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記憶の形をしたなにか
大学2年の春休み、僕の住む京都でのことだ。
高校の同級生の瀬戸さんに木屋町に連行され飲酒に付き合わされた。彼女がバイトして買ったライカの自慢をすれば僕はベンジーのレコードの話をするようなドッジボール的会話をする関係性が楽しくて、アルコールが入れば一層加速して何軒もハシゴした。僕が帰ろうとしてもうるせえと彼女に一蹴されたが、ついに最後の一軒で追い出された。
時間も分からないが少なくとも日付
牧場の朝を3個一気に食べるのは子供のころからの夢であり大人ができる小さな贅沢
男もすなる日記といふものを 女もしてみむとてするなり
というわけでもないが、思うようにやりたいことのできない日々が続き精神が道頓堀川なみに淀みつつある。何かしないではいられない。なのでこうしてnoteなるものを始めてみることにした。
基本的に何か書きたいこと伝えたいこと壮大なる思索の成果あるいは啓蒙哲学人生論の類があるわけでは断じてない。これはおそらくその日その時に思いついたことを適当に書