがある言葉だと思う。

知らない方のために書くと、この言葉は主にディフェンス時に用いられる。例えばサッカーの試合中、目の前にボールを持ったメッシみたいなドリブル馬鹿がいたとして。

こいつのドリブル突破を阻止するために用いられる概念がチャレンジ&カバーだ。

サッカーでは攻撃時も守備時もとにかく数的優位を作ること

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