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#読書感想文 No.50

(≧▽≦)…とうとう50回目を迎えました!!

おめでとう!私(*'▽')☆

今回はこちらの本を読んだ感想…というか、読んで感じたコト・考えたコトを書いていこうと思います。

北野唯我さんの書籍は「天才を殺す凡人」以来となります。

…そういえば、かなり前に記事にしていたので、引っ張り出してきました(笑)。

…過去記事は、恥ずかしい(*ノωノ)w。

むしろ、読まずに先に進んで下さいっm(__)m。

…ということで、最後までお付き合いいただけると幸いです。

女性・悩む・マーケティング・ラップトップ

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今、読んでよかった。

本は出会いである」と考えてはいますが、数年前から、慌てて読書習慣を始めた私にとって、「あー、もう少し早く読んでいればよかった(-"-)」と思う機会がよくあります。

いつだって学びは経験の後に訪れる…と、割り切っていますが、今回は、なかなかナイスなタイミングで出会えたな、と思いました。

私は4月で、現在の職場を離れます。

その後は、当てのない航路を、自ら切り開く旅とすることを決めています。

決意」はあっても、果たして、それが「覚悟」なのか…?

迫り来る期日に、心の中では時折、水面に落ちる雫のように、「不安感」が波紋を広げることがあります。

そのような心の状態を、本書は大きく揺り動かし、やがて、揺るぎない凪の時間へと、誘ってくれました。

多くの気づきと、非常にロジカルで明瞭な内容に、思わず食い入るように読み込んで一気読みしました。

イラスト・キャリア・階段・上昇・シルエット

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本書をめくると、すぐに現れる一文があります。

転職に必要なのは「情報」でも「スキル」でもなく、「判断軸」である。

…この「判断軸」とは何であるのか?

そして、なぜ、その「判断軸」でなければならないのか?

北野さんの著書は、ビジネス書と呼ばれるジャンルでは珍しい、ストーリー形式で物語が進んでいきます。

この手法により、ただ情報が与えられるのではなく、主人公を通して、読者が疑問に思うことを反映させてくれるので、肚に落ちる感覚を心地よく感じることができます。

さらに、書き言葉ではなく、話し言葉だからこそ気づかされる、圧倒的な説得力

タイトルの通り、転職者が読むべき本ではありますが、社会人として働く全ての人に、ぜひ読んでもらいたいと感じました。

コンフォートゾーン・鉢から逃げる金魚

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転職のタイミングはいつ?

誰もが、おそらく一度は「このまま、今の会社にいてもいいのかな…」と考えたことがあると思うのですが、そのタイミングで転職をする人・しない人、また、その選択が功を奏する人、失敗だと落胆する人…。その違いは何なのでしょうか?

一般的には、個人の性質自己理解の程度、あるいは転職先の職業理解の深さなど、さまざまな理由が挙げられると思うのですが、本書では「自分のマーケットバリューで判断する」ことを「判断軸」としています。

マーケットバリュー」とは、日本語に置き換えれば「市場価値」です。

今すぐ転職したい!」と考えたとして、そのまま退職届を出すことで、要するに、今の「マーケットバリュー」で勝負できるだけの価値が、自分にはあるのか?

はたまた、何らかの形で、数ヶ月でも退職を伸ばす間に、自身の「マーケットバリュー」を高める期間を作り、転職の成功率を上げるのか…?

このような場合の打ち手を決める「思考法=判断軸」があれば、何もせずに無駄な時間が過ぎるのを防ぐことができると思います。

男性・ビジネス・スマートフォン・高層ビル

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先が見えない一人の男性…

本書は、主人公の男性が雑誌の記事の内容を自身に投影するシーンから始まります。

30歳になり、専門性はなく、誇れる経歴もないけれども、今の会社で働き続けるコトに疑問を感じ始めている…そんなときに、のちの主人公の人生大きく変える転機がやってくるのです。

はじめは周りの状況に翻弄され続ける主人公ですが、やがて、自らの意志で道を進めていくようになる…、そんなお話です。

…いきなり私事で恐縮ですが、転職というのは「35歳の壁」という不文律が存在すると言われています。

35歳を過ぎると、突如として転職リスクは跳ね上がります

私も、昨年の今頃、異業種転職を希望して活動をしていましたが、トータルで100社ほどから不採用の通達をいただきました(笑)。

これには、単純に落ちた、という理由以外もあるのですが、転職が叶わなかったのは事実です( ̄▽ ̄;)。

もっとも、そのおかげで進むべき道が自分ではっきりと分かったのですが…。

ビジネスマン・ネクタイ

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私は、会社という安全地帯に隠れようとしていました。

ですが、そこは百戦錬磨の採用担当の方々の眼力に、あっさり看破されました。

多くの企業様での面接は、もうセミナーに近い状態で(笑)、非常に丁寧にビジネスの展開法からマーケティングスキル、戦略と戦術、心構えなどを教示していただきました。

おかげさまで、「決意」と「覚悟」の境地に至るのですが、そこはまた、改めていつかそのうち…。

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ということで、個人的な話をしてしまいましたが、本書はロジカルな思考で「転職」にフォーカスをあて、ストーリーを展開していますが、ビジネスの基礎的な考え方から、ロジカルシンキングの応用的なものまで、幅広い知見が得られる内容となっていると思います。

転職を考えている方は勿論のこと、自分のビジネススキルを見つめ直したい方も、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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