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key_エンジニア
2021年8月29日 15:05
ここまで、「自由落下」「水平投射」「斜方投射」を勉強しました。それらの計算では、「空気抵抗」を無視しました。今回は、「空気抵抗がはたらく中での落下」について説明します。皆さんも日常生活で、以下のようなことを感じたことがあると思います。「新聞紙のような表面積の大きいものは、ゆっくりと落下する」「卓球のピン球のような軽いボールも、ゆっくりと落下する」それが、「空気抵抗」の影響で
2021年8月22日 22:13
今回は「斜方投射」についての勉強です。「水平投射」は、「物体を水平方向に投げ出す」ことでした。一方、「斜方投射」とは、「物体を斜め上に投げ出す」ことです。「水平投射」と「斜方投射」の考え方は全く同じです。「空気抵抗」は無視できるものとします。「ベクトル」の授業で記載したように、①初速をX成分とY成分のベクトルに分解②X成分を計算③Y成分を計算④X成分とY成分のベクトルを合
2021年8月15日 18:50
それでは、「水平投射」の理解を深めるために、数値を入れて計算してみましょう。前回の投降で、「水平投射」の概念を勉強しました。その時、導き出された式が以下になります。それでは実践です。高い建物の屋上から、水平にボールを投射します。その時の初速は20m/sです。ボールがどの様な軌道を描くのか計算します。また、空気抵抗は無視できるものとします。最後にボールの位置を図示します
2021年8月13日 18:26
今回の授業は、「水平投射」です。高校物理の「水平投射」の問題は、「空気抵抗を考慮しない」ことが前提条件です。前回の授業でも記載しましたが、「空気抵抗」を考慮すると、極端に計算が難しくなるからです。それでは、「水平投射」について考えていきましょう。「水平投射」とは、「物体を水平方向に投げ出す」ということです。「距離の長いキャッチボール(50m程度)」を想像してください。ボール
2021年8月9日 17:54
今回の授業は「自由落下」です。なぜ、地球上の「物体」は落下するのでしょう。それは、「物体」に「重力」が働いているからです。そして、「重力のベクトル」は,常に「下向き(地球の中心方向)」を向いています。「自由落下」とは、「物体が『地球🌏の重力のみ』をうけて落下すること」です。「『重力以外のいかなる影響も受けない』ので『自由』だ」と思って下さい。そして、落下している「物
2021年8月1日 14:53
今回の授業は、「絶対速度」と「相対速度」です。これらは、高校物理の初期で学びます。「浅く考える」と容易に理解できます。しかし、「深く考える」と段々ドロ沼にハマります。非常に興味深い内容です。例えば、あなたがF1レース会場のスタンドに座っているとしましょう。その目の前を車が走っています。止まっているあなたから見た車の速度が「絶対速度」です。この車が速度が300km/hだった場合、