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#小説
#2 はてしない旅だから見つけたもの|読書ノート
ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』(岩波書店,1982)ーーーーーーーーーーーーー
主人公の少年バスチアンの見た目は醜悪、中身もグズグズで自信が一切ない。家庭では母が亡くなり父は抜け殻な崩壊状態。ある日、いじめられっ子たちのいる学校に行くことができず、ある古本屋に逃げ込む。そこで偶然見つける『はてしない物語』という本を読みふけるうちに、本の世界に入り込み、大冒険に出る。
本の世界「ファンタジー
#1生徒から初めて借りた小説 |読書ノート
過去の読書ノート書き起こし第一弾。最初は自分にとって思い出深い生徒との交流の記憶から選択しました。
(この読書ノートマガジンについての説明は、以下の記事からどうぞ!)
湯本香樹実『夏の庭ーThe Friends』(新潮文庫,1994)
町外れに一人で暮らす老人と小学生の僕ら3人の物語。僕らは「人が死ぬ瞬間」を観察するために、老人を監視し始める。
やがて3人と老人との間には友情が芽生えて、そし