ぐるぐる悩む理由「苦しみ=痛み×抵抗」
こんにちは。ひすとりです。
ここ数週間はメンタルが不安定な様子だったのですが、今の自分にぴったりな本を読んだことにより、自分へのまなざしが少し変化したことに気がつきました。
その本は、『無(最高の状態)』鈴木裕さん著です。
本当は概要をまとめつつ、どんなところが良かったのかをnoteにしたかったのですが、なかなか言葉が整理できません。
おそらくまだ自分の中で消化しきれていないのだと思います。
だから今日はこれを読んでどんなことを考えたのかということだけをつらつら書いていきます。抽象的表現多めです。
▶︎自己否定からくる虚無感とか不安感の悩みは
ここ最近のnoteで頻繁に書いていましたが、自己否定癖とか将来の不安感とか過去への執着とか、何もしたくない虚無感とかに悩んでいます。
その悩みについての考え方を今回の読書で得られたような気がしました。
何か出来事に直面した時にそれに対しての感情を消すことはできない。
問題はその感情を抱いた後の脳内処理なのだとか。
起きたことに対して感じた心の痛みを「一の矢」だとした時に、それについてさらに別の物語(過去の記憶とか「だから自分はこうなんだ」みたいな論理)を持ち出して苦しむことは「ニの矢」である。
この「ニの矢」をうたないようにするイメージ。
打たないことは急には難しいから、自分で「ニの矢」をうっていることに気づくことから始める。そんなイメージを持つことが重要みたいです。
なんだかすごく抽象的だと思うのですが、自分にとってはすごく腑におちる表現でした。
▶︎苦しみ=痛み×抵抗
こんな方程式も出てきました。さっきの「二の矢」の別表現だと思います。
初めて感じる痛みに対して、みなかったことにするために「引きこもる」とか「逆上して怒り狂う」とか「無能感を払拭すべく自分を酷使する」とかそういうことを抵抗と呼んでいました。
抵抗するのではなく、痛みに対して「降伏」する必要があるのだとか。
これもすごく抽象的ですが、実際に認知行動療法などで用いられるワークシートが掲載されていました。自分が問題だと感じていること、そしてそれに対する感情について整理しながら、ただ悶々と苦しむのではない「降伏」の手法で問題をさばいていく。そんなメソッドでした。
このワークは数週間から効果を発揮する様なのでなかなか難しそうです。
でもわたしの今を少しずつ打開するチャンスだと思って取り組んでみることにしました。
同じような悩みがあるすべての方に一読をおすすめしたいと思います。
仏教・キリスト教など宗教的な知見も交えていて概念的な点も多かったので、ハウツー本とかメソッド本の羅列感に疲れた人にはいいかもしれません。
ここまで記事を読んでくださった方、ありがとうございました😊
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< 自己紹介 「7つの習慣と教師とわたし」>
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