「継続は力なり」の解釈の仕方
今回は、「継続」について書きたいと思います。皆さんは、「継続は力なり」という言葉だと思います。「継続は力なり」の意味は、「何事も継続すれば成功につながる」です。今は、結果が見えなくても、努力が報われなくても、「継続」していれば、いつか大成できることを意味しています。そして、「継続は力なり」にはもう1つの意味があることは、ご存じでしょうか?「継続は力なり」には、「諦めずに取り組むこと自身が能力の1つである」という意味もあります。私は、後者の方が本当の「継続は力なり」の意味だと思っています。
自分の夢や希望を叶えるためには、継続は不可欠です。一瞬で叶う夢は、夢とは言えないと思います。しかし、自分の夢や希望は、いつ叶うかは不透明であり、人はその不安に襲われます。そして、不安が希望を上回ったとき、夢や希望を諦めてしまいます。夢や希望を叶えるために、継続するためには、不安に打ち勝つための力が必要です。だからこそ、後者こそ本当の「継続は力なり」の意味だと考えています。
私は、塾講師として、継続は非常に大事にしていることです。学力も大事ですが、学習が継続できない子どもは、力があっても、思うように成績が伸びません。逆に、始めは成績が振るわなくても、継続できる子どもは、最終的には成績は良くなります。だから、生徒にはまず継続の重要性を教えますが、継続出来る生徒もいれば、出来ない生徒もいます。だから力なのです。
私は、継続は筋トレと同じだと考えてます。継続力は、習慣化させることです。習慣化させるためには、やると決めたことを意識的(有意識)に行い、意識的(有意識)が無意識に変われば、習慣化されたことになります。無意識になるまでは、意識的(有意識)でも、やると決めたことが出来た自分を褒めてあげる必要があります。そして、前にも書きましたが、普段と違う違和感を楽しむことです。そうすれば、継続力を身に付けることが出来ると思います。
誰にも夢や希望、思いはあると思います。自分の人生をよりよいものにするために継続力をつけましょう。継続力は勝手に身につくものではなく、自分で身につけるものだと思います。