寄稿/あごうさとし 《きたさんのこと》
きたさんとのはじめての仕事は、2015年、きたさんが企画した「Dance Fanfare Kyoto」のプログラム「SYMPOSION(演出:多田淳之介)」に出演者として参加したこと。
私自身は、この機会に貴重な出会いを得て、その後にも大きな影響を頂いた。きたさんに、なぜこのような取り組みをしているのか、と問うと、「ダンサーの意識を変えたい」という短い言葉が返ってきた。創作者には様々なタイプがある。きたさんは、自らの創造環境のみならず、その背景となっている土壌についても早くか