「人に迷惑をかけたくない」と思うなら『本当にやりたいこと』を追求しよう!
「人に迷惑をかけたくない」「人から嫌われたくない」と思う人は少なくないでしょう。そういった人たちに対して、僕は「『本当にやりたいこと』を追求しよう!」と提案する。
日常生活で僕自身も『本当にやりたいこと』に取り組むよう心掛けている。さらに、多くの自己啓発本でも『本当にやりたいこと』に取り組む重要性が強調されてる。
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多くの人が、好きなことをするために「人の目を気にしない」「協調性に囚われない」「常識に縛られない」と考え、実践しようとしているが、日本の文化や価値観が障壁になり、うまくいかないケースが多い。
考えてみれば、日本文化が重視する「人に迷惑をかけない」「人の目を気にする」「嫌われたくない」「協調性が大事」といった価値観は、実は自分が精神的に満たされていないと実践しにくいもの。不満が多いと、これらの価値観は義務からくるものになってしまい、真に心から行っているわけではなくなる。その結果、裏と表が生まれやすくなる。
それでは、もし本当にこれらの価値観を大切にしたいのであればどうすればいいのか。それは、『本当にやりたいこと』を追求し、その流れで「人の目は気にしない」「協調性に囚われない」「常識に縛られない」といった自由な考え方で行動するのが重要になる。なぜなら、その人の心が満たされていれば、その人の行動が他人から見て「冷たい」と思われがちでも、実際には誰かが困ったときに助けることができるでからだ。それは、心に余裕があるからできるのだ。
その人が、一見、一匹狼タイプに見えるときでも、必要なときにはしっかりと協調することができる。さらに、人が嫌がることをしないため、本当の意味での協調性になる。これも、心が満たされていることで心に余裕が生まれるからできるのだ。人が嫌がることをしないというのが、真の協調性と言えるだろう。
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日本人が最も気にしてしまうことは、「他人に迷惑をかけてはいけない」ということではないか。他人に迷惑をかけないためには、どう生活をしていくか?これが根底にあるのではないか。
「他人に迷惑をかけてはいけない」という考え方が、なぜ存在するのか? 一面には他人への思いやりがあるからだろう。しかし、別の観点から見ると、「他人に迷惑をかけたら嫌われるかもしれない」という心理も強い影響を持っていると言える。
日本人の多くは「誰とでも仲良くしなければならない」と感じているため、他人から嫌われたくないと思う。
この感情は、「他人に迷惑をかけたら協調性がないと思われる」という考え方にもつながる。協調性がないと見られると他人との関係がうまくいかず、結局は嫌われるリスクが高まると感じる人も多い。
「協調性は大切」という価値観は、長い間広く受け入れられている。もちろん、協調性があれば他人を不快にさせなくて済むという面もあり、このような思いやりの側面も確かに重要ではあるが。
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話を戻す。
僕がこの記事で伝えたかったメッセージは、『本当にやりたいこと』に全力で取り組むことが、実は「他人に迷惑をかけない」や「協調性を持つ」最良の手段であるということだ。自分自身が充実した心と精神状態を持つことで、他人との良好な関係が自然と築かれる。協調性の背後には「他人を思いやる心」が基盤として存在し、それは自分が内心満たされている場合に自然と生まれるものだ。このように見ていくと、『本当にやりたいこと』を追求することが、他人と調和するためだけでなく、自分自身の成長にも繋がる重要なステップであると言えるだろう。
ー 追記 ー
この記事をテーマにして、ラップのリリックを書きました。