【神仏霊場】 法隆寺
世界最古の木造建築、日本で最初の世界遺産
枕詞には事欠きません
「法隆寺」
私にとっても思い出深い寺院です。今回で3回目の訪問です。
ご存知のように、聖徳太子が創建に深くかかわっています
聖徳太子の存命中は、仏教を容認するか否かで国を分けるほどの大論争の真っ只中、現に聖徳太子も蘇我氏と協同し、物部氏を打倒し、その暁に四天王寺を建立したりと、いまでこそ日本は仏教国ですが、その仏教の礎に聖徳太子が深く関わったといえるのではないでしょうか?
法隆寺はそんな息吹がふんだんに感じられる寺院だとおもいます。法隆寺はいまでこそ聖徳宗とのことですが、これはあきらかに後世のはなしで、当時は宗派云々ではなく、仏教〇×の両極であったとおもわれます。
本尊の釈迦三尊像にも、私はそんな息吹をかんじます。宗派云々ではなく純粋な信仰心。そもそもどの宗派に属するはずもありません。薬師如来座像は太子の父君の用明天皇、阿弥陀如来座像は母君の穴穂部間人皇后のためにつくられたと伝わるようです。他のどの寺院でもみれない、法隆寺ならではのご本尊です。四天王像が、穏やかなお顔をされているのも印象的でした。
日本最初の仏法官寺は四天王寺
仏教の聖地は法隆寺
聖徳太子へのリスペクトはとどまるところを知りません。
(御朱印は前回訪問のときにいただきました)
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