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精神科病院へ入院

私の職業はあるのですが、10年以上も患っていると「うつ病も仕事」のような状態です。仲良くしたくなくても「居るので」一緒に連れていくんです。

精神病院について、なんとなくとっつきにくいというふうに思います。
心療内科に10年以上通ってうつ病患者なのになぜか抵抗があるのです。
自分の中での曲がった「思いこみ」ですね。

入院する事が一度あり、入院当初は記憶が曖昧です。

小さくしか動けなくなった自らの意思で「自主入院」しました。
不器用な私らしく自ら体験して、自ら学ぶもの私の人生のようです。

精神病院について理解や知ることが出来る資料をご案内します。
患者でなく、従事者用のマニュアルですが客観的にそういった世界にない方々が精神病院や概略について学びを得る資料のためわかりやすいです。

入院している人が体験する事

※大阪精神医療人権センターの 面会活動の具体的内容(入院する人が体験する事)(厚生労働省ホームページ内へリンク)


入院した私としては、入院前、当日には上記資料にあるように実際不安でしたが、入ってしまえば慣れてくるもので、快適です。
快適に過ごせる工夫も必要になります。

普段、忙しく動き回ったり、無理をして病気を忘れる様な生活をしたり、自分のペースを見失って壊れるほど無理をしたり。誰にも相談できず、おかしなループに入ったり。

そんな時、「レスパイト」的な意味もあります。薬も大切ですが、休息と規則正しい生活の立て直しは何よりも回復への近道です。

精神病院は極端に避けるのでなく、また、特に入院施設の無い病院に通っている以上、ハードルが高く感じるものですが、本格的に治療が必要なほど追い詰められてもなお無理をしそうな時、「これ以上無理」、と思ったら早めに頼った方が予後が良いと個人的には思います。

精神病院の入院により、この病気との付き合い方の方法が増え、頼れる先を味方を得たような気持ちになれました。