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安心できる空間を作る


ベッドの下に
段ボールに眠っていた本たちを収納し、本を読むスペースを設けた。

暗くて、オレンジの光だけ。

今まで、私の好きな空間は、トイレだった。
でもそれは、共有スペース。
トイレのカレンダーにある、隠れミッキーを探すのが好きだった。

でも今は、その隠れミッキーのカレンダーがない。

自分の部屋も、落ち着ける空間となるように心掛けてはいるけど、
なんだか心が落ち着かないときがある。
それはたぶん、広さ。
もっと狭くて、暗くて良い。


もっと自分は、陰湿で傲慢で、根暗だ。
それが許される空間。


ありがたいことに、私のベッドは少し、高めの物を購入してある。
その下に設けた本のスペース。
そして、セリアで購入した小さな電球。
とても落ち着く。
家族に、その場所にいることを変な人と呼ばれるけども、
そんなことどうでもいい。

私は、今、私に必要な心を落ち着ける場所が必要なのだ。

そして、それを作れるのは、自分だけ。
自分の声に
耳を傾けて、どうしたいのか、どうすれば落ち着けるのかを考える。
私を甘やかせれるのは私だけ。
この場所で、私を責める人は誰もいない。

だからこそ、部屋中に自分の好きを部屋にちりばめる。

最近よく周りに思うことは、好きに生きてほしい。
みんな、自分の人生を、好きに生きてほしい。

生きていようが、死を選択しようが、
生きていることが難しかろうが、
抗うのも自分。
身をゆだねるのも自分。

そこに必要なのは、自分で決めたかどうか。

自分で、決めることでさらに、自分のための空間を作ることができるんだよ。
安心できる空間を作ることができるのは、自分だけだよ。
自分でその場所にいるかどうか、自分で決めていいんだよ。

もっと自分本位に生きてほしい。


でも、それで傷ついたことがあるなら、躊躇しちゃうよね。
それが、あなたの優しさだ。
私の優しさだ。

その優しさ大事にしていこ。

私は、片頭痛があるので、明るい電気が苦手。
明順応、暗順応が苦手。
そんな私も人間らしくてかわいい。

私が、少なくとも人間らしく落ち着ける自分の場所を
安心できる私の場所を大切にする。

自分のこと、大切にして。
誰かのことそっと思うみたいに。

たしかなこと/小田和正

ゆっくりで大丈夫だよ。
ゆっくりやっていこうね。

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